美術

https://w3id.org/jp-cos/LowerSecondaryDeptSNES-Intellectual/2017/美術

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
学習指導要領掲載順
17
障害分類
知的
学校種別
特別支援学校中学部
教科名
Art
びじゅつ
美術
英語表記出典
英語表記出典の名称
Lower Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
Lower Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
中学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
中学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
対応学習指導要領
中学校学習指導要領 2008年3月 告示
中学校学習指導要領 2008年3月 告示
関連リンク
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298356.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298356.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード3桁目
A
学習指導要領コード3桁目に対応するFコード
UA
教科コード
8AA
F教科コード
A8UAUA
Type
教科等

被参照情報

'関係がある'としての参照元:
美術
'教科がある'としての参照元:
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
'教科等'としての参照元:
〔美術〕
1 目標 表現及び鑑賞の活動を通して,造形的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 造形的な視点について理解し,表したいことに合わせて材料や用具を使い,表し方を工夫する技能を身に付けるようにする。
(2) 造形的なよさや面白さ,美しさ,表したいことや表し方などについて考え, 経験したことや材料などを基に,発想し構想するとともに,造形や作品などを鑑賞し,自分の見方や感じ方を深めることができるようにする。
(3) 創造活動の喜びを味わい,美術を愛好する心情を育み,感性を豊かにし, 心豊かな生活を営む態度を養い,豊かな情操を培う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
ア 造形的な視点について気付き,材料や用具の扱い方に親しむとともに, 表し方を工夫する技能を身に付けるようにする。
イ 造形的なよさや面白さ,表したいことや表し方などについて考え,経験したことや思ったこと,材料などを基に,発想し構想するとともに,身近にある造形や作品などから,自分の見方や感じ方を広げることができるようにする。
ウ 楽しく美術の活動に取り組み,創造活動の喜びを味わい,美術を愛好する心情を培い,心豊かな生活を営む態度を養う。
(2) 内容
A 表現
ア 日常生活の中で経験したことや思ったこと,材料などを基に,表したいことや表し方を考えて,描いたり,つくったり,それらを飾ったりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 経験したことや思ったこと,材料などを基に,表したいことや表し方を考えて,発想や構想をすること。
(イ) 材料や用具の扱いに親しみ,表したいことに合わせて,表し方を工夫し,材料や用具を選んで使い表すこと。
B 鑑賞
ア 自分たちの作品や身近な造形品の鑑賞の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分たちの作品や身近な造形品の制作の過程などの鑑賞を通して, よさや面白さに気付き,自分の見方や感じ方を広げること。
(イ) 表し方や材料による印象の違いなどに気付き,自分の見方や感じ方を広げること。
〔共通事項〕
ア 「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 形や色彩,材料や光などの特徴について知ること。
(イ) 造形的な特徴などからイメージをもつこと。
○2段階
(1) 目標
ア 造形的な視点について理解し,材料や用具の扱い方などを身に付けるとともに,多様な表し方を工夫する技能を身に付けるようにする。
イ 造形的なよさや面白さ,美しさ,表したいことや表し方などについて考え,経験したことや想像したこと,材料などを基に,発想し構想するとともに,自分たちの作品や美術作品などに親しみ自分の見方や感じ方を深めることができるようにする。
ウ 主体的に美術の活動に取り組み,創造活動の喜びを味わい,美術を愛好する心情を高め,心豊かな生活を営む態度を養う。
(2) 内容
A 表現
ア 経験したことや想像したこと,材料などを基に,表したいことや表し方を考えて,描いたり,つくったり,それらを飾ったりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 経験したことや想像したこと,材料などを基に,表したいことや表し方を考えて,発想や構想をすること。
(イ) 材料や用具の扱い方を身に付け,表したいことに合わせて,材料や用具の特徴を生かしたり,それらを組み合わせたりして計画的に表すこと。
B 鑑賞
ア 自分たちの作品や美術作品などの鑑賞の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分たちの作品や美術作品などを鑑賞して,よさや面白さ,美しさを感じ取り,自分の見方や感じ方を深めること。
(イ) 表し方や材料による特徴の違いなどを捉え,自分の見方や感じ方を深めること。
〔共通事項〕
ア 「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 形や色彩,材料や光などの特徴について理解すること。
(イ) 造形的な特徴などからイメージを捉えること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 題材など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,造形的な見方・考え方を働かせ,表現したり鑑賞したりする資質・能力を相互に関連させた学習の充実を図ること。
イ 2の各段階の内容の「A表現」及び「B鑑賞」の指導に当たっては,相互の関連を図るようにすること。
ウ 2の各段階の内容の〔共通事項〕は,表現及び鑑賞の学習において共通に必要となる資質・能力であり,「A表現」及び「B鑑賞」の各事項の指導と併せて,十分な指導が行われるよう工夫すること。
エ 2の各段階の内容の「A表現」の指導に当たっては,適宜共同してつくりだす活動を取り上げるようにすること。
オ 2の各段階の内容の「B鑑賞」の指導に当たっては,感じたことや思ったことを伝え合うなど,周りの人と共有できる機会を設けるようにすること。
カ 2の各段階の「B鑑賞」の指導に当たっては,生徒や学校の実態に応じて,地域の美術館を利用するなど,連携を図るようにすること。また,学校図書館等における鑑賞用図書,映像資料等の活用を図ること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 「A表現」の指導に当たっては,材料や用具の安全な使い方について指導するとともに,活動場所を事前に点検するなどして,事故防止について徹底すること。
イ 生徒が個性を生かして活動することができるようにするため,学習活動や表現方法などに幅をもたせるようにすること。
ウ 「A表現」の指導に当たっては,活動の全過程を通して生徒が実現したい思いを大切にしながら活動できるようにし,自分のよさや可能性を見いだし,楽しく豊かな生活を創造する態度を養うようにすること。
エ 各活動において,互いのよさや個性などを認め尊重し合うようにすること。
オ 「A表現」及び「B鑑賞」の学習を通して学んだことが,生活や社会の中で生かせるようにすることや,作品や用具等を大切に取り扱うことを理解して使えるよう指導すること。
カ 美術の表現の可能性を広げるために,写真・ビデオ・コンピュータ等の映像メディアの積極的な活用を図るようにすること。
キ 材料については,地域の身近にある材料なども取り上げ,指導すること。
ク 作品を校内の適切な場所に展示するなどし,日常の学校生活においてそれらを鑑賞することができるよう配慮すること。また,学校や地域の実態に応じて,校外に生徒の作品を展示する機会を設けるなどすること。