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保健体育
https://w3id.org/jp-cos/LowerSecondaryDeptSNES-Intellectual/2017/保健体育
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保健体育
詳細情報
学習指導要領(一部改正情報)
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
学習指導要領掲載順
18
障害分類
知的
学校種別
特別支援学校中学部
教科名
Health and Physical Education
ほけんたいいく
保健体育
英語表記出典
特別支援学校小学部・中学部教育要領(仮訳)(平成29年3月)
学習指導要領コード3桁目
G
学習指導要領コード3桁目に対応するFコード
UG
教科コード
8AG
F教科コード
A8UAUG
Type
教科等
被参照情報
'関係がある'としての参照元:
保健体育
'教科がある'としての参照元:
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
'教科等'としての参照元:
〔保健体育〕
1 目標 体育や保健の見方・考え方を働かせ,課題を見付け,その解決に向けた学習過程を通して,心と体を一体として捉え,生涯にわたって心身の健康を保持増進し,豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 各種の運動の特性に応じた技能等及び自分の生活における健康・安全について理解するとともに,基本的な技能を身に付けるようにする。
(2) 各種の運動や健康・安全についての自分の課題を見付け,その解決に向けて自ら思考し判断するとともに,他者に伝える力を養う。
(3) 生涯にわたって運動に親しむことや健康の保持増進と体力の向上を目指し,明るく豊かな生活を営む態度を養う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
ア 各種の運動の楽しさや喜びに触れ,その特性に応じた行い方及び体の発育・発達やけがの防止,病気の予防などの仕方が分かり,基本的な動きや技能を身に付けるようにする。
イ 各種の運動や健康な生活における自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝える力を養う。
ウ 各種の運動に進んで取り組み,きまりや簡単なスポーツのルールなどを守り,友達と協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をする態度を養う。また,健康・安全の大切さに気付き,自己の健康の保持増進に進んで取り組む態度を養う。
(2) 内容
A 体つくり運動 体つくり運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 体ほぐしの運動や体の動きを高める運動を通して,体を動かす楽しさや心地よさに触れるとともに,その行い方が分かり,友達と関わったり, 動きを持続する能力などを高めたりすること。
イ 体ほぐしの運動や体の動きを高める運動についての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 体ほぐしの運動や体の動きを高める運動に進んで取り組み,きまりを守り,友達と協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
B 器械運動 器械運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 器械・器具を使った運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方が分かり,基本的な動きや技を身に付けること。
イ 器械・器具を使った運動についての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 器械・器具を使った運動に進んで取り組み,きまりを守り,友達と協力したり,場や器械・器具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
C 陸上運動 陸上運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 陸上運動の楽しさや喜びに触れ,その行い方が分かり,基本的な動きや技能を身に付けること。
イ 陸上運動についての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 陸上運動に進んで取り組み,きまりを守り,友達と協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
D 水泳運動 水泳運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 初歩的な泳ぎの楽しさや喜びに触れ,その行い方が分かり,基本的な動きや技能を身に付けること。
イ 初歩的な泳ぎについての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 初歩的な泳ぎに進んで取り組み,きまりなどを守り,友達と協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
E 球技 球技について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 球技の楽しさや喜びに触れ,その行い方が分かり,基本的な動きや技能を身に付け,簡易化されたゲームを行うこと。
イ 球技についての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 球技に進んで取り組み,きまりや簡単なルールを守り,友達と協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
F 武道 武道について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 武道の楽しさを感じ,その行い方や伝統的な考え方が分かり,基本動作や基本となる技を用いて,簡易な攻防を展開すること。
イ 武道についての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 武道に進んで取り組み,きまりや伝統的な行動の仕方を守り,友達と協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
G ダ ン ス ダンスについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア ダンスの楽しさや喜びに触れ,その行い方が分かり,基本的な動きや技能を身に付け,表現したり踊ったりすること。
イ ダンスについての自分の課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ ダンスに進んで取り組み,友達の動きを認め協力したり,場や用具の安全に留意したりし,最後まで楽しく運動をすること。
H 保健 健康・安全に関する事項について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 体の発育・発達やけがの防止,病気の予防などの仕方が分かり,基本的な知識及び技能を身に付けること。
イ 自分の健康・安全についての課題を見付け,その解決のための活動を考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
