情報の科学

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2009/情報/情報の科学

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
学習指導要領掲載順
58
学校種別
高等学校
科目名
Information Study by Scientific Approach
じょうほうのかがく
情報の科学
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2009-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2009-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成21年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成21年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
関連リンク
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298353.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298353.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
2
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A2
科目コード
74I2
F科目コード
A7A4UIA2
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
情報
'分野・科目・分類'としての参照元:
第2 情報の科学
1 目標  情報社会を支える情報技術の役割や影響を理解させるとともに,情報と情報技術を問題の発見と解決に効果的に活用するための科学的な考え方を習得させ,情報社会の発展に主体的に寄与する能力と態度を育てる。
2 内容
(1) コンピュータと情報通信ネットワーク
ア コンピュータと情報の処理  コンピュータにおいて,情報が処理される仕組みや表現される方法を理解させる。
イ 情報通信ネットワークの仕組み  情報通信ネットワークの構成要素,プロトコルの役割,情報通信の仕組み及び情報セキュリティを確保するための方法を理解させる。
ウ 情報システムの働きと提供するサービス  情報システムとサービスについて,情報の流れや処理の仕組みと関連付けながら理解させ,それらの利用の在り方や社会生活に果たす役割と及ぼす影響を考えさせる。
(2) 問題解決とコンピュータの活用
ア 問題解決の基本的な考え方  問題の発見,明確化,分析及び解決の方法を習得させ,問題解決の目的や状況に応じてこれらの方法を適切に選択することの重要性を考えさせる。
イ 問題の解決と処理手順の自動化  問題の解法をアルゴリズムを用いて表現する方法を習得させ,コンピュータによる処理手順の自動実行の有用性を理解させる。
ウ モデル化とシミュレーション  モデル化とシミュレーションの考え方や方法を理解させ,実際の問題解決に活用できるようにする。
(3) 情報の管理と問題解決
ア 情報通信ネットワークと問題解決  問題解決における情報通信ネットワークの活用方法を習得させ,情報を共有することの有用性を理解させる。
イ 情報の蓄積・管理とデータベース 情報を蓄積し管理・検索するためのデータベースの概念を理解させ,問題解決にデータベースを活用できるようにする。
ウ 問題解決の評価と改善  問題解決の過程と結果について評価し,改善することの意義や重要性を理解させる。
(4) 情報技術の進展と情報モラル
ア 社会の情報化と人間  社会の情報化が人間に果たす役割と及ぼす影響について理解させ,情報社会を構築する上での人間の役割を考えさせる。
イ 情報社会の安全と情報技術  情報社会の安全とそれを支える情報技術の活用を理解させ,情報社会の安全性を高めるために個人が果たす役割と責任を考えさせる。
ウ 情報社会の発展と情報技術  情報技術の進展が社会に果たす役割と及ぼす影響を理解させ,情報技術を社会の発展に役立てようとする態度を育成する。
3 内容の取扱い
(1) 内容の(1)のアについては,標本化や量子化などについて扱うこと。イについては,情報のやり取りを図を用いて説明するなどして,情報通信ネットワークやプロトコルの仕組みを理解させることを重視すること。ウについては,情報システムが提供するサービスが生活に与えている変化について扱うこ...
(2) 内容の(2)のアについては,生徒に複数の解決策を考えさせ,目的と状況に応じて解決策を選択させる活動を取り入れること。イ及びウについては,学校や生徒の実態に応じて,適切なアプリケーションソフトウェアやプログラム言語を選択すること。
(3) 内容の(3)については,実際に処理又は創出した情報について生徒に評価させる活動を取り入れること。アについては,学校や生徒の実態に応じて,適切なアプリケーションソフトウェアや情報通信ネットワークを選択すること。イについては,簡単なデータベースを作成する活動を取り入れ,情報が喪...
(4) 内容の(4)については,生徒が主体的に考え,討議し,発表し合うなどの活動を取り入れること。アについては,情報機器や情報通信ネットワークの様々な機能を簡単に操作できるようにする工夫及び高齢者や障害者による利用を容易にする工夫などについても扱うこと。イについては,情報通信ネット...