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化学基礎
https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/理科/化学基礎
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化学基礎
詳細情報
学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
24
学校種別
高等学校
科目名
Basic Chemistry
かがくきそ
化学基礎
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
4
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A4
科目コード
8464
F科目コード
A8A4A6A4
Type
科目等
被参照情報
'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
理科
'分野・科目・分類'としての参照元:
第4 化学基礎
1 目標 物質とその変化に関わり,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどを通して,物質とその変化を科学的に探究するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 日常生活や社会との関連を図りながら,物質とその変化について理解するとともに,科学的に探究するために必要な観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
(2) 観察,実験などを行い,科学的に探究する力を養う。
(3) 物質とその変化に主体的に関わり,科学的に探究しようとする態度を養う。
2 内容
(1) 化学と人間生活 化学と人間生活との関わりについての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 化学と人間生活について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 化学と物質
㋐ 化学の特徴 日常生活や社会を支える身近な物質の性質を調べる活動を通して,物質を対象とする科学である化学の特徴について理解すること。
㋑ 物質の分離・精製 物質の分離や精製の実験などを行い,実験における基本操作と物質を探究する方法を身に付けること。
㋒ 単体と化合物 元素を確認する実験などを行い,単体,化合物について理解すること。
㋓ 熱運動と物質の三態 粒子の熱運動と温度との関係,粒子の熱運動と物質の三態変化との関係について理解すること。
イ 身近な物質や元素について,観察,実験などを通して探究し,科学的に考察し,表現すること。
(2) 物質の構成 物質の構成について,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 物質の構成粒子について,次のことを理解すること。また,物質と化学結合についての観察,実験などを通して,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 物質の構成粒子
㋐ 原子の構造 原子の構造及び陽子,中性子,電子の性質を理解すること。
㋑ 電子配置と周期表 元素の周期律及び原子の電子配置と周期表の族や周期との関係について理解すること。
(イ) 物質と化学結合
㋐ イオンとイオン結合 イオンの生成を電子配置と関連付けて理解すること。また,イオン結合及びイオン結合でできた物質の性質を理解すること。
㋑ 分子と共有結合 共有結合を電子配置と関連付けて理解すること。また,分子からなる物質の性質を理解すること。
㋒ 金属と金属結合 金属の性質及び金属結合を理解すること。
イ 物質の構成について,観察,実験などを通して探究し,物質の構成における規則性や関係性を見いだして表現すること。
(3) 物質の変化とその利用 物質の変化とその利用についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 物質量と化学反応式,化学反応,化学が拓(ひら)く世界について,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。
(ア) 物質量と化学反応式
㋐ 物質量 物質量と粒子数,質量,気体の体積との関係について理解すること。
㋑ 化学反応式 化学反応に関する実験などを行い,化学反応式が化学反応に関与する物質とその量的関係を表すことを見いだして理解すること。
(イ) 化学反応
㋐ 酸・塩基と中和 酸や塩基に関する実験などを行い,酸と塩基の性質及び中和反応に関与する物質の量的関係を理解すること。
㋑ 酸化と還元 酸化と還元が電子の授受によることを理解すること。
(ウ) 化学が拓(ひら)く世界
㋐ 化学が拓(ひら)く世界 この科目で学んだ事柄が,日常生活や社会を支えている科学技術と結び付いていることを理解すること。
イ 物質の変化とその利用について,観察,実験などを通して探究し,物質の変化における規則性や関係性を見いだして表現すること。
3 内容の取扱い
(1) 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)から(3)までについては,中学校理科との関連を考慮し,それぞれのアに示す知識及び技能とイに示す思考力,判断力,表現力等とを相互に関連させながら,この科目の学習を通して,科学的に探究するために必要な資質・能力の育成を目指すこと。
イ この科目で育成を目指す資質・能力を育むため,観察,実験などを行い,探究の過程を踏まえた学習活動を行うようにすること。その際,学習内容の特質に応じて,情報の収集,仮説の設定,実験の計画,実験による検証,実験データの分析・解釈などの探究の方法を習得させるようにするとともに,報告書な...
ウ 内容の(1)については,この科目の導入として位置付けること。
(2) 内容の範囲や程度については,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容の(1)のアの(ア)の㋑については,ろ過,蒸留,抽出,再結晶及びクロマトグラフィーを扱うこと。㋒については,炎色反応や沈殿反応を扱うこと。㋓については,物理変化と化学変化の違いにも触れること。
イ 内容の(2)のアの(ア)の㋐については,原子番号,質量数及び同位体を扱うこと。その際,放射性同位体とその利用にも触れること。㋑の「原子の電子配置」については,代表的な典型元素を扱うこと。「元素の周期律」については,イオン化エネルギーの変化にも触れること。 (イ)の㋐については,...
ウ 内容の(3)のアの(ア)の㋐については,モル質量や溶液のモル濃度も扱うこと。 (イ)の㋐については,酸や塩基の強弱と電離度の大小との関係も扱うこと。「酸と塩基」については,水素イオン濃度とpHとの関係にも触れること。「中和反応」については,生成する塩の性質にも触れること。㋑につ...