数学

https://w3id.org/jp-cos/LowerSecondaryDeptSNES-Intellectual/2017/数学

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
学習指導要領掲載順
14
障害分類
知的
学校種別
特別支援学校中学部
教科名
Mathematics
すうがく
数学
英語表記出典
英語表記出典の名称
Lower Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
Lower Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
中学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
中学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
対応学習指導要領
中学校学習指導要領 2008年3月 告示
中学校学習指導要領 2008年3月 告示
関連リンク
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298356.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298356.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード3桁目
5
学習指導要領コード3桁目に対応するFコード
A5
教科コード
8A5
F教科コード
A8UAA5
Type
教科等

被参照情報

'関係がある'としての参照元:
数学
'教科がある'としての参照元:
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
'教科等'としての参照元:
〔数学〕
1 目標 数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 数量や図形などについての基礎的・基本的な概念や性質などを理解し,事象を数理的に処理する技能を身に付けるようにする。
(2) 日常の事象を数理的に捉え見通しをもち筋道を立てて考察する力,基礎的・基本的な数量や図形の性質などを見いだし統合的・発展的に考察する力,数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表現する力を養う。
(3) 数学的活動の楽しさや数学のよさに気付き,学習を振り返ってよりよく問題を解決しようとする態度,数学で学んだことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
A 数と計算
ア 3位数程度の整数の概念について理解し,数に対する感覚を豊かにするとともに,加法,減法及び乗法の意味や性質について理解し,これらを計算することについての技能を身に付けるようにする。
イ 数とその表現や数の関係に着目し,具体物や図などを用いて,数の表し方や計算の仕方などを筋道立てて考えたり,関連付けて考えたりする力を養う。
ウ 数量に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさに気付き,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
B 図形
ア 三角形や四角形,箱の形などの基本的な図形について理解し,図形についての感覚を豊かにするとともに,図形を作図したり,構成したりすることなどについての技能を身に付けるようにする。
イ 三角形や四角形,箱の形などの基本的な図形を構成する要素に着目して,平面図形の特徴を捉えたり,身の回りの事象を図形の性質から関連付けて考えたりする力を養う。
ウ 図形に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさに気付き,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
C 測定
ア 身の回りにある長さ,体積,重さ及び時間の単位と測定の意味について理解し,量の大きさについての感覚を豊かにするとともに,それらを測定することについての技能を身に付けるようにする。
イ 身の回りの事象を量に着目して捉え,量の単位を用いて的確に表現する力を養う。
ウ 数量や図形に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさに気付き,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
D データの活用
ア 身の回りにあるデータを分類整理して簡単な表やグラフに表したり, それらを問題解決において用いたりすることについての技能を身に付けるようにする。
イ 身の回りの事象を,データの特徴に着目して捉え,簡潔に表現したり, 考察したりする力を養う。
ウ データの活用に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさに気付き,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
(2) 内容
A 数と計算
ア 整数の表し方に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 1000 までの数をいくつかの同じまとまりに分割したうえで数えたり,分類して数えたりすること。
㋑ 3位数の表し方について理解すること。
㋒ 数を十や百を単位としてみるなど,数の相対的な大きさについて理解すること。
㋓ 3位数の数系列,順序,大小について,数直線上の目盛りを読んで理解したり,数を表したりすること。
㋔ 一つの数をほかの数の積としてみるなど,ほかの数と関係付けてみること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数のまとまりに着目し,考察する範囲を広げながら数の大きさの比べ方や数え方を考え,日常生活で生かすこと。
イ 整数の加法及び減法に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 2位数の加法及び減法について理解し,その計算ができること。また,それらの筆算の仕方について知ること。
