(4) 電気の利用

https://w3id.org/jp-cos/commentary/1000198

詳細情報

ID
1000198
テキスト
(4) 電気の利用
対象となる学習指導要領細目
(4) 電気の利用 発電や蓄電,電気の変換について,電気の量や働きに着目して,それらを多面的に調べる活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(内容の取扱い)
 本内容は,第5学年「A (3) 電流がつくる磁力」の学習を踏まえて,「エネルギー」についての基本的な概念等を柱とした内容のうちの「エネルギーの変換と保存」,「エネルギー資源の有効利用」に関わるものであり,中学校第1分野「(3)ア(ア) 電流」,「(7) 科学技術と人間」の学習につ...
 ここでは,児童が,電気の量や働きに着目して,それらを多面的に調べる活動を通して,発電や蓄電,電気の変換についての理解を図り,観察,実験などに関する技能を身に付けるとともに,主により妥当な考えをつくりだす力や主体的に問題解決しようとする態度を育成することがねらいである。
 (ア) 身の回りにある発電,蓄電に関する道具に着目して,手回し発電機や光電池などを使って発電したり,蓄電器に電気を蓄えたりできることを多面的に調べる。これらの活動を通して,発電や蓄電について,電気の量と働きとの関係について,より妥当な考えをつくりだし,表現するとともに,電気は,つ...
 (イ) 豆電球や発光ダイオードを点灯させたり,電子オルゴールを鳴らしたり,電熱線を発熱させたり,モーターを回転させたりしたときの電気の働きに着目して,それらを多面的に調べる。これらの活動を通して,電気の変換について,より妥当な考えをつくりだし,表現するとともに,電気は,光,音,熱...
 (ウ) 身の回りにある,電気を利用している道具の働きに着目して,電気の利用の仕方を多面的に調べる。これらの活動を通して,発電や蓄電,電気の変換について,より妥当な考えをつくりだし,表現するとともに,発電したり,蓄電したり,変換させたりしながら利用していることを捉えるようにする。そ...
 ここで扱う対象としては,電気を蓄える物として,例えば,コンデンサーなどの蓄電器が考えられる。電気をつくりだしたり,蓄電器などに電気を蓄えたりすることができることについては,豆電球や発光ダイオードの点灯やモーターの回転などによって捉えるようにする。
 ここでの指導に当たっては,児童が手回し発電機や光電池などを使って自分で電気をつくりだし,その電気を蓄えたり,変換したりすることにより,エネルギーが蓄えられることや変換されることを体験的に捉えるようにする。
 日常生活との関連としては,エネルギー資源の有効利用という観点から,電気の効率的な利用について捉えるようにする。このことについて,例えば,蓄電した電気を使って,発光ダイオードと豆電球の点灯時間を比較することが考えられる。また,身の回りには,温度センサーなどを使って,エネルギーを効率...
学習指導要領解説へのリンク
https://www.mext.go.jp/content/20211020-mxt_kyoiku02-100002607_05.pdf#page=87
節タイトル
(4) 電気の利用
短縮タイトル
(4)
順番
1000198
Type
学習指導要領解説の細目

被参照情報

'子'としての参照元:
A 物質・エネルギー