森林科学

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/農業/森林科学

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
75
学校種別
高等学校
科目名
Forest Science
しんりんかがく
森林科学
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
J
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
UJ
科目コード
84PJ
F科目コード
A8A4UPUJ
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
農業
'分野・科目・分類'としての参照元:
第19 森林科学
1 目標 農業の見方・考え方を働かせ,実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して,森林の構造や機能並びに保全技術などを科学的に捉えるために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 森林科学について体系的・系統的に理解するとともに,関連する技術を身に付けるようにする。
(2) 森林科学に関する課題を発見し,農業や農業関連産業に携わる者として合理的かつ創造的に解決する力を養う。
(3) 森林を科学的に捉えるよう自ら学び,農業の振興や社会貢献に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。
2 内容 1に示す資質・能力を身に付けることができるよう,次の〔指導項目〕を指導する。
〔指導項目〕
(1) 「森林科学」とプロジェクト学習
ア 森林科学に関するプロジェクト学習の意義
イ プロジェクト学習の進め方
(2) 森林と樹木
ア 森林の特性
イ 樹木の特性
ウ 林木の立地環境
(3) 森林生態系の構造と多面的機能
ア 森林生態系の構造
イ 森林植生遷移と森林の発達段階
ウ 森林の構造と多面的機能との関係
(4) 森林の機能と目標林型
ア 森林の機能と生態系サービス
イ 目標林型
ウ ゾーニング
(5) 森林の施業技術や管理技術
ア 全体技術と個別技術
イ 生産林の施業技術
ウ 環境林の管理技術
(6) 木材の収穫
ア 作業システム
イ 林道,作業道
ウ 伐採,造材,集材
エ 労働安全
(7) 森林の育成と活用の実践
3 内容の取扱い
(1) 内容を取り扱う際には,次の事項に配慮するものとする。
ア 森林生態系の構造と多面的機能,目標林型,森林の施業技術や管理技術の仕組みを理解できるよう留意して指導すること。また,プロジェクト学習では観察や実験・実習を通して,科学的かつ創造的に学習を進め,森林科学に関する実践力が身に付くようにすること。なお,地域林業の実態や学科の特色等に応...
イ 〔指導項目〕の(1)については,科目学習の導入として扱うこと。また,(7)については,(1)を踏まえ,(2)から(6)までと並行して,又はそれらを学習した後に扱うこと。
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 〔指導項目〕の(1)については,農業科に属する他の科目と関連付けながら科目全体で科学的かつ創造的に学習を進めるように扱うこと。
イ 〔指導項目〕の(2)については,様々な森林のタイプ分けについてその意義を扱うこと。
ウ 〔指導項目〕の(3)については,森林生態系について図などを活用してわかりやすく丁寧に扱うこと。
エ 〔指導項目〕の(4)については,森林の機能と生態系サービスとの関係,目標林型,生態系サービスと目標林型との関係などを扱うこと。
オ 〔指導項目〕の(5)については,個別技術の意義や意味,技術の関連性と全体像,生産林に対して人間が関与する意義,環境林の空間利用を含めた取扱いなどを扱うこと。
カ 〔指導項目〕の(6)については,集材方法を考えた伐採,路網の設計,機材を使用する際の安全性などを扱うこと。
キ 〔指導項目〕の(7)については,森林の育成と活用に関する実践的な活動を行うこと。