微生物利用

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2009/農業/微生物利用

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
学習指導要領掲載順
72
学校種別
高等学校
科目名
Use of Microorganisms
びせいぶつりよう
微生物利用
英語表記出典
英語表記出典の名称
Concerning improvements to the courses of study for elementary, lower secondary and upper secondary schools
Concerning improvements to the courses of study for elementary, lower secondary and upper secondary schools
幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について(答申)(英訳)
幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について(答申)(英訳)
関連リンク
https://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/pdf/improvement_of_the_courses_of_study.pdf
https://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/pdf/improvement_of_the_courses_of_study.pdf
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
E
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
UE
科目コード
74PE
F科目コード
A7A4UPUE
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
農業
'分野・科目・分類'としての参照元:
第14 微生物利用
1 目標  食品に関連する微生物の利用と培養に必要な知識と技術を習得させ,微生物の特性を理解させるとともに,農業の各分野で微生物を利用する能力と態度を育てる。
2 内容
(1) 微生物利用の意義と分野
ア 微生物利用の意義
イ 食品と微生物利用
(2) 微生物の種類と特徴
ア 微生物の種類と増殖
イ 微生物の生育環境
ウ 微生物の遺伝
(3) 微生物の代謝とその利用
ア 酵素の一般的性質
イ 酵素の分類と種類
ウ 酵素の利用
エ 微生物の代謝
オ アルコール発酵
カ 有機酸発酵
キ アミノ酸発酵
(4) 微生物の分離と培養
ア 微生物実験の基本操作
イ 細菌の分離と培養
ウ 酵母の分離と培養
エ かびの分離と培養
オ きのこの培養
(5) 微生物利用の発展
ア 新たな微生物利用
イ 微生物の改良
ウ 微生物によるエネルギー生産
エ 固定化生体触媒の利用
オ 微生物による環境保全
(6) 微生物利用の実践
3 内容の取扱い
(1) 内容の構成及びその取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)については,各種の事例を通して,微生物利用の意義を具体的に理解させること。
イ 内容の(2)については,観察・実験を通して,微生物の形態的特徴と生理的特性を具体的に理解させること。
ウ 内容の(2)から(5)までについては,微生物の特性を理解させ,微生物の活動を制御し,利用する実践力を育てること。また,地域の食品産業の実態や学科の特色に応じて,題材として適切な菌種を選定すること。なお,遺伝子組換えや有害微生物を扱う際には,適切な拡散防止の措置を講じるなど安全に...
エ 内容の(3)のオからキまでについては,地域の実態や学科の特色に応じて,選択して扱うことができること。
オ 内容の(4)については,実験・実習を通して,微生物の特徴を理解させること。
カ 内容の(5)については,遺伝子操作に関する技術の進展やそれに伴う倫理的な問題についても触れること。
キ 内容の(6)については,内容の(1)から(5)までと並行してあるいはそれらの内容を学習した後に取り扱うこと。
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)については,微生物利用の状況,微生物の役割及び食品と微生物の関係について基礎的な内容を扱うこと。
イ 内容の(2)のウについては,微生物の遺伝の仕組み及び突然変異について基礎的な内容を扱うこと。
ウ 内容の(2)から(6)までについては,微生物の学名や英名及び化学式や構造式を扱う場合は基礎的な内容を扱うこと。
エ 内容の(4)については,微生物の純粋分離と純粋培養の基礎的な内容を扱うこと。
オ 内容の(5)については,遺伝子組換えの基礎的な内容を扱うこと。また,エネルギー生産については,再資源化や環境浄化とも関連付けて発酵機構と代謝産物及び生体触媒の固定化などの基礎的な内容を扱うこと。
カ 内容の(6)については,実際に選定した微生物の培養や発酵食品の製造,微生物を応用した技術に関する活動を行うこと。