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https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/保健体育/保健
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Details
Course Of Study Revision
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Listing order of the course of study
31
Type of School
Upper Secondary School
Subject Name
Health
ほけん
保健
Source for the English name
Name for the source
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
Reference to a curriculum guideline
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
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https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
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Type
Referrence for English name
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4th Digit Code of Course of Study Item
2
Fcode Correspond to 4th Digit Code of Course of Study Item
A2
Code of Subject
84G2
Fcode of Subject
A8A4UGA2
Type
Subject
Referred resources
Referred to as 'has a subject' from:
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Health and Physical Education
Referred to as 'Subject' from:
第2 保 健
1 目標 保健の見方・考え方を働かせ,合理的,計画的な解決に向けた学習過程を通して,生涯を通じて人々が自らの健康や環境を適切に管理し,改善していくための資質・能力を次のとおり育成する。
(1) 個人及び社会生活における健康・安全について理解を深めるとともに,技能を身に付けるようにする。
(2) 健康についての自他や社会の課題を発見し,合理的,計画的な解決に向けて思考し判断するとともに,目的や状況に応じて他者に伝える力を養う。
(3) 生涯を通じて自他の健康の保持増進やそれを支える環境づくりを目指し,明るく豊かで活力ある生活を営む態度を養う。
2 内容
(1) 現代社会と健康について,自他や社会の課題を発見し,その解決を目指した活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 現代社会と健康について理解を深めること。
(ア) 健康の考え方 国民の健康課題や健康の考え方は,国民の健康水準の向上や疾病構造の変化に伴って変わってきていること。また,健康は,様々な要因の影響を受けながら,主体と環境の相互作用の下に成り立っていること。 健康の保持増進には,ヘルスプロモーションの考え方を踏まえた個人の適切な...
(イ) 現代の感染症とその予防 感染症の発生や流行には,時代や地域によって違いがみられること。その予防には,個人の取組及び社会的な対策を行う必要があること。
(ウ) 生活習慣病などの予防と回復 健康の保持増進と生活習慣病などの予防と回復には,運動,食事,休養及び睡眠の調和のとれた生活の実践や疾病の早期発見,及び社会的な対策が必要であること。
(エ) 喫煙,飲酒,薬物乱用と健康 喫煙と飲酒は,生活習慣病などの要因になること。また,薬物乱用は,心身の健康や社会に深刻な影響を与えることから行ってはならないこと。それらの対策には,個人や社会環境への対策が必要であること。
(オ) 精神疾患の予防と回復 精神疾患の予防と回復には,運動,食事,休養及び睡眠の調和のとれた生活を実践するとともに,心身の不調に気付くことが重要であること。また,疾病の早期発見及び社会的な対策が必要であること。
イ 現代社会と健康について,課題を発見し,健康や安全に関する原則や概念に着目して解決の方法を思考し判断するとともに,それらを表現すること。
(2) 安全な社会生活について,自他や社会の課題を発見し,その解決を目指した活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 安全な社会生活について理解を深めるとともに,応急手当を適切にすること。
(ア) 安全な社会づくり 安全な社会づくりには,環境の整備とそれに応じた個人の取組が必要であること。また,交通事故を防止するには,車両の特性の理解,安全な運転や歩行など適切な行動,自他の生命を尊重する態度,交通環境の整備が関わること。交通事故には補償をはじめとした責任が生じること。...
(イ) 応急手当 適切な応急手当は,傷害や疾病の悪化を軽減できること。応急手当には,正しい手順や方法があること。また,応急手当は,傷害や疾病によって身体が時間の経過とともに損なわれていく場合があることから,速やかに行う必要があること。 心肺蘇(そ)生法などの応急手当を適切に行うこと...
イ 安全な社会生活について,安全に関する原則や概念に着目して危険の予測やその回避の方法を考え,それらを表現すること。
(3) 生涯を通じる健康について,自他や社会の課題を発見し,その解決を目指した活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 生涯を通じる健康について理解を深めること。
(ア) 生涯の各段階における健康 生涯を通じる健康の保持増進や回復には,生涯の各段階の健康課題に応じた自己の健康管理及び環境づくりが関わっていること。
(イ) 労働と健康 労働災害の防止には,労働環境の変化に起因する傷害や職業病などを踏まえた適切な健康管理及び安全管理をする必要があること。
イ 生涯を通じる健康に関する情報から課題を発見し,健康に関する原則や概念に着目して解決の方法を思考し判断するとともに,それらを表現すること。
(4) 健康を支える環境づくりについて,自他や社会の課題を発見し,その解決を目指した活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 健康を支える環境づくりについて理解を深めること。
(ア) 環境と健康 人間の生活や産業活動は,自然環境を汚染し健康に影響を及ぼすことがあること。それらを防ぐには,汚染の防止及び改善の対策をとる必要があること。また,環境衛生活動は,学校や地域の環境を健康に適したものとするよう基準が設定され,それに基づき行われていること。
(イ) 食品と健康 食品の安全性を確保することは健康を保持増進する上で重要であること。また,食品衛生活動は,食品の安全性を確保するよう基準が設定され,それに基づき行われていること。
(ウ) 保健・医療制度及び地域の保健・医療機関 生涯を通じて健康を保持増進するには,保健・医療制度や地域の保健所,保健センター,医療機関などを適切に活用することが必要であること。 また,医薬品は,有効性や安全性が審査されており,販売には制限があること。疾病からの回復や悪化の防止には...
