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「重要文化財」とは,国内の建造物,美術工芸品等の文化財の中から国によって指定されたものであり,「国宝」とは,重要文化財のうち,学術的に価値が極めて高く,かつ代表的なものとして指定されたものである。「世界文化遺産」とは,ユネスコによって世界遺産リストに登録された遺跡や景観,自然など...
https://w3id.org/jp-cos/commentary/1000887
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Commentary on the Elementary School Course of Study (Social Studies), Notification 2017
第4 節 第6学年の目標及び内容
2 第6学年の内容
(内容の取扱い)
「重要文化財」とは,国内の建造物,美術工芸品等の文化財の中から国によって指定されたものであり,「国宝」とは,重要文化財のうち,学術的に価値が極めて高く,かつ代表的なものとして指定されたものである。「世界文化遺産」とは,ユネスコによって世界遺産リストに登録された遺跡や景観,自然など...
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ID
1000887
Description
「重要文化財」とは,国内の建造物,美術工芸品等の文化財の中から国によって指定されたものであり,「国宝」とは,重要文化財のうち,学術的に価値が極めて高く,かつ代表的なものとして指定されたものである。「世界文化遺産」とは,ユネスコによって世界遺産リストに登録された遺跡や景観,自然などの世界遺産のうち,我が国に所在する建築物や遺跡などの文化遺産を指している。また,地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語り継ぐことを目的として文化庁が認定している「日本遺産」を取り上げることも考えられる。
The target Course of Study item
イ アの(ア)から(サ)までについては,例えば,国宝,重要文化財に指定されているものや,世界文化遺産に登録されているものなどを取り上げ,我が国の代表的な文化遺産を通して学習できるように配慮すること。
The referenced Course of Study item
(ア) 狩猟・採集や農耕の生活,古墳,大和朝廷(大和政権)による統一の様子を手掛かりに,むらからくにへと変化したことを理解すること。その際,神話・伝承を手掛かりに,国の形成に関する考え方などに関心をもつこと。
(イ) 大陸文化の摂取,大化の改新,大仏造営の様子を手掛かりに,天皇を中心とした政治が確立されたことを理解すること。
(ウ) 貴族の生活や文化を手掛かりに,日本風の文化が生まれたことを理解すること。
(エ) 源平の戦い,鎌倉幕府の始まり,元との戦いを手掛かりに,武士による政治が始まったことを理解すること。
(オ) 京都の室町に幕府が置かれた頃の代表的な建造物や絵画を手掛かりに,今日の生活文化につながる室町文化が生まれたことを理解すること。
(カ) キリスト教の伝来,織田《おだ》・豊臣《とよとみ》の天下統一を手掛かりに,戦国の世が統一されたことを理解すること。
(キ) 江戸幕府の始まり,参勤交代や鎖国などの幕府の政策,身分制を手掛かりに,武士による政治が安定したことを理解すること。
(ク) 歌舞伎や浮世絵,国学や蘭学《らんがく》を手掛かりに,町人の文化が栄え新しい学問がおこったことを理解すること。
(ケ) 黒船の来航,廃藩置県や四民平等などの改革,文明開化などを手掛かりに,我が国が明治維新を機に欧米の文化を取り入れつつ近代化を進めたことを理解すること。
(コ) 大日本帝国憲法の発布,日清《にっしん》・日露の戦争,条約改正,科学の発展などを手掛かりに,我が国の国力が充実し国際的地位が向上したことを理解すること。
(サ) 日中戦争や我が国に関わる第二次世界大戦,日本国憲法の制定,オリンピック・パラリンピックの開催などを手掛かりに,戦後我が国は民主的な国家として出発し,国民生活が向上し,国際社会の中で重要な役割を果たしてきたことを理解すること。
Commentary Page
https://www.mext.go.jp/content/20230308-mxt_kyoiku02-100002607_003.pdf#page=130
Listing order of the item
1000887
Type
Item of Commentary on the Course of Study
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(内容の取扱い)