日本史探究

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondary/2018/地理歴史/日本史探究

詳細情報

学習指導要領(一部改正情報)
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
学習指導要領掲載順
10
学校種別
高等学校
科目名
Advanced Japanese History
にほんしたんきゅう
日本史探究
英語表記出典
英語表記出典の名称
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
Upper Secondary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2018-03)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
高等学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成30年3月)
対応学習指導要領
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
関連リンク
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1417513.htm
Type
英語表記の出典
英語表記の出典
学習指導要領コード4桁目
4
学習指導要領コード4桁目に対応するFコード
A4
科目コード
8434
F科目コード
A8A4A3A4
Type
科目等

被参照情報

'科目がある'としての参照元:
高等学校学習指導要領 2018年3月 告示
地理歴史
'分野・科目・分類'としての参照元:
第4 日本史探究
1 目標 社会的事象の歴史的な見方・考え方を働かせ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,広い視野に立ち,グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者に必要な公民としての資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 我が国の歴史の展開に関わる諸事象について,地理的条件や世界の歴史と関連付けながら総合的に捉えて理解するとともに,諸資料から我が国の歴史に関する様々な情報を適切かつ効果的に調べまとめる技能を身に付けるようにする。
(2) 我が国の歴史の展開に関わる事象の意味や意義,伝統と文化の特色などを,時期や年代,推移,比較,相互の関連や現在とのつながりなどに着目して,概念などを活用して多面的・多角的に考察したり,歴史に見られる課題を把握し解決を視野に入れて構想したりする力や,考察,構想したことを効果的に...
(3) 我が国の歴史の展開に関わる諸事象について,よりよい社会の実現を視野に課題を主体的に探究しようとする態度を養うとともに,多面的・多角的な考察や深い理解を通して涵(かん)養される日本国民としての自覚,我が国の歴史に対する愛情,他国や他国の文化を尊重することの大切さについての自覚...
2 内容
A 原始・古代の日本と東アジア
(1) 黎(れい)明期の日本列島と歴史的環境 諸資料を活用し,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 旧石器文化から縄文文化への変化,弥生(やよい)文化の成立などを基に,黎(れい)明期の日本列島の歴史的環境と文化の形成,原始社会の特色を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 自然環境と人間の生活との関わり,中国大陸・朝鮮半島などアジア及び太平洋地域との関係,狩猟採集社会から農耕社会への変化などに着目して,環境への適応と文化の形成について,多面的・多角的に考察し,表現すること。
(イ) 黎(れい)明期の日本列島の変化に着目して,原始社会の特色について多面的・多角的に考察し,時代を通観する問いを表現すること。
(2) 歴史資料と原始・古代の展望 諸資料を活用し,(1)で表現した時代を通観する問いを踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような技能を身に付けること。
(ア) 原始・古代の特色を示す適切な歴史資料を基に,資料から歴史に関わる情報を収集し,読み取る技能を身に付けること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 歴史資料の特性を踏まえ,資料を通して読み取れる情報から,原始・古代の特色について多面的・多角的に考察し,仮説を表現すること。
(3) 古代の国家・社会の展開と画期(歴史の解釈,説明,論述) 諸資料を活用し,(2)で表現した仮説を踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 国家の形成と古墳文化,律(りつ)令(りょう)体制の成立過程と諸文化の形成などを基に,原始から古代の政治・社会や文化の特色を理解すること。
(イ) 貴族政治の展開,平安期の文化,地方支配の変化や武士の出現などを基に,律(りつ)令(りょう)体制の再編と変容,古代の社会と文化の変容を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 中国大陸・朝鮮半島との関係,隋(ずい)・唐など中国王朝との関係と政治や文化への影響などに着目して,主題を設定し,小国の形成と連合,古代の国家の形成の過程について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表現...
