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(ウ) 貴族の生活や文化を手掛かりに,日本風の文化が生まれたことを理解すること。
https://w3id.org/jp-cos/8220263213000000
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Elementary School Curriculum Guideline 2017-03 Notification
第1章
第2章
第2節
第2
〔第6学年〕
2
(2)
ア
(ウ)
Details
Code of Course of Study Item
8220263213000000
Description of Course Of Study Item
(ウ) 貴族の生活や文化を手掛かりに,日本風の文化が生まれたことを理解すること。
Hierarchical Section Numbers
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Commentary Page
https://www.mext.go.jp/content/20230308-mxt_kyoiku02-100002607_003.pdf#page=117
Type of School
Elementary School
Subject Area
Social Studies
Grade
6
Category
目標及び内容(大項目)
Sub Category
内容
Section Number
(ウ)
Text
貴族の生活や文化を手掛かりに,日本風の文化が生まれたことを理解すること。
Issued Period
Published from 2017 to 2019
Course Of Study
Elementary School Curriculum Guideline 2017-03 Notification
Course Of Study Revision
Elementary School Curriculum Guideline 2017-03 Notification
Edition of Course Of Study Item
一部改正なし
Source
【82V11】Code for Elementary School Course of Guideline published in 2017, version 1.1 (2021-08-20 release)
Item Number
Number
1562
Source
【82V11】Code for Elementary School Course of Guideline published in 2017, version 1.1 (2021-08-20 release)
Type
Line Number
Fcode of Course of Study
A8A2A2A0A2A6A3A2A1A3A0A0A0A0A0A0
Type
Course Of Study Item
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Referred to as 'Child' from:
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。その際,我が国の歴史上の主な事象を手掛かりに,大まかな歴史を理解するとともに,関連する先人の業績,優れた文化遺産を理解すること。
Referred to as 'The referenced Course of Study item' from:
内容の取扱いの(2) のアは,小学校の歴史学習における配慮事項を示したものである。小学校の歴史学習は,人物の働きや代表的な文化遺産を中心として学習することとしている。児童にとっては我が国の歴史を初めて学習することから,児童の興味・関心を踏まえて,取り上げる人物や文化遺産を精選する...
指導計画を作成する際には,例えば,(ア)から(サ)までに示された歴史上の事象の中で重点的に扱うものと関連的に扱うものを明確にして授業時間の掛け方に軽重を付けるなど,歴史上の主な事象の取り上げ方を工夫し,小学校の歴史学習に関する目標や内容が一層効果的に実現できるようにすることが大切...
実際の指導に当たっては,内容の(2) の(ア)から(サ)までに示された歴史上の主な事象に対応する人物の働きや代表的な文化遺産を取り上げるとともに,重点的に扱う歴史的事象やそれに対応する人物などについては,資料の数や扱う授業時間数に軽重を付けるなど,指導の重点の置き方に工夫を加え,...
内容の取扱いの(2) のイは,代表的な文化遺産を通して歴史学習を進める上で,内容の(2) の(ア)から(サ)に示した歴史上の主な事象に関連して,取り上げる文化遺産の範囲を例示したものである。
「重要文化財」とは,国内の建造物,美術工芸品等の文化財の中から国によって指定されたものであり,「国宝」とは,重要文化財のうち,学術的に価値が極めて高く,かつ代表的なものとして指定されたものである。「世界文化遺産」とは,ユネスコによって世界遺産リストに登録された遺跡や景観,自然など...
ここでは歴史上の主な事象と関連の深い国宝,重要文化財,世界文化遺産などの中から適切なものを取り上げ,我が国の代表的な文化遺産を通して学習が具体的に展開できるよう配慮する必要がある。なお,地域の実態を生かし,歴史上の主な事象に対する関心や理解を深める観点から,自分たちの住む県や市に...
実際の指導においては,取り上げた文化遺産を通して,それらが我が国の先人の工夫や努力によって生み出されたものであることや,自分たちの祖先によって現在まで大切に受け継がれてきたこと,それらは我が国の伝統や文化の特色や現在の自分たちの生活や文化の源流などを考える上で欠かすことのできない...
内容の取扱いの(2) のウは,人物の働きを中心とした学習を進める上で,内容の(2)の(ア)から(コ)に示した歴史上の主な事象との関連を考慮して,取り上げる人物を例示したものである。
具体的には,歴史学習の(ア)から(コ)までの10 項目に示した歴史的事象に関連して,国家及び社会の発展に大きな働きをした代表的な人物を,政治,文化などの分野から取り上げて,合計42 名を例示している。
実際の指導においては,これらの人物を取り上げ,その働きを通して指導を行うことが適切であると考えられる。しかし,これらは例示として示しているものであり,指導のねらいを実現できるのであれば,例示した人物に代えて,他の人物を取り上げることも可能である。その際には,内容の取扱いの(2) ...
内容の取扱いの(2) のオは,世界の国々との関わりが深い歴史上の主な事象について調べる際の指導の配慮事項を示したものである。例えば,イの(イ)の「大陸文化の摂取」,イの(エ)の「元との戦い」,イの(カ)の「キリスト教の伝来」,イの(ケ)の「黒船の来航」,イの(コ)の「
...
