政治・経済

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2009/公民/政治・経済

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
学習指導要領掲載順
15
学校種別
高等学校
科目名
Politics and Economy
せいじ・けいざい
政治・経済
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
3
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A3
科目コード
7443
F科目コード
A7A4A4A3
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
公民
'分野・科目・分類'としての参照元:
第3 政治・経済
1 目標  広い視野に立って,民主主義の本質に関する理解を深めさせ,現代における政治,経済,国際関係などについて客観的に理解させるとともに,それらに関する諸課題について主体的に考察させ,公正な判断力を養い,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
2 内容
(1) 現代の政治  現代の日本の政治及び国際政治の動向について関心を高め,基本的人権と議会制民主主義を尊重し擁護することの意義を理解させるとともに,民主政治の本質について把握させ,政治についての基本的な見方や考え方を身に付けさせる。
ア 民主政治の基本原理と日本国憲法  日本国憲法における基本的人権の尊重,国民主権,天皇の地位と役割,国会,内閣,裁判所などの政治機構を概観させるとともに,政治と法の意義と機能,基本的人権の保障と法の支配,権利と義務の関係,議会制民主主義,地方自治などについて理解させ,民主政治の本...
イ 現代の国際政治  国際社会の変遷,人権,国家主権,領土などに関する国際法の意義,国際連合をはじめとする国際機構の役割,我が国の安全保障と防衛及び国際貢献について理解させ,国際政治の特質や国際紛争の諸要因について把握させ,国際平和と人類の福祉に寄与する日本の役割について考察させる...
(2) 現代の経済  現代の日本経済及び世界経済の動向について関心を高め,日本経済のグローバル化をはじめとする経済生活の変化,現代経済の仕組みや機能について理解させるとともに,その特質を把握させ,経済についての基本的な見方や考え方を身に付けさせる。
ア 現代経済の仕組みと特質  経済活動の意義,国民経済における家計,企業,政府の役割,市場経済の機能と限界,物価の動き,経済成長と景気変動,財政の仕組みと働き及び租税の意義と役割,金融の仕組みと働きについて理解させ,現代経済の特質について把握させ,経済活動の在り方と福祉の向上との関...
イ 国民経済と国際経済  貿易の意義,為替相場や国際収支の仕組み,国際協調の必要性や国際経済機関の役割について理解させ,グローバル化が進む国際経済の特質について把握させ,国際経済における日本の役割について考察させる。
(3) 現代社会の諸課題  政治や経済などに関する基本的な理解を踏まえ,持続可能な社会の形成が求められる現代社会の諸課題を探究する活動を通して,望ましい解決の在り方について考察を深めさせる。
ア 現代日本の政治や経済の諸課題  少子高齢社会と社会保障,地域社会の変貌《ぼう》と住民生活,雇用と労働を巡る問題,産業構造の変化と中小企業,農業と食料問題などについて,政治と経済とを関連させて探究させる。
イ 国際社会の政治や経済の諸課題  地球環境と資源・エネルギー問題,国際経済格差の是正と国際協力,人種・民族問題と地域紛争,国際社会における日本の立場と役割などについて,政治と経済とを関連させて探究させる。
3 内容の取扱い
(1) 内容の全体にわたって,次の事項に配慮するものとする。
ア 中学校社会科,公民科に属する他の科目,地理歴史科,家庭科及び情報科などとの関連を図るとともに,全体としてのまとまりを工夫し,特定の事項だけに偏らないようにすること。
イ 1の目標に即して基本的な事項・事柄を精選して指導内容を構成すること。また,客観的な資料と関連させて政治や経済の諸課題を考察させるとともに,政治や経済についての公正かつ客観的な見方や考え方を深めさせること。
ウ 政治や経済について考察した過程や結果について適切に表現する能力と態度を育てるようにすること。
(2) 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)については,次の事項に留意すること。
(ア) アの「法の意義と機能」,「基本的人権の保障と法の支配」,「権利と義務の関係」については,法に関する基本的な見方や考え方を身に付けさせるとともに,裁判員制度を扱うこと。「民主政治の本質」については,世界の主な政治体制と関連させて扱うこと。また,「現代政治の特質」については,世...
(イ) イについては,文化や宗教の多様性についても理解させること。また,「国際紛争の諸要因」については,多様な角度から考察させるとともに,軍縮や核兵器廃絶などに関する国際的な取組についても扱うこと。
イ 内容の(2)については,次の事項に留意すること。  アについては,マクロ経済の観点を中心に扱うこと。「市場経済の機能と限界」については,公害防止と環境保全,消費者に関する問題も扱うこと。また,「金融の仕組みと働き」については,金融に関する環境の変化にも触れること。
ウ 内容の(3)については,次の事項に留意すること。
(ア) 内容の(3)については,この科目のまとめとして位置付け,内容の(1)及び(2)で学習した成果を生かし,地域や学校,生徒の実態等に応じて,ア及びイのそれぞれにおいて課題を選択させること。その際,政治や経済の基本的な概念や理論の理解の上に立って,事実に基づいて多様な角度から探究...
(イ) アについては,国際社会の動向に着目させたり,諸外国における取組なども参考にさせたりすること。