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https://w3id.org/jp-cos/ElementaryDeptSNES-Intellectual/2017/生活
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詳細情報
学習指導要領(一部改正情報)
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
学習指導要領掲載順
6
障害分類
知的
学校種別
特別支援学校小学部
教科名
Living Environment Studies
せいかつ
生活
英語表記出典
英語表記出典の名称
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
対応学習指導要領
小学校学習指導要領 2008年3月 告示
小学校学習指導要領 2008年3月 告示
関連リンク
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1261037.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1261037.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード3桁目
7
学習指導要領コード3桁目に対応するFコード
A7
教科コード
887
F教科コード
A8A8A7
Type
教科等
被参照情報
'関係がある'としての参照元:
生活
'教科がある'としての参照元:
特別支援学校小学部・中学部学習指導要領 2017年4月 告示
'教科等'としての参照元:
〔生活〕
1 目標 具体的な活動や体験を通して,生活に関わる見方・考え方を生かし,自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴やよさ,それらの関わり等に気付くとともに,生活に必要な習慣や技能を身に付けるようにする。
(2) 自分自身や身の回りの生活のことや,身近な人々,社会及び自然と自分との関わりについて理解し,考えたことを表現することができるようにする。
(3) 自分のことに取り組んだり,身近な人々,社会及び自然に自ら働きかけ, 意欲や自信をもって学んだり,生活を豊かにしようとしたりする態度を養う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
ア 活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴に関心をもつとともに,身の回りの生活において必要な基本的な習慣や技能を身に付けるようにする。
イ 自分自身や身の回りの生活のことや,身近な人々,社会及び自然と自分との関わりについて関心をもち,感じたことを伝えようとする。
ウ 自分のことに取り組もうとしたり,身近な人々,社会及び自然に関心をもち,意欲をもって学んだり,生活に生かそうとしたりする態度を養う。
(2) 内容
ア 基本的生活習慣 食事や用便等の生活習慣に関わる初歩的な学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 簡単な身辺処理に気付き,教師と一緒に行おうとすること。
(イ) 簡単な身辺処理に関する初歩的な知識や技能を身に付けること。
イ 安全 危ないことや危険な場所等における安全に関わる初歩的な学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの安全に気付き,教師と一緒に安全な生活に取り組もうとすること。
(イ) 安全に関わる初歩的な知識や技能を身に付けること。
ウ 日課・予定 日課に沿って教師と共にする学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの簡単な日課に気付き,教師と一緒に日課に沿って行動しようとすること。
(イ) 簡単な日課について,関心をもつこと。
エ 遊び 自分で好きな遊びをすることなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの遊びに気付き,教師や友達と同じ場所で遊ぼうとすること。
(イ) 身の回りの遊びや遊び方について関心をもつこと。
オ 人との関わり 小さな集団での学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 教師や身の回りの人に気付き,教師と一緒に簡単な挨拶などをしようとすること。
(イ) 身の回りの人との関わり方に関心をもつこと。
カ 役割 学級等の集団における役割などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの集団に気付き,教師と一緒に参加しようとすること。
(イ) 集団の中での役割に関心をもつこと。
キ 手伝い・仕事 教師と一緒に印刷物を配ることや身の回りの簡単な手伝いなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの簡単な手伝いや仕事を教師と一緒にしようとすること。
(イ) 簡単な手伝いや仕事に関心をもつこと。
ク 金銭の扱い 簡単な買い物や金銭を大切に扱うことなどに関わる学習活動を通して, 次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの生活の中で,教師と一緒に金銭を扱おうとすること。
(イ) 金銭の扱い方などに関心をもつこと。
ケ きまり 学校生活の簡単なきまりに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りの簡単なきまりに従って教師と一緒に行動しようとすること。
(イ) 簡単なきまりについて関心をもつこと。
コ 社会の仕組みと公共施設 自分の家族や近隣に関心をもつこと及び公園等の公共施設に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りにある社会の仕組みや公共施設に気付き,それを教師と一緒にみんなに伝えようとすること。
(イ) 身の回りの社会の仕組みや公共施設の使い方などについて関心をもつこと。