(イ) 地方の諸勢力の成長と影響,東アジアとの関係の変化,社会の変化と文化との関係などに着目して,主題を設定し,古代の国家・社会の変容について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表現すること。
B 中世の日本と世界
(1) 中世への転換と歴史的環境 諸資料を活用し,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 貴族政治の変容と武士の政治進出,土地支配の変容などを基に,古代から中世への時代の転換を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 権力の主体の変化,東アジアとの関わりなどに着目して,古代から中世の国家・社会の変容を多面的・多角的に考察し,表現すること。
(イ) 時代の転換に着目して,中世の特色について多面的・多角的に考察し,時代を通観する問いを表現すること。
(2) 歴史資料と中世の展望 諸資料を活用し,(1)で表現した時代を通観する問いを踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような技能を身に付けること。
(ア) 中世の特色を示す適切な歴史資料を基に,資料から歴史に関わる情報を収集し,読み取る技能を身に付けること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 歴史資料の特性を踏まえ,資料を通して読み取れる情報から,中世の特色について多面的・多角的に考察し,仮説を表現すること。
(3) 中世の国家・社会の展開と画期(歴史の解釈,説明,論述) 諸資料を活用し,(2)で表現した仮説を踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 武家政権の成立と展開,産業の発達,宗教や文化の展開などを基に,武家政権の伸張,社会や文化の特色を理解すること。
(イ) 武家政権の変容,日明(にちみん)貿易の展開と琉(りゅう)球(きゅう)王国の成立,村落や都市の自立,多様な文化の形成や融合などを基に,地域権力の成長,社会の変容と文化の特色を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 公武関係の変化,宋(そう)・元(モンゴル帝国)などユーラシアとの交流と経済や文化への影響などに着目して,主題を設定し,中世の国家・社会の展開について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表現すること。
(イ) 社会や経済の変化とその影響,東アジアの国際情勢の変化とその影響,地域の多様性,社会の変化と文化との関係などに着目して,主題を設定し,中世の国家・社会の変容について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表...
C 近世の日本と世界
(1) 近世への転換と歴史的環境 諸資料を活用し,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 織豊政権の政治・経済政策,貿易や対外関係などを基に,中世から近世への時代の転換を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 村落や都市の支配の変化,アジア各地やヨーロッパ諸国との交流の影響などに着目して,中世から近世の国家・社会の変容を多面的・多角的に考察し,表現すること。
(イ) 時代の転換に着目して,近世の特色について多面的・多角的に考察し,時代を通観する問いを表現すること。
(2) 歴史資料と近世の展望 諸資料を活用し,(1)で表現した時代を通観する問いを踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような技能を身に付けること。
(ア) 近世の特色を示す適切な歴史資料を基に,資料から歴史に関わる情報を収集し,読み取る技能を身に付けること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 歴史資料の特性を踏まえ,資料を通して読み取れる情報から,近世の特色について多面的・多角的に考察し,仮説を表現すること。
(3) 近世の国家・社会の展開と画期(歴史の解釈,説明,論述) 諸資料を活用し,(2)で表現した仮説を踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 法や制度による支配秩序の形成と身分制,貿易の統制と対外関係,技術の向上と開発の進展,学問・文化の発展などを基に,幕藩体制の確立,近世の社会と文化の特色を理解すること。
(イ) 産業の発達,飢(き)饉(きん)や一(いっ)揆(き)の発生,幕府政治の動揺と諸藩の動向,学問・思想の展開,庶民の生活と文化などを基に,幕藩体制の変容,近世の庶民の生活と文化の特色,近代化の基盤の形成を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 織豊政権との類似と相違,アジアの国際情勢の変化,交通・流通の発達,都市の発達と文化の担い手との関係などに着目して,主題を設定し,近世の国家・社会の展開について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表現す...
(イ) 社会・経済の仕組みの変化,幕府や諸藩の政策の変化,国際情勢の変化と影響,政治・経済と文化との関係などに着目して,主題を設定し,近世の国家・社会の変容について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表現する...