ア アの(ア)から(サ)までについては,児童の興味・関心を重視し,取り上げる人物や文化遺産の重点の置き方に工夫を加えるなど,精選して具体的に理解できるようにすること。その際,アの(サ)の指導に当たっては,児童の発達の段階を考慮すること。
イ アの(ア)から(サ)までについては,例えば,国宝,重要文化財に指定されているものや,世界文化遺産に登録されているものなどを取り上げ,我が国の代表的な文化遺産を通して学習できるように配慮すること。
ウ アの(ア)から(コ)までについては,例えば,次に掲げる人物を取り上げ,人物の働きを通して学習できるよう指導すること。
卑弥呼《ひみこ》
聖徳太子《しょうとくたいし》
小野妹子《おののいもこ》
中大兄皇子《なかのおおえのおうじ》
中臣鎌足《なかとみのかまたり》
聖武《しょうむ》天皇
行基《ぎょうき》
鑑真《がんじん》
藤原道長《ふじわらのみちなが》
紫式部《むらさきしきぶ》
清少納言《せいしょうなごん》
平清盛《たいらのきよもり》
源頼朝《みなもとのよりとも》
源義経《みなもとのよしつね》
北条時宗《ほうじょうときむね》
足利義満《あしかがよしみつ》
足利義政《あしかがよしまさ》
雪舟《せっしゅう》
ザビエル
織田信長《おだのぶなが》
豊臣秀吉《とよとみひでよし》
徳川家康《とくがわいえやす》
徳川家光《とくがわいえみつ》
近松門左衛門《ちかまつもんざえもん》
歌川広重《うたがわひろしげ》
本居宣長《もとおりのりなが》
杉田玄白《すぎたげんぱく》
伊能忠敬《いのうただたか》
ペリー
勝海舟《かつかいしゅう》
西郷隆盛《さいごうたかもり》
大久保利通《おおくぼとしみち》
木戸孝允《きどたかよし》
明治天皇
福沢諭吉《ふくざわゆきち》
大隈重信《おおくましげのぶ》
板垣退助《いたがきたいすけ》
伊藤博文《いとうひろぶみ》
陸奥宗光《むつむねみつ》
東郷平八郎《とうごうへいはちろう》
小村寿太郎《こむらじゅたろう》
野口英世《のぐちひでよ》
オ アの(イ)から(サ)までについては,当時の世界との関わりにも目を向け,我が国の歴史を広い視野から捉えられるよう配慮すること。
Referred to as 'The target Course of Study item' from:
我が国の歴史上の主な事象に関する内容については,アの(ア)から(サ)までの各項目とアの(シ)及びイの(ア)を,それぞれ関連付けて指導する。例えば,
世の中の様子,人物の働きや代表的な文化遺産などに着目して,遺跡や文化財,地図や年表などの資料で調べ,まとめ,我が国の歴史上の主な...
アの前文及び(ア)から(サ)までは,知識に関わる事項である。
前文では,歴史学習全体を通して,我が国の歴史の進展に大きな影響を与えた(ア)から(サ)までの代表的な歴史上の事象を手掛かりに,我が国が歩んできた大まかな歴史を理解するとともに,それらの事象に関連する先人の業績,優れた文化遺産を理解することである。
我が国の歴史上の主な事象を手掛かりに
するとは,(ア)から(サ)までに示されている各時代の典型的な歴史上の事象や関連する人物,代表的な文化遺産についての知識を習得し,その知識を基に考えるようにすることである。
大まかな歴史を理解する
こととは,政治の中心地や世の中の様子によって分けたいくつかの時期における世の中の動きを人物の業績や優れた文化遺産を通して捉え,我が国が歩んできた歴史を大まかに理解することである。従って,小学校では歴史を通史として事象を網羅的に取り扱うものではない...
関連する先人の業績,優れた文化遺産を理解すること
とは,我が国が歩んできた歴史の中で,その時期の世の中の様子を形づくったり,国家や社会の変化に大きな影響を及ぼしたりした先人の働きとともに,各時代の人々によって生み出され,今日まで保存・保護されてきた文化遺産の大切さを理...
また,人物の働きや代表的な文化遺産を中心とした学習の効果を高めるためには,内容のアの(ア)から(サ)までに示した事象を取り扱う授業時数に軽重を付けるなど,単元の構成を工夫する必要がある。
アの(ウ)は,知識に関わる事項である。
貴族の生活や文化
については,貴族の屋敷の様子や
藤原道長
ふじわらのみちなが
に代表される貴族の生活の様子,
紫式部
むらさきしきぶ
や
清少納言
せいしょうなごん
これらのことを手掛かりに,京都に都が置かれた頃,
日本風の文化が生まれたことを理解で
きるようにする。
アの(シ)は,技能に関わる事項である。
例えば,貴族の暮らしの様子や,
紫式部
むらさきしきぶ
や
清少納言
せいしょうなごん
の活躍などを資料で調べ,まとめることが考えられる。ここでは,絵画などの資料から生活や文化に関する情報を適切に読み取...
イの(ア)は,「思考力,判断力,表現力等」に関わる事項である。
ここでは,社会的事象の見方・考え方を働かせ,例えば,貴族はどのような生活をしていたか,どのような作品を残したかなどの問いを設けて,この頃の貴族の服装や建物,日常の生活や行事などの様子や
紫式部
むらさきしきぶ
や
清少納言
せ...
実際の指導に当たっては,例えば,十二
単
ひとえ
や貴族の服装などから貴族の生活の様子を想像する学習,寝殿造の屋敷における貴族の生活の様子を調べる学習,当時の貴族が行っていた,現在にまで受け継がれている年中行事を調べる学習などが考えられる。