サ 生命・自然 教師と一緒に公園や野山などの自然に触れることや生き物に興味や関心をもつことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りにある生命や自然に気付き,それを教師と一緒にみんなに伝えようとすること。
(イ) 身の回りの生命や自然について関心をもつこと。
シ ものの仕組みと働き 身の回りの生活の中で,物の重さに気付くことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身の回りにあるものの仕組みや働きに気付き,それを教師と一緒にみんなに伝えようとすること。
(イ) 身の回りにあるものの仕組みや働きについて関心をもつこと。
○2段階
(1) 目標
ア 活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴や変化に気付くとともに,身近な生活において必要な習慣や技能を身に付けるようにする。
イ 自分自身や身の回りの生活のことや,身近な人々,社会及び自然と自分との関わりについて気付き,感じたことを表現しようとする。
ウ 自分のことに取り組もうとしたり,身近な人々,社会及び自然に自ら働きかけようとしたり,意欲や自信をもって学んだり,生活に生かそうとしたりする態度を養う。
(2) 内容
ア 基本的生活習慣 食事,用便,清潔等の基本的生活習慣に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 必要な身辺処理が分かり,身近な生活に役立てようとすること。
(イ) 身近な生活に必要な身辺処理に関する基礎的な知識や技能を身に付けること。
イ 安全 遊具や器具の使い方,避難訓練等の基本的な安全や防災に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な生活の安全に関心をもち,教師の援助を求めながら,安全な生活に取り組もうとすること。
(イ) 安全や防災に関わる基礎的な知識や技能を身に付けること。
ウ 日課・予定 絵や写真カードなどを手掛かりにして,見通しをもち主体的に取り組むことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な日課・予定が分かり,教師の援助を求めながら,日課に沿って行動しようとすること。
(イ) 身近な日課・予定について知ること。
エ 遊び 教師や友達と簡単な遊びをすることなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な遊びの中で,教師や友達と簡単なきまりのある遊びをしたり, 遊びを工夫しようとしたりすること。
(イ) 簡単なきまりのある遊びについて知ること。
オ 人との関わり 身近な人と接することなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な人を知り,教師の援助を求めながら挨拶や話などをしようとすること。
(イ) 身近な人との接し方などについて知ること。
カ 役割 学級や学年,異年齢の集団等における役割に関わる学習活動を通して, 次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な集団活動に参加し,簡単な係活動をしようとすること。
(イ) 簡単な係活動などの役割について知ること。
キ 手伝い・仕事 人の役に立つことのできる手伝いや仕事に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 教師の援助を求めながら身近で簡単な手伝いや仕事をしようとすること。
(イ) 簡単な手伝いや仕事について知ること。
ク 金銭の扱い 金銭の価値に気付くことや金銭を扱うことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な生活の中で,教師に援助を求めながら買い物をし,金銭の大切さや必要性について気付くこと。
(イ) 金銭の扱い方などを知ること。
ケ きまり 順番を守ることや信号を守って横断することなど,簡単なきまりやマナーに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近で簡単なきまりやマナーに気付き,それらを守って行動しようとすること。
(イ) 簡単なきまりやマナーについて知ること。
コ 社会の仕組みと公共施設 自分の住む地域のことや図書館や児童館等の公共施設に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 教師の援助を求めながら身近な社会の仕組みや公共施設に気付き,それらを表現しようとすること。
(イ) 身近な社会の仕組みや公共施設の使い方などを知ること。
サ 生命・自然 小動物等を飼育し生き物への興味・関心をもつことや天候の変化,季節の特徴に関心をもつことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な生命や自然の特徴や変化が分かり,それらを表現しようとすること。
(イ) 身近な生命や自然について知ること。
シ ものの仕組みと働き 身近な生活の中で,ものの仕組みなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近にあるものの仕組みや働きが分かり,それらを表現しようとすること。
(イ) 身近にあるものの仕組みや働きについて知ること。
○3段階
(1) 目標
ア 活動や体験の過程において,自分自身,身近な人々,社会及び自然の特徴やよさ,それらの関わりに気付くとともに,生活に必要な習慣や技能を身に付けるようにする。
イ 自分自身や身の回りの生活のことや,身近な人々,社会及び自然と自分との関わりについて理解し,考えたことを表現することができるようにする。
ウ 自分のことに取り組んだり,身近な人々,社会及び自然に自ら働きかけ, 意欲や自信をもって学んだり,生活を豊かにしようとしたりする態度を養う。
(2) 内容
ア 基本的生活習慣 身の回りの整理や身なりなどの基本的生活習慣や日常生活に役立つことに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 必要な身辺処理や集団での基本的生活習慣が分かり,日常生活に役立てようとすること。