D 近現代の地域・日本と世界
(1) 近代への転換と歴史的環境 諸資料を活用し,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 対外政策の変容と開国,幕藩体制の崩壊と新政権の成立などを基に,近世から近代への時代の転換を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 欧米諸国の進出によるアジア諸国の変化,政治・経済の変化と思想への影響などに着目して,近世から近代の国家・社会の変容を多面的・多角的に考察し,表現すること。
(イ) 時代の転換に着目して,近代の特色について多面的・多角的に考察し,時代を通観する問いを表現すること。
(2) 歴史資料と近代の展望 諸資料を活用し,(1)で表現した時代を通観する問いを踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような技能を身に付けること。
(ア) 近代の特色を示す適切な歴史資料を基に,資料から歴史に関わる情報を収集し,読み取る技能を身に付けること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 歴史資料の特性を踏まえ,資料から読み取れる情報から,近代の特色について多面的・多角的に考察し,仮説を表現すること。
(3) 近現代の地域・日本と世界の画期と構造 諸資料を活用し,(2)で表現した仮説を踏まえ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 明治維新,自由民権運動,大日本帝国憲法の制定,条約改正,日(にっ)清(しん)・日露戦争,第一次世界大戦,社会運動の動向,政党政治などを基に,立憲体制への移行,国民国家の形成,アジアや欧米諸国との関係の変容を理解すること。
(イ) 文明開化の風潮,産業革命の展開,交通の整備と産業構造の変容,学問の発展や教育制度の拡充,社会問題の発生などを基に,産業の発展の経緯と近代の文化の特色,大衆社会の形成を理解すること。
(ウ) 恐慌と国際関係,軍部の台頭と対外政策,戦時体制の強化と第二次世界大戦の展開などを基に,第二次世界大戦に至る過程及び大戦中の政治・社会,国民生活の変容を理解すること。
(エ) 占領政策と諸改革,日本国憲法の成立,平和条約と独立の回復,戦後の経済復興,アジア諸国との関係,高度経済成長,社会・経済・情報の国際化などを基に,我が国の再出発及びその後の政治・経済や対外関係,現代の政治や社会の枠組み,国民生活の変容を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) アジアや欧米諸国との関係,地域社会の変化,戦争が及ぼした影響などに着目して,主題を設定し,近代の政治の展開と国際的地位の確立,第一次世界大戦前後の対外政策や国内経済,国民の政治参加の拡大について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈...
(イ) 欧米の思想・文化の影響,産業の発達の背景と影響,地域社会における労働や生活の変化,教育の普及とその影響などに着目して,主題を設定し,日本の工業化の進展,近代の文化の形成について,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを...
(ウ) 国際社会やアジア近隣諸国との関係,政治・経済体制の変化,戦争の推移と国民生活への影響などに着目して,主題を設定し,第二次世界大戦と日本の動向の関わりについて,事象の意味や意義,関係性などを多面的・多角的に考察し,歴史に関わる諸事象の解釈や歴史の画期などを根拠を示して表現する...
(エ) 第二次世界大戦前後の政治や社会の類似と相違,冷戦の影響,グローバル化の進展の影響,国民の生活や地域社会の変化などに着目して,主題を設定し,戦前と戦後の国家・社会の変容,戦後政治の展開,日本経済の発展,第二次世界大戦後の国際社会における我が国の役割について,事象の意味や意義,...
(オ) 日本と世界の相互の関わり,地域社会の変化,(ア)から(エ)までの学習で見いだした画期などに着目して,事象の意味や意義,関係性などを構造的に整理して多面的・多角的に考察し,我が国の近現代を通した歴史の画期を見いだし,根拠を示して表現すること。
(4) 現代の日本の課題の探究 次の①から③までについて,内容のA,B及びC並びにDの(1)から(3)までの学習を踏まえ,持続可能な社会の実現を視野に入れ,地域社会や身の回りの事象と関連させて主題を設定し,諸資料を活用して探究する活動を通して,以下のア及びイの事項を身に付けることが...
① 社会や集団と個人
② 世界の中の日本
③ 伝統や文化の継承と創造
ア 次のような知識を身に付けること。
(ア) 歴史的経緯を踏まえて,現代の日本の課題を理解すること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
(ア) 歴史の画期,地域社会の諸相と日本や世界との歴史的な関係,それ以前の時代からの継続や変化などに着目して,現代の日本の課題の形成に関わる歴史について,多面的・多角的に考察,構想して表現すること。
3 内容の取扱い
(1) 内容の全体にわたって,次の事項に配慮するものとする。
ア 我が国の歴史と文化について各時代の国際環境や地理的条件などと関連付け,世界の中の日本という視点から考察できるよう指導を工夫すること。
イ この科目では,中学校までの学習や「歴史総合」の学習との連続性に留意して諸事象を取り上げることにより,生徒が興味・関心をもって我が国の歴史の展開を学習できるよう工夫すること。その際,我が国の歴史を大観して理解し,考察,表現できるようにすることに指導の重点を置き,個別の事象のみの理...