㋑ 簡単な場合について3位数の加法及び減法の計算の仕方を知ること。
㋒ 加法及び減法に関して成り立つ性質について理解すること。
㋓ 計算機を使って,具体的な生活場面における簡単な加法及び減法の計算ができること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数量の関係に着目し,数を適用する範囲を広げ,計算に関して成り立つ性質や計算の仕方を見いだすとともに,日常生活で生かすこと。
ウ 整数の乗法に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 乗法が用いられる場合や意味について知ること。
㋑ 乗法が用いられる場面を式に表したり,式を読み取ったりすること。
㋒ 乗法に関して成り立つ簡単な性質について理解すること。
㋓ 乗法九九について知り,1位数と1位数との乗法の計算ができること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数量の関係に着目し,計算に関して成り立つ性質や計算の仕方を見いだすとともに,日常生活で生かすこと。
B 図形
ア 図形に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 直線について知ること。
㋑ 三角形や四角形について知ること。
㋒ 正方形,長方形及び直角三角形について知ること。
㋓ 正方形や長方形で捉えられる箱の形をしたものについて理解し, それらを構成したり,分解したりすること。
㋔ 直角,頂点,辺及び面という用語を用いて図形の性質を表現すること。
㋕ 基本的な図形が分かり,その図形をかいたり,簡単な図表を作ったりすること。
㋖ 正方形,長方形及び直角三角形をかいたり,作ったり,それらを使って平面に敷き詰めたりすること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 図形を構成する要素に着目し,構成の仕方を考えるとともに,図形の性質を見いだし,身の回りのものの形を図形として捉えること。
C 測定
ア 量の単位と測定に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 目盛の原点を対象の端に当てて測定すること。
㋑ 長さの単位[ミリメートル(mm),センチメートル(cm),メートル(m),キロメートル(km)]や重さの単位[グラム(g),キログラム(kg)]について知り,測定の意味を理解すること。
㋒ かさの単位[ミリリットル(mL),デシリットル(dL),リットル(L)]について知り,測定の意味を理解すること。
㋓ 長さ,重さ及びかさについて,およその見当を付け,単位を選択したり,計器を用いて測定したりすること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 身の回りのものの特徴に着目し,目的に適した単位で量の大きさを表現したり,比べたりすること。
イ 時刻や時間に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 時間の単位(秒)について知ること。
㋑ 日常生活に必要な時刻や時間を求めること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 時間の単位に着目し,簡単な時刻や時間の求め方を日常生活に生かすこと。
D データの活用
ア 身の回りにあるデータを簡単な表やグラフで表したり,読み取ったりすることに関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 身の回りにある数量を簡単な表やグラフに表したり,読み取ったりすること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 身の回りの事象に関するデータを整理する観点に着目し,簡単な表やグラフを用いながら読み取ったり,考察したりすること。
〔数学的活動〕
ア 内容の「A数と計算」,「B図形」,「C測定」及び「Dデータの活用」に示す学習については,次のような数学的活動に取り組むものとする。
(ア) 日常生活の事象から見いだした数学の問題を,具体物や図,式などを用いて解決し,結果を確かめたり,日常生活に生かしたりする活動
(イ) 問題解決した過程や結果を,具体物や図,式などを用いて表現し伝え合う活動
○2段階
(1) 目標
A 数と計算
ア 整数の概念や性質について理解を深め,数に対する感覚を豊かにするとともに,加法,減法,乗法及び除法の意味や性質について理解し,それらの計算ができるようにする。また,小数及び分数の意味や表し方について知り,数量とその関係を表したり読み取ったりすることができるようにすることについての...
イ 数を構成する単位に着目して,数の表し方やその数について考えたり, 扱う数の範囲を広げ,計算の仕方を見いだし,筋道立てて考えたりするとともに,日常生活の問題場面を数量に着目して捉え,処理した結果を場面をもとに振り返り,解釈及び判断する力を養う。
ウ 数量に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさを理解し,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
B 図形
ア 二等辺三角形や正三角形などの基本的な図形や面積,角の大きさについて理解し,図形についての感覚を豊かにするとともに,図形を作図や構成したり,図形の面積や角の大きさを求めたりすることなどについての技能を身に付けるようにする。
イ 二等辺三角形や正三角形などの基本的な図形を構成する要素に着目して,平面図形の特徴を捉えたり,身の回りの事象を図形の性質から考察したりする力,図形を構成する要素に着目し,図形の計量について考察する力を養う。
ウ 図形や数量に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさを理解し,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
C 変化と関係
ア 二つの数量の関係や変化の様子を表や式,グラフで表すことについて理解するとともに,二つの数量の関係を割合によって比べることについての技能を身に付けるようにする。
