Basic Earth Science

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/理科/地学基礎

Details

Course Of Study Revision
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Listing order of the course of study
28
Type of School
Upper Secondary School
Subject Name
Basic Earth Science
ちがくきそ
地学基礎
Source for the English name
Name for the source
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
Reference to a curriculum guideline
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
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https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
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Type
Referrence for English name
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4th Digit Code of Course of Study Item
8
Fcode Correspond to 4th Digit Code of Course of Study Item
A8
Code of Subject
8468
Fcode of Subject
A8A4A6A8
Type
Subject

Referred resources

Referred to as 'has a subject' from:
Upper Secondary School Curriculum Guideline 2018-03 Notification
Science
Referred to as 'Subject' from:
第8 地学基礎
1 目標 地球や地球を取り巻く環境に関わり,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどを通して,地球や地球を取り巻く環境を科学的に探究するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 日常生活や社会との関連を図りながら,地球や地球を取り巻く環境について理解するとともに,科学的に探究するために必要な観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
(2) 観察,実験などを行い,科学的に探究する力を養う。
(3) 地球や地球を取り巻く環境に主体的に関わり,科学的に探究しようとする態度と,自然環境の保全に寄与する態度を養う。
2 内容
(1) 地球のすがた 地球のすがたについての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 地球のすがたについて,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 惑星としての地球
㋐ 地球の形と大きさ 地球の形や大きさに関する観察,実験などを行い,地球の形の特徴と大きさを見いだして理解すること。
㋑ 地球内部の層構造 地球内部の層構造とその状態を理解すること。
(イ) 活動する地球
㋐ プレートの運動 プレートの分布と運動について理解するとともに,大地形の形成と地質構造をプレートの運動と関連付けて理解すること。
㋑ 火山活動と地震 火山活動や地震に関する資料に基づいて,火山活動と地震の発生の仕組みをプレートの運動と関連付けて理解すること。
(ウ) 大気と海洋
㋐ 地球の熱収支 気圧や気温の鉛直方向の変化などについての資料に基づいて,大気の構造の特徴を見いだして理解するとともに,太陽放射の受熱量と地球放射の放熱量がつり合っていることを理解すること。
㋑ 大気と海水の運動 大気と海水の運動に関する資料に基づいて,大気と海洋の大循環について理解するとともに,緯度により太陽放射の受熱量が異なることなどから,地球規模で熱が輸送されていることを見いだして理解すること。
イ 地球のすがたについて,観察,実験などを通して探究し,惑星としての地球,活動する地球,大気と海洋について,規則性や関係性を見いだして表現すること。
(2) 変動する地球 変動する地球についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 変動する地球について,宇宙や太陽系の誕生から今日までの一連の時間の中で捉えながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。また,自然環境の保全の重要性について認識すること。
(ア) 地球の変遷
㋐ 宇宙,太陽系と地球の誕生 宇宙の誕生,太陽系の誕生と生命を生み出す条件を備えた地球の特徴を理解すること。
㋑ 古生物の変遷と地球環境 地層や化石に関する観察などを行い,地質時代が古生物の変遷に基づいて区分されることを理解するとともに,地球環境の変化に関する資料に基づいて,大気の変化と生命活動の相互の関わりを見いだして理解すること。
(イ) 地球の環境
㋐ 地球環境の科学 地球規模の自然環境に関する資料に基づいて,地球環境の変化を見いだしてその仕組みを理解するとともに,それらの現象と人間生活との関わりについて認識すること。
㋑ 日本の自然環境 日本の自然環境を理解し,それらがもたらす恩恵や災害など自然環境と人間生活との関わりについて認識すること。
イ 変動する地球について,観察,実験などを通して探究し,地球の変遷,地球の環境について,規則性や関係性を見いだして表現すること。
3 内容の取扱い
(1) 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)及び(2)については,中学校理科との関連を考慮し,それぞれのアに示す知識及び技能とイに示す思考力,判断力,表現力等とを相互に関連させながら,この科目の学習を通して,科学的に探究するために必要な資質・能力の育成を目指すこと。
イ この科目で育成を目指す資質・能力を育むため,観察,実験などを行い,探究の過程を踏まえた学習活動を行うようにすること。その際,学習内容の特質に応じて,情報の収集,仮説の設定,実験の計画,野外観察,調査,データの分析・解釈,推論などの探究の方法を習得させるようにするとともに,報告書...
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)のアの(ア)の㋐については,測定の歴史や方法にも触れること。㋑については,構成物質にも触れること。 (イ)の㋐については,マントル内のプルームの存在にも触れること。「地質構造」については,変成岩と変成作用との関係についても触れること。㋑の「火山活動」については,プレ...
イ 内容の(2)のアの(ア)の㋐の「宇宙の誕生」については,ビッグバンを扱い,宇宙の年齢と水素やヘリウムがつくられたことにも触れること。「太陽系の誕生」については,惑星が形成された過程を中心に扱い,惑星内部の層構造に触れること。その際,太陽の誕生と太陽のエネルギー源についても触れる...