ウ 年表や地図,その他の資料を積極的に活用し,地域の文化遺産,博物館や公文書館,その他の資料館などを調査・見学したりするなど,具体的に学ぶよう指導を工夫すること。その際,歴史に関わる諸資料を整理・保存することの意味や意義,文化財保護の重要性に気付くようにすること。また,科目の内容に...
エ 活用する資料の選択に際しては,生徒の興味・関心,学校や地域の実態などに十分配慮して行うこと。
オ 近現代史の指導に当たっては,客観的かつ公正な資料に基づいて,事実の正確な理解に導くとともに,多面的・多角的に考察し公正に判断する能力を育成すること。その際,核兵器などの脅威に着目させ,戦争や紛争などを防止し,平和で民主的な国際社会を実現することが重要な課題であることを認識するよ...
カ 近現代史の指導に当たっては,「歴史総合」の学習の成果を踏まえ,より発展的に学習できるよう留意すること。
キ 文化に関する指導に当たっては,各時代の文化とそれを生み出した時代的背景との関連,外来の文化などとの接触や交流による文化の変容や発展の過程などに着目させ,我が国の伝統と文化の特色とそれを形成した様々な要因を総合的に考察できるよう指導を工夫すること。衣食住や風習・信仰などの生活文化...
ク 地域社会の歴史と文化について扱うようにするとともに,祖先が地域社会の向上と文化の創造や発展に努力したことを具体的に理解させ,それらを尊重する態度を育てるようにすること。
(2) 内容の取扱いに当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 内容のA,B,C及びDは,この順序で扱うこと。また,「歴史総合」で学習した歴史の学び方を活用すること。
イ 内容のA,B,C及びDのそれぞれの(1)については,対外的な環境の変化や国内の諸状況の変化などを扱い,時代の転換を理解できるようすること。それぞれの(1)のイの(イ)については,アの理解に加え,中学校社会科歴史的分野における学習の成果を活用するなどして,対象となる時代の特色を考...
ウ 内容のA,B,C及びDのそれぞれの(2)については,政治や経済,社会,生活や文化,国際環境など,各時代の特色を生徒が読み取ることができる複数の適切な資料を活用し,それぞれの(1)で表現した問いを踏まえ,中学校社会科歴史的分野における学習の成果を活用するなどして,対象となる時代の...
エ 内容のA,B,C及びDのそれぞれの(3)については,それぞれの(2)で表現した仮説を踏まえて主題を設定すること。その際,資料を活用し,事象の意味や意義,事象相互の関係性などを考察できるよう指導を工夫すること。また,根拠や論理を踏まえ,筋道を立てて説明するなどの学習から,歴史に関...
オ 内容のAについては,次のとおり取り扱うものとすること。 (1),(2)及び(3)については,遺構や遺物,編纂(さん)された歴史書,公(く)家(げ)の日記などの資料や,それらを基に作成された資料などから適切なものを取り上げること。
カ 内容のBについては,次のとおり取り扱うものとすること。 (1),(2)及び(3)については,武家,公(く)家(げ),幕府や寺社の記録,絵画などの資料や,それらを基に作成された資料などから適切なものを取り上げること。(3)のアの(イ)については,公(く)家(げ)や武家,庶民などの...
キ 内容のCについては,次のとおり取り扱うものとすること。 (1),(2)及び(3)については,幕府や藩の法令,地域に残る村方(地(じ)方(かた))・町方文書,浮世絵などの絵画や出版物などの資料や,それらを基に作成された資料などから適切なものを取り上げること。(3)のアの(ア)につ...
ク 内容のDについては,次のとおり取り扱うものとすること。 (1),(2)及び(3)については,日記,書簡,自伝,公文書,新聞,統計,写真,地図,映像や音声,生活用品の変遷などの資料や,それらを基に作成された資料などから適切なものを取り上げること。(3)のアの(ア)については,明治...