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地理B
https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2009/地理歴史/地理B
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地理B
詳細情報
学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
学習指導要領掲載順
12
学校種別
高等学校
科目名
Geography B
ちりB
地理B
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2009-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2009-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成21年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成21年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
関連リンク
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298353.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1298353.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
6
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A6
科目コード
7436
F科目コード
A7A4A3A6
Type
科目等
被参照情報
'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2009年3月 告示
地理歴史
'分野・科目・分類'としての参照元:
第6 地理B
1 目標 現代世界の地理的事象を系統地理的に,現代世界の諸地域を歴史的背景を踏まえて地誌的に考察し,現代世界の地理的認識を養うとともに,地理的な見方や考え方を培い,国際社会に主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養う。
2 内容
(1) 様々な地図と地理的技能 地球儀や様々な地図の活用及び地域調査などの活動を通して,地図の有用性に気付かせるとともに,地理的技能を身に付けさせる。
ア 地理情報と地図 地球儀の活用,様々な時代や種類の世界地図の読図,地理情報の地図化などの活動を通して,各時代の人々の世界観をとらえさせるとともに,地図の有用性に気付かせ,現代世界の地理的事象をとらえる地理的技能を身に付けさせる。
イ 地図の活用と地域調査 直接的に調査できる地域を地図を活用して多面的・多角的に調査し,生活圏の地域的特色をとらえる地理的技能を身に付けさせる。
(2) 現代世界の系統地理的考察 世界の自然環境,資源,産業,人口,都市・村落,生活文化,民族・宗教に関する諸事象の空間的な規則性,傾向性やそれらの要因などを系統地理的に考察させるとともに,現代世界の諸課題について地球的視野から理解させる。
ア 自然環境 世界の地形,気候,植生などに関する諸事象を取り上げ,それらの分布や人間生活とのかかわりなどについて考察させるとともに,現代世界の環境問題を大観させる。
イ 資源,産業 世界の資源・エネルギーや農業,工業,流通,消費などに関する諸事象を取り上げ,それらの分布や動向などについて考察させるとともに,現代世界の資源・エネルギー,食料問題を大観させる。
ウ 人口,都市・村落 世界の人口,都市・村落などに関する諸事象を取り上げ,それらの分布や動向などについて考察させるとともに,現代世界の人口,居住・都市問題を大観させる。
エ 生活文化,民族・宗教 世界の生活文化,民族・宗教に関する諸事象を取り上げ,それらの分布や民族と国家の関係などについて考察させるとともに,現代世界の民族,領土問題を大観させる。
(3) 現代世界の地誌的考察 現代世界の諸地域を多面的・多角的に考察し,各地域の多様な特色や課題を理解させるとともに,現代世界を地誌的に考察する方法を身に付けさせる。
ア 現代世界の地域区分 現代世界を幾つかの地域に区分する方法や地域の概念,地域区分の意義を理解させるとともに,その有用性に気付かせる。
イ 現代世界の諸地域 現代世界の諸地域を取り上げ,歴史的背景を踏まえて多面的・多角的に地域の変容や構造を考察し,それらの地域にみられる地域的特色や地球的課題について理解させるとともに,地誌的に考察する方法を身に付けさせる。
ウ 現代世界と日本 現代世界における日本の国土の特色について多面的・多角的に考察し,我が国が抱える地理的な諸課題を探究する活動を通して,その解決の方向性や将来の国土の在り方などについて展望させる。
3 内容の取扱い
(1) 内容の全体にわたって,次の事項に配慮するものとする。
ア 1の目標に即して基本的な事項・事柄を精選して指導内容を構成すること。
イ 地理的な見方や考え方及び地図の読図や作図,衛星画像や空中写真,景観写真の読み取りなど地理的技能を身に付けることができるよう系統性に留意して計画的に指導すること。その際,教科用図書「地図」を十分に活用するとともに,地図や統計などの地理情報の収集・分析には,情報通信ネットワークや地...
ウ 地図を有効に活用して事象を説明したり,自分の解釈を加えて論述したり,討論したりするなどの活動を充実させること。
エ 学習過程で政治,経済,生物,地学的な事象なども必要に応じて扱うことができるが,それらは空間的な傾向性や諸地域の特色を理解するのに必要な程度とすること。
オ 各項目の内容に応じて日本を含めて扱うとともに,日本と比較し関連付けて考察させること。
(2) 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)については,次の事項に留意すること。
(ア) 地球儀や地図の活用,観察や調査,統計,画像,文献などの地理情報の収集,選択,処理,諸資料の地理情報化や地図化などの作業的,体験的な学習を取り入れるとともに,各項目を関連付けて地理的技能が身に付くよう工夫すること。
(イ) アについては,地理的認識を深める上で地図を活用することが大切であることを理解させるとともに,地図に関する基礎的・基本的な知識や技能を習得することができるよう工夫すること。
(ウ) イについては,生徒の特性や学校所在地の事情等を考慮し,地域調査を実施し,その方法が身に付くよう工夫すること。
イ 内容の(2)については,分析,考察の過程を重視し,現代世界を系統地理的にとらえる視点や考察方法が身に付くよう工夫すること。エについては,領土問題の現状や動向を扱う際に日本の領土問題にも触れること。
ウ 内容の(3)については,次の事項に留意すること。
(ア) ア及びイについては,内容の(1)及び(2)の学習成果を活用するよう工夫すること。
(イ) アについては,現代世界が自然,政治,経済,文化などの指標によって様々に地域区分できることに着目させ,それらを比較対照させることによって,地域の概念,地域区分の意義などを理解させるようにすること。
(ウ) イについては,アで学習した地域区分を踏まえるとともに,様々な規模の地域を世界全体から偏りなく取り上げるようにすること。また,取り上げた地域の多様な事象を項目ごとに整理して考察する地誌,取り上げた地域の特色ある事象と他の事象を有機的に関連付けて考察する地誌,対照的又は類似的な...
(エ) ウについては,この科目のまとめとして位置付けること。