イ 伴って変わる二つの数量の関係に着目し,変化の特徴に気付き,二つの数量の関係を表や式,グラフを用いて考察したり,割合を用いて考察したりする力を養う。
ウ 数量に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさを理解し,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
D データの活用
ア データを表や棒グラフ,折れ線グラフで表す表し方や読み取り方を理解し,それらを問題解決における用い方についての技能を身に付けるようにする。
イ 身の回りの事象について整理されたデータの特徴に着目し,事象を簡潔に表現したり,適切に判断したりする力を養う。
ウ データの活用に進んで関わり,数学的に表現・処理するとともに,数学で学んだことのよさを理解し,そのことを生活や学習に活用しようとする態度を養う。
(2) 内容
A 数と計算
ア 整数の表し方に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 4位数までの十進位取り記数法による数の表し方及び数の大小や順序について,理解すること。
㋑ 10倍,100倍,1/10 の大きさの数及びその表し方について知ること。
㋒ 数を千を単位としてみるなど,数の相対的な大きさについて理解を深めること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数のまとまりに着目し,考察する範囲を広げながら数の大きさの比べ方や数え方を考え,日常生活で生かすこと。
イ 整数の加法及び減法に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 3位数や4位数の加法及び減法の計算の仕方について理解し,計算ができること。また,それらの筆算についての仕方を知ること。
㋑ 加法及び減法に関して成り立つ性質を理解すること。
㋒ 計算機を使って,具体的な生活場面における加法及び減法の計算ができること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数量の関係に着目し,数の適用範囲を広げ,計算に関して成り立つ性質や計算の仕方を見いだすとともに,日常生活で生かすこと。
ウ 整数の乗法に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 1位数と1位数との乗法の計算ができ,それを適切に用いること。
㋑ 交換法則や分配法則といった乗法に関して成り立つ性質を理解すること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数量の関係に着目し,計算に関して成り立つ性質や計算の仕方を見いだすとともに,日常生活で生かすこと。
エ 整数の除法に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 除法が用いられる場合や意味について理解すること。
㋑ 除法が用いられる場面を式に表したり,式を読み取ったりすること。
㋒ 除法と乗法との関係について理解すること。
㋓ 除数と商が共に1位数である除法の計算ができること。
㋔ 余りについて知り,余りの求め方が分かること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数量の関係に着目し,計算に関して成り立つ性質や計算の仕方を見いだすとともに,日常生活に生かすこと。
オ 小数の表し方に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 端数部分の大きさを表すのに小数を用いることを知ること。
㋑ 1/10の位までの小数の仕組みや表し方について理解すること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数のまとまりに着目し,数の表し方の適用範囲を広げ,日常生活に生かすこと。
カ 分数の表し方に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 1/2,1/4など簡単な分数について知ること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数のまとまりに着目し,数の表し方の適用範囲を広げ,日常生活に生かすこと。
キ 数量の関係を表す式に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 数量の関係を式に表したり,式と図を関連付けたりすること。
㋑ □などを用いて数量の関係を式に表すことができることを知ること。
㋒ □などに数を当てはめて調べること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 数量の関係に着目し,事柄や関係を式や図を用いて簡潔に表したり,式と図を関連付けて式を読んだりすること。
B 図形
ア 図形に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 二等辺三角形,正三角形などについて知り,作図などを通してそれらの関係に着目すること。
㋑ 二等辺三角形や正三角形を定規とコンパスなどを用いて作図すること。
㋒ 基本的な図形と関連して角について知ること。
㋓ 直線の平行や垂直の関係について理解すること。
㋔ 円について,中心,半径及び直径を知ること。また,円に関連して,球についても直径などを知ること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 図形を構成する要素及びそれらの位置関係に着目し,構成の仕方を考察して,図形の性質を見いだすとともに,その性質を基に既習の図形を捉え直すこと。
イ 面積に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 面積の単位[平方センチメートル(㎠),平方メートル(㎡),平方キロメートル(㎢)]について知り,測定の意味について理解すること。
㋑ 正方形及び長方形の面積の求め方について知ること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 面積の単位に着目し,図形の面積について,求め方を考えたり, 計算して表したりすること。