(イ) 日常生活に必要な身辺処理等に関する知識や技能を身に付けること。
イ 安 全 交通安全や避難訓練等の安全や防災に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の安全や防災に関心をもち,安全な生活をするよう心がけること。
(イ) 安全や防災に関わる知識や技能を身に付けること。
ウ 日課・予定 一週間程度の予定,学校行事や家庭の予定などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の日課・予定が分かり,およその予定を考えながら,見通しをもって行動しようとすること。
(イ) 日課や身近な予定を立てるために必要な知識や技能を身に付けること。
エ 遊び 日常生活の中での遊びに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の遊びで,友達と関わりをもち,きまりを守ったり,遊びを工夫し発展させたりして,仲良く遊ぼうとすること。
(イ) きまりのある遊びや友達と仲良く遊ぶことなどの知識や技能を身に付けること。
オ 人との関わり 身近なことを教師や友達と話すことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な人と自分との関わりが分かり,一人で簡単な応対などをしようとすること。
(イ) 身近な人との簡単な応対などをするための知識や技能を身に付けること。
カ 役割 様々な集団や地域での役割に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 様々な集団活動に進んで参加し,簡単な役割を果たそうとすること。
(イ) 集団の中での簡単な役割を果たすための知識や技能を身に付けること。
キ 手伝い・仕事 自分から調理や製作などの様々な手伝いをすることや学級の備品等の整理などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の手伝いや仕事を進んでしようとすること。
(イ) 手伝いや仕事をするための知識や技能を身に付けること。
ク 金銭の扱い 価格に応じて必要な貨幣を組み合わせるなどの金銭に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の中で,金銭の価値が分かり扱いに慣れること。
(イ) 金銭の扱い方などの知識や技能を身に付けること。
ケ きまり 学校のきまりや公共の場でのマナー等に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の簡単なきまりやマナーが分かり,それらを守って行動しようとすること。
(イ) 簡単なきまりやマナーに関する知識や技能を身に付けること。
コ 社会の仕組みと公共施設 自分の地域や周辺の地理などの社会の様子,警察署や消防署などの公共施設に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活に関わりのある社会の仕組みや公共施設が分かり,それらを表現すること。
(イ) 日常生活に関わりのある社会の仕組みや公共施設などを知ったり,活用したりすること。
サ 生命・自然 身近にいる昆虫,魚,小鳥の飼育や草花などの栽培及び四季の変化や天体の動きなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活に関わりのある生命や自然の特徴や変化が分かり,それらを表現すること。
(イ) 日常生活に関わりのある生命や自然について関心をもって調べること。
シ ものの仕組みと働き 日常生活の中で,ものの仕組みなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活の中で,ものの仕組みや働きが分かり,それらを表現すること。
(イ) ものの仕組みや働きに関して関心をもって調べること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 年間や,単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,児童の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,児童が具体的な場面で実際的な活動を通して,自分と身近な社会や自然との関わりについての関心を深められるようにすること。
イ 各教科等との関連を図り,指導の効果を高めるようにするとともに,中学部の社会科,理科及び職業・家庭科の学習を見据え,系統的・発展的に指導できるようにすること。
ウ 2の各段階の内容のサについては,動物や植物への関わり方が深まるよう継続的な飼育,栽培を行うなど工夫すること。
エ 入学当初においては,幼児期における遊びを通した総合的な学びから他教科等における学習に円滑に移行し,主体的に自己を発揮しながら,より自覚的な学びに向かうことが可能となるようにすること。
オ 自分自身の生活や成長を振り返る活動を通して,自分でできるようになったこと,役割が増えたことなどが分かるとともに,これまでの生活や成長を支えてくれた人々への感謝の気持ちと,これからの意欲的な取り組みにより,更に成長できるようにすること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 具体的な活動や体験を行うに当たっては,日々の日課に即して,実際的な指導ができるようにすること。
イ 身近な人々,社会及び自然に関する活動の楽しさを味わうとともに,それらを通して気付いたことや楽しかったことなどについて,多様な方法により表現し,考えることができるようにすること。
ウ 具体的な活動や体験を通して気付いたことを基に考えることができるようにするため,見付ける,比べる,たとえる,試す,見通す,工夫するなどの多様な学習活動を行うようにすること。
エ 2の各段階の内容のクは,算数科との関連を図りながら,実際的な指導ができるようにすること。
オ 具体的な活動や体験を行うに当たっては,身近な幼児,高齢者など多様な人々と触れ合うことができるようにすること。