生物活用

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/農業/生物活用

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
85
学校種別
高等学校
科目名
Utilization of Plants/Animals for Health Promotion
せいぶつかつよう
生物活用
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
T
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
UT
科目コード
84PT
F科目コード
A8A4UPUT
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
農業
'分野・科目・分類'としての参照元:
第29 生物活用
1 目標 農業の見方・考え方を働かせ,実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して,園芸作物や社会動物の活用に必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 生物活用について体系的・系統的に理解するとともに,関連する技術を身に付けるようにする。
(2) 生物活用に関する課題を発見し,農業や農業関連産業に携わる者として合理的かつ創造的に解決する力を養う。
(3) 生物活用について生物の特性を活用し生活の質の向上につながるよう自ら学び,農業の振興や社会貢献に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。
2 内容 1に示す資質・能力を身に付けることができるよう,次の〔指導項目〕を指導する。
〔指導項目〕
(1) 「生物活用」とプロジェクト学習
ア 生物活用に関するプロジェクト学習の意義
イ プロジェクト学習の進め方
(2) 生物活用の意義と役割
ア 園芸作物,社会動物と健康的な暮らし
イ 生物を活用した活動と療法
ウ 緑のある環境・園芸の特性と効用
エ 社会動物の特性と効用
(3) 園芸作物の栽培と活用
ア 草花・野菜・ハーブの栽培と活用
イ 園芸デザインとその活用
ウ 園芸作物の安全性
(4) 社会動物の飼育と活用
ア 社会動物の飼育としつけ
イ 社会動物の活用
ウ 社会動物の安全性と衛生管理
(5) 生物を活用した療法
ア 園芸療法
イ 動物介在療法
(6) 生物活用の実践
ア 対象者の理解と交流の技法
イ 交流活動と評価
ウ 療法的な活動
3 内容の取扱い
(1) 内容を取り扱う際には,次の事項に配慮するものとする。
ア 生物の特性を活用することで,生活の質の向上につながることを事例を通して理解できるよう留意して指導すること。また,プロジェクト学習では見学や実験・実習を通して,科学的かつ創造的に学習を進め,生物活用に関する実践力が身に付くようにすること。なお,地域の実態や学科の特色等に応じて,適...
イ 〔指導項目〕の(1)については,科目学習の導入として扱うこと。また,(6)については,(1)を踏まえ,(2)から(5)までと並行して,又はそれらを学習した後に扱うこと。
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 〔指導項目〕の(1)については,農業科に属する他の科目と関連付けながら科目全体で科学的かつ創造的に学習を進めるように扱うこと。
イ 〔指導項目〕の(2)については,園芸作物や社会動物が人の健康にもたらす心理的・身体的・社会的特性及び専門家が療法として行う行為と一般の人々が健康増進などを目的として行う活動の違いを扱うこと。
ウ 〔指導項目〕の(3)については,教育や健康などに関する効用に着目した園芸作物の栽培や園芸デザインの活動を中心に扱い,それを活用した交流活動の準備や活動の支援,植物の安全性についても扱うこと。
エ 〔指導項目〕の(4)については,教育や健康などに関する効用に着目した社会動物との交流とそのための飼育やしつけを中心に扱うこと。その際,社会動物を活用した交流活動の準備や活動の支援も扱うこと。また,ストレスや疾病の軽減など社会動物の快適性に配慮した飼養管理についても扱うこと。
オ 〔指導項目〕の(5)については,園芸療法,動物介在療法の基礎的な内容を扱うこと。
カ 〔指導項目〕の(6)については,生物活用に関する実践的な活動を行うこと。また,交流対象者の発達段階や特性,ライフステージ,健康状態の理解及び交流対象者を想定した試行,交流中の対象者の観察,交流に必要な技術と交流活動の評価についても扱うこと。