数学C

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/数学/数学C

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
20
学校種別
高等学校
科目名
Mathematics C
すうがくC
数学C
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
6
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A6
科目コード
8456
F科目コード
A8A4A5A6
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
数学
'分野・科目・分類'としての参照元:
第6 数学C
1 目標 数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) ベクトル,平面上の曲線と複素数平面についての基本的な概念や原理・法則を体系的に理解するとともに,数学的な表現の工夫について認識を深め,事象を数学化したり,数学的に解釈したり,数学的に表現・処理したりする技能を身に付けるようにする。
(2) 大きさと向きをもった量に着目し,演算法則やその図形的な意味を考察する力,図形や図形の構造に着目し,それらの性質を統合的・発展的に考察する力,数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表現する力を養う。
(3) 数学のよさを認識し数学を活用しようとする態度,粘り強く柔軟に考え数学的論拠に基づいて判断しようとする態度,問題解決の過程を振り返って考察を深めたり,評価・改善したりしようとする態度や創造性の基礎を養う。
2 内容
(1) ベクトル ベクトルについて,数学的活動を通して,その有用性を認識するとともに,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
(ア) 平面上のベクトルの意味,相等,和,差,実数倍,位置ベクトル,ベクトルの成分表示について理解すること。
(イ) ベクトルの内積及びその基本的な性質について理解すること。
(ウ) 座標及びベクトルの考えが平面から空間に拡張できることを理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 実数などの演算の法則と関連付けて,ベクトルの演算法則を考察すること。
(イ) ベクトルやその内積の基本的な性質などを用いて,平面図形や空間図形の性質を見いだしたり,多面的に考察したりすること。
(ウ) 数量や図形及びそれらの関係に着目し,日常の事象や社会の事象などを数学的に捉え,ベクトルやその内積の考えを問題解決に活用すること。
(2) 平面上の曲線と複素数平面 平面上の曲線と複素数平面について,数学的活動を通して,その有用性を認識するとともに,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
(ア) 放物線,楕(だ)円,双曲線が二次式で表されること及びそれらの二次曲線の基本的な性質について理解すること。
(イ) 曲線の媒介変数表示について理解すること。
(ウ) 極座標の意味及び曲線が極方程式で表されることについて理解すること。
(エ) 複素数平面と複素数の極形式,複素数の実数倍,和,差,積及び商の図形的な意味を理解すること。
(オ) ド・モアブルの定理について理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 放物線,楕(だ)円,双曲線を相互に関連付けて捉え,考察すること。
(イ) 複素数平面における図形の移動などと関連付けて,複素数の演算や累乗根などの意味を考察すること。
(ウ) 日常の事象や社会の事象などを数学的に捉え,コンピュータなどの情報機器を用いて曲線を表すなどして,媒介変数や極座標及び複素数平面の考えを問題解決に活用したり,解決の過程を振り返って事象の数学的な特徴や他の事象との関係を考察したりすること。
[用語・記号]
焦点
準線
(3) 数学的な表現の工夫 数学的な表現の工夫について,数学的活動を通して,その有用性を認識するとともに,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
(ア) 日常の事象や社会の事象などを,図,表,統計グラフなどを用いて工夫して表現することの意義を理解すること。
(イ) 日常の事象や社会の事象などを,離散グラフや行列を用いて工夫して表現することの意義を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 図,表,統計グラフ,離散グラフ及び行列などを用いて,日常の事象や社会の事象などを数学的に表現し,考察すること。
3 内容の取扱い
(1) この科目は,内容の(1)から(3)までの中から適宜選択させるものとする。
(2) 内容の(3)の指導に当たっては,数学的活動を一層重視し,生徒の関心や多様な考えを生かした学習が行われるよう配慮するものとする。