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Japanese Language (Logic)
https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/国語/論理国語
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Japanese Language (Logic)
Details
Course Of Study Revision
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Listing order of the course of study
3
Type of School
Upper Secondary School
Subject Name
Japanese Language (Logic)
ろんりこくご
論理国語
Source for the English name
Name for the source
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
Reference to a curriculum guideline
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Related links
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
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Type
Referrence for English name
Referrence for English name
4th Digit Code of Course of Study Item
3
Fcode Correspond to 4th Digit Code of Course of Study Item
A3
Code of Subject
8413
Fcode of Subject
A8A4A1A3
Type
Subject
Referred resources
Referred to as 'has a subject' from:
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Japanese Language
Referred to as 'Subject' from:
第3 論理国語
1 目標 言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 実社会に必要な国語の知識や技能を身に付けるようにする。
(2) 論理的,批判的に考える力を伸ばすとともに,創造的に考える力を養い,他者との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
(3) 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに,生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ,我が国の言語文化の担い手としての自覚を深め,言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
2 内容
〔知識及び技能〕
(1) 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 言葉には,言葉そのものを認識したり説明したりすることを可能にする働きがあることを理解すること。
イ 論証したり学術的な学習の基礎を学んだりするために必要な語句の量を増し,文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすること。
ウ 文や文章の効果的な組立て方や接続の仕方について理解を深めること。
エ 文章の種類に基づく効果的な段落の構造や論の形式など,文章の構成や展開の仕方について理解を深めること。
(2) 文章に含まれている情報の扱い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 主張とその前提や反証など情報と情報との関係について理解を深めること。
イ 情報を重要度や抽象度などによって階層化して整理する方法について理解を深め使うこと。
ウ 推論の仕方について理解を深め使うこと。
(3) 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 新たな考えの構築に資する読書の意義と効用について理解を深めること。
〔思考力,判断力,表現力等〕
A 書くこと
(1) 書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 実社会や学術的な学習の基礎に関する事柄について,書き手の立場や論点などの様々な観点から情報を収集,整理して,目的や意図に応じた適切な題材を決めること。
イ 情報の妥当性や信頼性を吟味しながら,自分の立場や論点を明確にして,主張を支える適切な根拠をそろえること。
ウ 立場の異なる読み手を説得するために,批判的に読まれることを想定して,効果的な文章の構成や論理の展開を工夫すること。
エ 多面的・多角的な視点から自分の考えを見直したり,根拠や論拠の吟味を重ねたりして,主張を明確にすること。
オ 個々の文の表現の仕方や段落の構造を吟味するなど,文章全体の論理の明晰(せき)さを確かめ,自分の主張が的確に伝わる文章になるよう工夫すること。
カ 文章の構成や展開,表現の仕方などについて,自分の主張が的確に伝わるように書かれているかなどを吟味して,文章全体を整えたり,読み手からの助言などを踏まえて,自分の文章の特長や課題を捉え直したりすること。
(2) (1)に示す事項については,例えば,次のような言語活動を通して指導するものとする。
ア 特定の資料について,様々な観点から概要などをまとめる活動。
イ 設定した題材について,分析した内容を報告文などにまとめたり,仮説を立てて考察した内容を意見文などにまとめたりする活動。
ウ 社会的な話題について書かれた論説文やその関連資料を参考にして,自分の考えを短い論文にまとめ,批評し合う活動。
エ 設定した題材について多様な資料を集め,調べたことを整理して,様々な観点から自分の意見や考えを論述する活動。
B 読むこと
(1) 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 文章の種類を踏まえて,内容や構成,論理の展開などを的確に捉え,論点を明確にしながら要旨を把握すること。
イ 文章の種類を踏まえて,資料との関係を把握し,内容や構成を的確に捉えること。
ウ 主張を支える根拠や結論を導く論拠を批判的に検討し,文章や資料の妥当性や信頼性を吟味して内容を解釈すること。
エ 文章の構成や論理の展開,表現の仕方について,書き手の意図との関係において多面的・多角的な視点から評価すること。
オ 関連する文章や資料を基に,書き手の立場や目的を考えながら,内容の解釈を深めること。
カ 人間,社会,自然などについて,文章の内容や解釈を多様な論点や異なる価値観と結び付けて,新たな観点から自分の考えを深めること。
キ 設定した題材に関連する複数の文章や資料を基に,必要な情報を関係付けて自分の考えを広げたり深めたりすること。
(2) (1)に示す事項については,例えば,次のような言語活動を通して指導するものとする。
ア 論理的な文章や実用的な文章を読み,その内容や形式について,批評したり討論したりする活動。
イ 社会的な話題について書かれた論説文やその関連資料を読み,それらの内容を基に,自分の考えを論述したり討論したりする活動。
ウ 学術的な学習の基礎に関する事柄について書かれた短い論文を読み,自分の考えを論述したり発表したりする活動。
エ 同じ事柄について異なる論点をもつ複数の文章を読み比べ,それらを比較して論じたり批評したりする活動。
オ 関心をもった事柄について様々な資料を調べ,その成果を発表したり報告書や短い論文などにまとめたりする活動。
3 内容の取扱い
(1) 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕における授業時数については,次の事項に配慮するものとする。
ア 「A書くこと」に関する指導については,50~60単位時間程度を配当するものとし,計画的に指導すること。
イ 「B読むこと」に関する指導については,80~90単位時間程度を配当するものとし,計画的に指導すること。
(2) 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕に関する指導については,次の事項に配慮するものとする。
ア 「B読むこと」に関する指導については,必要に応じて,近代以降の文章の変遷を扱うこと。
(3) 教材については,次の事項に留意するものとする。
ア 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「B読むこと」の教材は,近代以降の論理的な文章及び現代の社会生活に必要とされる実用的な文章とすること。また,必要に応じて,翻訳の文章や古典における論理的な文章などを用いることができること。
イ 内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「A書くこと」及び「B読むこと」のそれぞれの(2)に掲げる言語活動が十分行われるよう教材を選定すること。