生物

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/理科/生物

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
27
学校種別
高等学校
科目名
Advanced Biology
せいぶつ
生物
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
7
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A7
科目コード
8467
F科目コード
A8A4A6A7
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
理科
'分野・科目・分類'としての参照元:
第7 生 物
1 目標 生物や生物現象に関わり,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどを通して,生物や生物現象を科学的に探究するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 生物学の基本的な概念や原理・法則の理解を深め,科学的に探究するために必要な観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
(2) 観察,実験などを行い,科学的に探究する力を養う。
(3) 生物や生物現象に主体的に関わり,科学的に探究しようとする態度と,生命を尊重し,自然環境の保全に寄与する態度を養う。
2 内容
(1) 生物の進化 生物の進化についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 生物の進化について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などの技能を身に付けること。
(ア) 生命の起源と細胞の進化
㋐ 生命の起源と細胞の進化 生命の起源と細胞の進化に関する資料に基づいて,生命の起源に関する考えを理解するとともに,細胞の進化を地球環境の変化と関連付けて理解すること。
(イ) 遺伝子の変化と進化の仕組み
㋐ 遺伝子の変化 遺伝子の変化に関する資料に基づいて,突然変異と生物の形質の変化との関係を見いだして理解すること。
㋑ 遺伝子の組合せの変化 交配実験の結果などの資料に基づいて,遺伝子の組合せが変化することを見いだして理解すること。
㋒ 進化の仕組み 進化の仕組みに関する観察,実験などを行い,遺伝子頻度が変化する要因を見いだして理解すること。
(ウ) 生物の系統と進化
㋐ 生物の系統と進化 生物の遺伝情報に関する資料に基づいて,生物の系統と塩基配列やアミノ酸配列との関係を見いだして理解すること。
㋑ 人類の系統と進化 霊長類に関する資料に基づいて,人類の系統と進化を形態的特徴などと関連付けて理解すること。
イ 生物の進化について,観察,実験などを通して探究し,生物の進化についての特徴を見いだして表現すること。
(2) 生命現象と物質 生命現象と物質についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 生命現象と物質について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などの技能を身に付けること。
(ア) 細胞と分子
㋐ 生体物質と細胞 生体物質と細胞に関する資料に基づいて,細胞を構成する物質を細胞の機能と関連付けて理解すること。
㋑ 生命現象とタンパク質 生命現象とタンパク質に関する観察,実験などを行い,タンパク質の機能を生命現象と関連付けて理解すること。
(イ) 代謝
㋐ 呼吸 呼吸に関する資料に基づいて,呼吸をエネルギーの流れと関連付けて理解すること。
㋑ 光合成 光合成に関する資料に基づいて,光合成をエネルギーの流れと関連付けて理解すること。
イ 生命現象と物質について,観察,実験などを通して探究し,生命現象と物質についての特徴を見いだして表現すること。
(3) 遺伝情報の発現と発生 遺伝情報の発現と発生についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 遺伝情報の発現と発生について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 遺伝情報とその発現
㋐ 遺伝情報とその発現 DNAの複製に関する資料に基づいて,DNAの複製の仕組みを理解すること。また,遺伝子発現に関する資料に基づいて,遺伝子の発現の仕組みを理解すること。
(イ) 発生と遺伝子発現
㋐ 遺伝子の発現調節 遺伝子の発現調節に関する資料に基づいて,遺伝子の発現が調節されていることを見いだして理解すること。また,転写の調節をそれに関わるタンパク質と関連付けて理解すること。
㋑ 発生と遺伝子発現 発生に関わる遺伝子の発現に関する資料に基づいて,発生の過程における分化を遺伝子発現の調節と関連付けて理解すること。
(ウ) 遺伝子を扱う技術
㋐ 遺伝子を扱う技術 遺伝子を扱う技術について,その原理と有用性を理解すること。