(エ) 様々な保健活動や社会的対策 我が国や世界では,健康課題に対応して様々な保健活動や社会的対策などが行われていること。
(オ) 健康に関する環境づくりと社会参加 自他の健康を保持増進するには,ヘルスプロモーションの考え方を生かした健康に関する環境づくりが重要であり,それに積極的に参加していくことが必要であること。また,それらを実現するには,適切な健康情報の活用が有効であること。
イ 健康を支える環境づくりに関する情報から課題を発見し,健康に関する原則や概念に着目して解決の方法を思考し判断するとともに,それらを表現すること。
3 内容の取扱い
(1) 内容の(1)のアの(ウ)及び(4)のアの(イ)については,食育の観点を踏まえつつ,健康的な生活習慣の形成に結び付くよう配慮するものとする。また,(1)のアの(ウ)については,がんについても取り扱うものとする。
(2) 内容の(1)のアの(ウ)及び(4)のアの(ウ) については,健康とスポーツの関連について取り扱うものとする。
(3) 内容の(1)のアの(エ)については,疾病との関連,社会への影響などについて総合的に取り扱い,薬物については,麻薬,覚醒剤,大麻等を取り扱うものとする。
(4) 内容の(1)のアの(オ)については,大脳の機能,神経系及び内分泌系の機能について必要に応じ関連付けて扱う程度とする。また,「体育」の「A体つくり運動」における体ほぐしの運動との関連を図るよう配慮するものとする。
(5) 内容の(2)のアの(ア)については,犯罪や自然災害などによる傷害の防止についても,必要に応じ関連付けて扱うよう配慮するものとする。また,交通安全については,二輪車や自動車を中心に取り上げるものとする。
(6) 内容の(2)のアの(イ)については,実習を行うものとし,呼吸器系及び循環器系の機能については,必要に応じ関連付けて扱う程度とする。また,効果的な指導を行うため,「体育」の「D水泳」などとの関連を図るよう配慮するものとする。
(7) 内容の(3)のアの(ア)については,思春期と健康,結婚生活と健康及び加齢と健康を取り扱うものとする。また,生殖に関する機能については,必要に応じ関連付けて扱う程度とする。責任感を涵(かん)養することや異性を尊重する態度が必要であること,及び性に関する情報等への適切な対処につ...
(8) 内容の(4)のアの(ア)については,廃棄物の処理と健康についても触れるものとする。
(9) 指導に際しては,自他の健康やそれを支える環境づくりに関心をもてるようにし,健康に関する課題を解決する学習活動を取り入れるなどの指導方法の工夫を行うものとする。
第3款 各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い
1 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,体育や保健の見方・考え方を働かせながら,運動や健康についての自他や社会の課題を発見し,その合理的,計画的な解決のための活動の充実を...
(2) 第1章第1款の2の(3)に示す学校における体育・健康に関する指導の趣旨を生かし,特別活動,運動部の活動などとの関連を図り,日常生活における体育・健康に関する活動が適切かつ継続的に実践できるよう留意すること。なお,体力の測定については,計画的に実施し,運動の指導及び体力の向上...
(3) 「体育」は,各年次継続して履修できるようにし,各年次の単位数はなるべく均分して配当すること。なお,内容の「A体つくり運動」に対する授業時数については,各年次で7~10単位時間程度を,内容の「H体育理論」に対する授業時数については,各年次で6単位時間以上を配当するとともに,内...
(4) 「保健」は,原則として入学年次及びその次の年次の2か年にわたり履修させること。
(5) 義務教育段階との接続を重視し,中学校保健体育科との関連に留意すること。
(6) 障害のある生徒などについては,学習活動を行う場合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的,組織的に行うこと。
2 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 言語能力を育成する言語活動を重視し,筋道を立てて練習や作戦について話し合ったり身振りや身体を使って動きの修正を図ったりする活動や,個人及び社会生活における健康の保持増進や回復について話し合う活動などを通して,コミュニケーション能力や論理的な思考力の育成を促し,主体的な学習活...
(2) 各科目の指導に当たっては,その特質を踏まえ,必要に応じて,コンピュータや情報通信ネットワークなどを適切に活用し,学習の効果を高めるよう配慮すること。
(3) 体力や技能の程度,性別や障害の有無等にかかわらず,運動の多様な楽しみ方を社会で実践することができるよう留意すること。
(4) 「体育」におけるスポーツとの多様な関わり方や「保健」の指導については,具体的な体験を伴う学習の工夫を行うよう留意すること。
(5) 「体育」と「保健」で示された内容については,相互の関連が図られるよう,それぞれの内容を適切に指導した上で,学習成果の関連が実感できるよう留意すること。