○2段階
(1) 目標
ア 各種の運動の楽しさや喜びを味わい,その特性に応じた行い方及び体の発育・発達やけがの防止,病気の予防などの仕方について理解し,基本的な技能を身に付けるようにする。
イ 各種の運動や健康な生活における自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝える力を養う。
ウ 各種の運動に積極的に取り組み,きまりや簡単なスポーツのルールなどを守り,友達と助け合ったり,場や用具の安全に留意したりし,自己の最善を尽くして運動をする態度を養う。また,健康・安全の大切さに気付き, 自己の健康の保持増進と回復に進んで取り組む態度を養う。
(2) 内容
A 体つくり運動 体つくり運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 体ほぐしの運動や体の動きを高める運動を通して,体を動かす楽しさや心地よさを味わうとともに,その行い方を理解し,友達と関わったり, 動きを持続する能力などを高めたりすること。
イ 体ほぐしの運動や体の動きを高める運動についての自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 体ほぐしの運動や体の動きを高める運動に積極的に取り組み,きまりを守り,友達と助け合ったり,場や用具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
B 器械運動 器械運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 器械運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解し,基本的な技を身に付けること。
イ 器械運動についての自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 器械運動に積極的に取り組み,きまりを守り,友達と助け合ったり, 場や器械・器具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
C 陸上運動 陸上運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 陸上運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解し,基本的な技能を身に付けること。
イ 陸上運動についての自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 陸上運動に積極的に取り組み,きまりを守り,友達と助け合ったり, 場や用具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
D 水泳運動 水泳運動について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 水泳運動の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解し,基本的な技能を身に付けること。
イ 水泳運動についての自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 水泳運動に積極的に取り組み,きまりなどを守り,友達と助け合ったり,場や用具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
E 球技 球技について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 球技の楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解し,基本的な技能を身に付け,簡易化されたゲームを行うこと。
イ 球技についての自分やチームの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 球技に積極的に取り組み,きまりや簡単なルールを守り,友達と助け合ったり,場や用具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
F 武道 武道について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 武道の楽しさや喜びに触れ,その行い方や伝統的な考え方を理解し, 基本動作や基本となる技を用いて,簡易な攻防を展開すること。
イ 武道についての自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ 武道に積極的に取り組み,きまりや伝統的な行動の仕方を守り,友達と助け合ったり,場や用具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
G ダ ン ス ダンスについて,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア ダンスの楽しさや喜びを味わい,その行い方を理解し,基本的な技能を身に付け,表現したり踊ったりすること。
イ ダンスについての自分やグループの課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
ウ ダンスに積極的に取り組み,友達のよさを認め助け合ったり,場や用具の安全に留意したりし,自己の力を発揮して運動をすること。
H 保健 健康・安全に関する事項について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 体の発育・発達やけがの防止,病気の予防などの仕方について理解し, 基本的な技能を身に付けること。
イ 自分やグループの健康・安全についての課題を見付け,その解決のために友達と考えたり,工夫したりしたことを他者に伝えること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 各段階の内容のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,体育や保健の見方・考え方を働かせ,運動や健康についての自他の課題を見付け,個々の生徒の障害の状態等に応じて,その解決のための活動の充実を図...
イ 「A体つくり運動」及び「H保健」については,3学年間にわたって取り扱うこと。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 学校や地域の実態を考慮するとともに,個々の生徒の障害の状態等,運動の経験及び技能の程度などに応じた指導や生徒自らが運動の課題の解決を目指す活動を行えるよう工夫すること。
イ 運動を苦手と感じている生徒や,運動に意欲的に取り組まない生徒への指導を工夫すること。
ウ 「A体つくり運動」から「Gダンス」までと「H保健」との関連を図る指導を工夫すること。
エ 「E球技」については,個の能力だけでなく,より集団を意識したゲームを取り扱うものとすること。
オ 「F武道」については,武道場や用具の確保が難しい場合は指導方法を工夫して行うとともに,安全面に十分留意すること。
カ 自然との関わりの深い雪遊び,氷上遊び,スキー,スケート,水辺活動などの指導については,生徒の障害の状態等,学校や地域の実態等に応じて積極的に行うようにすること。
キ オリンピック・パラリンピックなどとも関連させ,フェアなプレイを大切にするなど,生徒の発達の段階に応じて,運動やスポーツの大切さや必要性等に触れるようにするとともに,運動やスポーツを「すること」,「知ること」,「見ること」,「応援すること」などの多様な関わり方について取り扱うよう...