ウ 角の大きさに関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 角の大きさを回転の大きさとして捉えること。
㋑ 角の大きさの単位(度( °))について知り,測定の意味について理解すること。
㋒ 角の大きさを測定すること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 角の大きさの単位に着目し,図形の角の大きさを的確に表現して比較したり,図形の考察に生かしたりすること。
C 変化と関係
ア 伴って変わる二つの数量に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 変化の様子を表や式を用いて表したり,変化の特徴を読み取ったりすること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 伴って変わる二つの数量の関係に着目し,表や式を用いて変化の特徴を考察すること。
イ 二つの数量の関係に関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 簡単な場合について,ある二つの数量の関係と別の二つの数量の関係とを比べる場合に割合を用いる場合があることを知ること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 日常生活における数量の関係に着目し,図や式を用いて,二つの数量の関係を考察すること。
D データの活用
ア データを表やグラフで表したり,読み取ったりすることに関わる数学的活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ データを日時や場所などの観点から分類及び整理し,表や棒グラフで表したり,読んだりすること。
㋑ データを二つの観点から分類及び整理し,折れ線グラフで表したり,読み取ったりすること。
㋒ 表や棒グラフ,折れ線グラフの意味やその用い方を理解すること。
(イ) 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
㋐ 身の回りの事象に関するデータを整理する観点に着目し,表や棒グラフを用いながら,読み取ったり,考察したり,結論を表現したりすること。
㋑ 目的に応じてデータを集めて分類及び整理し,データの特徴や傾向を見付けて,適切なグラフを用いて表現したり,考察したりすること。
〔数学的活動〕
ア 内容の「A数と計算」,「B図形」,「C変化と関係」及び「Dデータの活用」に示す学習については,次のような数学的活動に取り組むものとする。
(ア) 身の回りの事象を観察したり,具体物を操作したりして,数学の学習に関わる活動
(イ) 日常の事象から見いだした数学の問題を,具体物や図,表及び式などを用いて解決し,結果を確かめたり,日常生活に生かしたりする活動
(ウ) 問題解決した過程や結果を,具体物や図,表,式などを用いて表現し伝え合う活動
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育むべき資質・能力の育成に向けて,数学的活動を通して,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,数学的な見方・考え方を働かせながら,日常の事象を数学的に捉え,数学の問題を見いだし,問題を自立的,協働的に解...
イ 数量や図形についての基礎的な能力の維持や向上を図るため,適宜練習の機会を設けて計画的に指導すること。また,段階間の指導内容を円滑に接続させるため,適切な反復による学習指導を進めるようにすること。
ウ 2の内容の「A数と計算」,「B図形」,「C測定」,「C変化と関係」及び「Dデータの活用」の指導の間の関連を図ること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 思考力,判断力,表現力等を育成するため,各段階の内容の指導に当たっては,具体物,言葉,数,式,図,表,グラフなどを用いて考えたり,説 明したり,互いに自分の考えを表現し伝え合ったりするなどの学習活動を積極的に取り入れるようにすること。
イ 「A数と計算」の指導に当たっては,具体物などの教具を適宜用いて, 数と計算についての意味の理解を深めるよう留意すること。
ウ 1段階の内容に示す事項については,次の(ア)から(ウ)までに留意するものとする。
(ア) 内容の「A数と計算」のイについては,必要な場合には,( )や□などを用いることができるものとする。
(イ) 内容の「C測定」のア及び「Dデータの活用」のアについては,必要な場合には,温度計や体温計の目盛りの読み方やデータのまとめ方を取り扱うものとする。
(ウ) 内容の「C測定」のアの(ア)の㋒については,任意の単位を用いた比較や基準容器で正確に計量する技能を指導することに配慮するものとする。
エ 2段階の内容に示す事項については,次の(ア)から(ウ)までに留意するものとする。
(ア) 内容の「A数と計算」のイ及びウについては,簡単な計算は暗算でできるよう配慮するものとする。また,計算の結果の見積もりについても触れるものとする。
(イ) 内容の「B図形」のアの(ア)の基本的な図形については,定規,コンパスなどを用いて,図形をかいたり確かめたりする活動を通して,図形に関心をもたせるよう配慮するものとする。コンパスを取り扱う際には, 生徒の障害の状態等に配慮するものとする。
(ウ) 内容の「Dデータの活用」のアについては,いろいろな表やグラフに触れるとともに,式やグラフが,事象の変化や全体の傾向をつかむのに便利であることに気付くよう配慮するものとする。
(3) 数学的活動の指導に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 数学的活動は,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に身に付けたり, 思考力,判断力,表現力等を高めたり,数学を学ぶことの楽しさを実感したりするために,重要な役割を果たすものであることから,2の内容の「A数と計算」,「B図形」,「C測定」,「C変化と関係」及び「Dデータの活用」に...
イ 数学的活動を楽しめるようにするとともに,数学を生活に活用することなどについて実感する機会を設けること。