水循環

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/農業/水循環

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
80
学校種別
高等学校
科目名
Earth's Water Circulation
みずじゅんかん
水循環
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
O
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
UO
科目コード
84PO
F科目コード
A8A4UPUO
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
農業
'分野・科目・分類'としての参照元:
第24 水循環
1 目標 農業の見方・考え方を働かせ,実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して,循環する水を有効に活用するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 水循環について体系的・系統的に理解するとともに,関連する技術を身に付けるようにする。
(2) 水循環に関する課題を発見し,農業や農業関連産業に携わる者として合理的かつ創造的に解決する力を養う。
(3) 水循環について環境保全や農業の持続的な発展へつながるよう自ら学び,農業の振興や社会貢献に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。
2 内容 1に示す資質・能力を身に付けることができるよう,次の〔指導項目〕を指導する。
〔指導項目〕
(1) 「水循環」とプロジェクト学習
ア 水循環に関するプロジェクト学習の意義
イ プロジェクト学習の進め方
(2) 水と地球環境
ア 水と大気
イ 水文循環
ウ 水と森林・河川・農地
エ 水と生態系
(3) 水と生活環境
ア 水と人間の歴史
イ 資源としての水
ウ 水の有効利用と水質保全
(4) 水と農林業
ア 水と農地の土壌
イ 水と農業生物の栽培
ウ 水と森林の土壌
(5) 農業水利
ア 利水と治水
イ かんがいと排水
ウ 水利施設
エ 農業用水の多面的機能
(6) 水資源の保全と活用の実践
3 内容の取扱い
(1) 内容を取り扱う際には,次の事項に配慮するものとする。
ア 水循環と環境や生物との関わり,水資源の確保など水を総合的に理解できるよう留意して指導すること。また,プロジェクト学習では見学や実験・実習を通して,科学的かつ創造的に学習を進め,農業の持続的な発展と国土保全・環境創造に水を有効かつ継続的に利用する実践力が身に付くようにすること。な...
イ 〔指導項目〕の(1)については,科目学習の導入として扱うこと。また,(6)については,(1)を踏まえ,(2)から(5)までと並行して,又はそれらを学習した後に扱うこと。
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 〔指導項目〕の(1)については,農業科に属する他の科目と関連付けながら科目全体で科学的かつ創造的に学習を進めるように扱うこと。
イ 〔指導項目〕の(2)については,地球全体と流域における森林・河川・農地それぞれの水循環の視点で捉えた大気や水,生物のあり方とそれぞれの相互関係及び環境について基礎的な内容を扱うこと。
ウ 〔指導項目〕の(3)については,水の制御と技術の発達,水と農業形態や農業技術の発達,地球規模での水資源の種類や分布,農業用水や工業用水,生活用水や環境用水の機能や相互の関係,水の量的な不足や質的な変化について基礎的な内容を扱うこと。
エ 〔指導項目〕の(4)については,水の動きに伴う肥料や農薬の動きと環境との関わり,農地と森林の水源涵(かん)養機能及び環境保全への寄与について扱うこと。
オ 〔指導項目〕の(5)については,用排水機場や水門など主な水利施設の計画・施工・維持管理について基礎的な内容を扱うこと。なお,アについては,利水や治水に関連付けながら,水害や干ばつによる被害とそれらの対策についても扱うこと。
カ 〔指導項目〕の(6)については,水資源の保全と活用に関する実践的な活動を行うこと。