疾病の成り立ちと予防

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondaryDeptSNES-Visual/2019/保健理療/疾病の成り立ちと予防

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
特別支援学校高等部学習指導要領 2019年2月 告示
学習指導要領掲載順
3
障害分類
視覚
学校種別
特別支援学校高等部
科目名
Origins and Prevention Of Disease
しっぺいのなりたちとよぼう
疾病の成り立ちと予防
学習指導要領コード4桁目
3
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A3
科目コード
8De3
F科目コード
A8UDLeA3
Type
科目等

被参照情報

'関係がある'としての参照元:
疾病の成り立ちと予防
'科目がある'としての参照元:
特別支援学校高等部学習指導要領 2019年2月 告示
保健理療
'分野・科目・分類'としての参照元:
〔疾病の成り立ちと予防〕
1 目標 保健理療の見方・考え方を働かせ,疾病の成り立ちと予防に関する実践的・体験的な学習活動を通して,施術を行うために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 施術を行うために必要な疾病の成り立ちと予防について体系的・系統的に理解するようにする。
(2) 疾病の成り立ちと予防に関する課題を発見し,あん摩マッサージ指圧師としての職業倫理を踏まえて合理的かつ創造的に解決する力を養う。
(3) 疾病の成り立ちと予防について,地域や社会を支えるあん摩マッサージ指圧師を目指して自ら学び,適切かつ合理的な施術に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。
2 内容 1に示す資質・能力を身に付けることができるよう,次の〔指導項目〕を指導する。
〔指導項目〕
(1) 衛生学・公衆衛生学の概要
ア 衛生学・公衆衛生学の意義
イ 衛生学・公衆衛生学の歴史
(2) 健康の保持増進と生活
ア 健康の概念
イ 生活習慣と健康
ウ ストレスと健康
(3) 生活習慣病
ア 生活習慣病の概念
イ 生活習慣病の発生要因
ウ 生活習慣病の予防対策
(4) 生活環境と公害
ア 環境と健康
イ 地域の環境衛生
ウ 公害
(5) 感染症
ア 感染症の概念
イ 感染症の発生要因
ウ 感染症の予防対策
(6) 消毒
ア 消毒法の一般
イ 消毒の種類と方法
ウ 消毒法の応用
(7) 疫学と衛生統計
ア 疫学の基礎
イ 衛生統計の基礎
ウ 主な衛生統計
(8) 産業衛生,精神衛生及び母子衛生
ア 産業衛生
イ 精神衛生
ウ 母子衛生
(9) 疾病の一般
ア 疾病の概念
イ 疾病の分類
ウ 疾病と症状
エ 疾病の経過,予後及び転帰
(10) 疾病の原因
ア 病因の意義
イ 病因の分類
ウ 加齢と老化
(11) 各病変の大要
ア 循環障害
イ 退行性病変
ウ 進行性病変
エ 炎症
オ 腫瘍
カ 免疫の異常とアレルギー
3 内容の取扱い
(1) 内容を取り扱う際には,次の事項に配慮するものとする。
ア 〔指導項目〕の(6) については,「保健理療基礎実習」及び「保健理療臨床実習」との関連を図りながら,実践的に取り扱うこと。
イ 〔指導項目〕の(9) から(11) までについては,疾患や愁訴に対する病態機序の理解と,施術の適応の判断に関する基礎的な能力が身に付くよう指導すること。
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 〔指導項目〕の(2)については,特に生活習慣病と関連付けて取り扱うこと。ウについては,産業衛生と関連付けて取り扱うこと。
イ 〔指導項目〕の(5) については,最新の情報に配慮しながら,代表的な疾患を取り上げ,発生因子の回避に重点を置いて取り扱うこと。ウについては,免疫学についても取り扱うこと。
ウ 〔指導項目〕の(7) のウについては,保健理療業務と関係の深い統計等について取り扱うこと。
エ 〔指導項目〕の(9) については,半健康状態及び東洋医学の未病の概念を取り入れながら指導すること。