イ 遺伝情報の発現と発生について,観察,実験などを通して探究し,遺伝子発現の調節の特徴を見いだして表現すること。
(4) 生物の環境応答 生物の環境応答についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 生物の環境応答について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などの技能を身に付けること。
(ア) 動物の反応と行動
㋐ 刺激の受容と反応 刺激の受容と反応に関する資料に基づいて,外界の刺激を受容し神経系を介して反応する仕組みを,関与する細胞の特性と関連付けて理解すること。
㋑ 動物の行動 動物の行動に関する資料に基づいて,行動を神経系の働きと関連付けて理解すること。
(イ) 植物の環境応答
㋐ 植物の環境応答 植物の環境応答に関する観察,実験などを行い,植物の成長や反応に植物ホルモンが関わることを見いだして理解すること。
イ 生物の環境応答について,観察,実験などを通して探究し,環境変化に対する生物の応答の特徴を見いだして表現すること。
(5) 生態と環境 生態と環境についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 生態と環境について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 個体群と生物群集
㋐ 個体群 個体群内の相互作用に関する観察,実験などを行い,個体群が維持される仕組みや個体間の関係性を見いだして理解すること。
㋑ 生物群集 個体群間の相互作用に関する資料に基づいて,生物群集が維持される仕組みや個体群間の関係性を見いだして理解すること。
(イ) 生態系
㋐ 生態系の物質生産と物質循環 生態系の物質生産と物質循環に関する資料に基づいて,生態系における物質生産及びエネルギーの移動と生態系での物質循環とを関連付けて理解すること。
㋑ 生態系と人間生活 生態系と人間生活に関する資料に基づいて,人間生活が生態系に及ぼす影響を見いだして理解すること。
イ 生態と環境について,観察,実験などを通して探究し,生態系における,生物間の関係性及び生物と環境との関係性を見いだして表現すること。
3 内容の取扱い
(1) 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)から(5)までについては,「生物基礎」との関連を考慮し,それぞれのアに示す知識及び技能とイに示す思考力,判断力,表現力等とを相互に関連させながら,この科目の学習を通して,科学的に探究するために必要な資質・能力の育成を目指すこと。
イ この科目で育成を目指す資質・能力を育むため,「生物基礎」の3の(1)のイと同様に取り扱うとともに,この科目の学習を通して,探究の全ての過程を経験できるようにすること。
ウ 内容の(1)については,この科目の導入として位置付け,以後の学習においても,進化の視点を意識させるよう展開すること。
エ この科目で扱う用語については,用語の意味を単純に数多く理解させることに指導の重点を置くのではなく,主要な概念を理解させるための指導において重要となる500語程度から600語程度までの重要用語を中心に,その用語に関わる概念を,思考力を発揮しながら理解させるよう指導すること。なお,...
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)のアの(ア)の㋐については,化学進化及び細胞内共生を扱うこと。 (イ)の㋑については,連鎖と組換えを扱うこと。また,性染色体にも触れること。㋒については,種分化の過程も扱うこと。 (ウ)の㋐については,3ドメインを扱うこと。また,高次の分類群として界や門にも触れるこ...
イ 内容の(2)については,生命現象を分子レベルで捉えるために必要な最小限の化学の知識にも触れること。
ウ 内容の(2)のアの(ア)の㋐については,生体膜を扱うこと。また,核酸や細胞骨格にも触れること。㋑については,タンパク質が生命現象を支えていることを2,3の例を挙げて扱うこと。また,酵素については,その働きとタンパク質の立体構造との関係を扱うこと。 (イ)の㋐については,ATP合...
エ 内容の(3)のアの(ア)の㋐の「DNAの複製の仕組み」については,DNAポリメラーゼに触れること。「遺伝子の発現の仕組み」については,転写及び翻訳を扱い,RNAポリメラーゼとリボソームに触れること。また,スプライシングにも触れること。 (イ)の㋐については,原核生物と真核生物に...
オ 内容の(4)のアの(ア)の㋐については,受容器として眼(め)を,効果器として筋肉を扱うこと。また,刺激の受容から反応までの流れを扱うこと。その際,神経系に関連して記憶にも触れること。 (イ)の㋐については,被子植物を扱うこと。「植物の成長」については,配偶子形成,受精,胚(はい...
カ 内容の(5)のアの(ア)の㋐については,個体群内の相互作用として種内競争と社会性を扱うこと。㋑については,個体群間の相互作用として種間競争と相利共生を扱うこと。また,多様な種が共存する仕組みを扱うこと。 (イ)の㋐の「物質生産」については,年間生産量を生産者の現存量と関連付けて...