Japanese Language

https://w3id.org/jp-cos/ElementaryDeptSNES-Intellectual/2017/国語

Details

Course Of Study Revision
Elementary and Lower Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2017-04 Notification
Listing order of the course of study
7
Disability Category
Intellectual Disability
Type of School
Elementary Department of Special Needs Education School
Name
Japanese Language
こくご
国語
Source for the English name
Name for the source
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
Reference to a curriculum guideline
Elementary School Curriculum Guideline 2008-03 Notification
Elementary School Curriculum Guideline 2008-03 Notification
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http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1261037.htm
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Type
Referrence for English name
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3th Digit Code of Course of Study Item
1
Fcode Correspond to 3th Digit Code of Course of Study Item
A1
Code of Subject Area
881
Fcode of Subject Area
A8A8A1
Type
Subject Area

Referred resources

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Japanese Language
Referred to as 'has a subject area' from:
Elementary and Lower Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2017-04 Notification
Referred to as 'Subject Area' from:
〔国語〕
1 目標 言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で理解し表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 日常生活に必要な国語について,その特質を理解し使うことができるようにする。
(2) 日常生活における人との関わりの中で伝え合う力を身に付け,思考力や想像力を養う。
(3) 言葉で伝え合うよさを感じるとともに,言語感覚を養い,国語を大切にしてその能力の向上を図る態度を養う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
ア 日常生活に必要な身近な言葉が分かり使うようになるとともに,いろいろな言葉や我が国の言語文化に触れることができるようにする。
イ 言葉をイメージしたり,言葉による関わりを受け止めたりする力を養い, 日常生活における人との関わりの中で伝え合い,自分の思いをもつことができるようにする。
ウ 言葉で表すことやそのよさを感じるとともに,言葉を使おうとする態度を養う。
(2) 内容
〔知識及び技能〕
ア 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な人の話し掛けに慣れ,言葉が事物の内容を表していることを感じること。
(イ) 言葉のもつ音やリズムに触れたり,言葉が表す事物やイメージに触れたりすること。
イ 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 昔話などについて,読み聞かせを聞くなどして親しむこと。
(イ) 遊びを通して,言葉のもつ楽しさに触れること。
(ウ) 書くことに関する次の事項を理解し使うこと。
㋐ いろいろな筆記具に触れ,書くことを知ること。
㋑ 筆記具の持ち方や,正しい姿勢で書くことを知ること。
(エ) 読み聞かせに注目し,いろいろな絵本などに興味をもつこと。
〔思考力,判断力,表現力等〕
A 聞くこと・話すこと 聞くこと・話すことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 教師の話や読み聞かせに応じ,音声を模倣したり,表情や身振り,簡単な話し言葉などで表現したりすること。
イ 身近な人からの話し掛けに注目したり,応じて答えたりすること。
ウ 伝えたいことを思い浮かべ,身振りや音声などで表すこと。
B 書くこと 書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 身近な人との関わりや出来事について,伝えたいことを思い浮かべたり, 選んだりすること。
イ 文字に興味をもち,書こうとすること。
C 読むこと 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 教師と一緒に絵本などを見て,示された身近な事物や生き物などに気付き, 注目すること。
イ 絵本などを見て,知っている事物や出来事などを指さしなどで表現すること。
ウ 絵や矢印などの記号で表された意味に応じ,行動すること。
エ 絵本などを見て,次の場面を楽しみにしたり,登場人物の動きなどを模倣したりすること。
○2段階
(1) 目標
ア 日常生活に必要な身近な言葉を身に付けるとともに,いろいろな言葉や我が国の言語文化に触れることができるようにする。
イ 言葉が表す事柄を想起したり受け止めたりする力を養い,日常生活における人との関わりの中で伝え合い,自分の思いをもつことができるようにする。
ウ 言葉がもつよさを感じるとともに,読み聞かせに親しみ,言葉でのやり取りを聞いたり伝えたりしようとする態度を養う。
(2) 内容
〔知識及び技能〕
ア 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な人の話し掛けや会話などの話し言葉に慣れ,言葉が,気持ちや要求を表していることを感じること。
(イ) 日常生活でよく使われている平仮名を読むこと。
(ウ) 身近な人との会話を通して,物の名前や動作など,いろいろな言葉の種類に触れること。
イ 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 昔話や童謡の歌詞などの読み聞かせを聞いたり,言葉などを模倣したりするなどして,言葉の響きやリズムに親しむこと。
(イ) 遊びややり取りを通して,言葉による表現に親しむこと。
(ウ) 書くことに関する次の事項を理解し使うこと。
㋐ いろいろな筆記具を用いて,書くことに親しむこと。
㋑ 写し書きやなぞり書きなどにより,筆記具の正しい持ち方や書くときの正しい姿勢など,書写の基本を身に付けること。
(エ) 読み聞かせに親しんだり,文字を拾い読みしたりして,いろいろな絵本や図鑑などに興味をもつこと。
〔思考力,判断力,表現力等〕
A 聞くこと・話すこと 聞くこと・話すことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 身近な人の話に慣れ,簡単な事柄と語句などを結び付けたり,語句などから事柄を思い浮かべたりすること。
イ 簡単な指示や説明を聞き,その指示等に応じた行動をすること。
ウ 体験したことなどについて,伝えたいことを考えること。
エ 挨拶をしたり,簡単な台詞などを表現したりすること。
B 書くこと 書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 経験したことのうち身近なことについて,写真などを手掛かりにして,伝えたいことを思い浮かべたり,選んだりすること。
イ 自分の名前や物の名前を文字で表すことができることを知り,簡単な平仮名をなぞったり,書いたりすること。
C 読むこと 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 教師と一緒に絵本などを見て,登場するものや動作などを思い浮かべること。
イ 教師と一緒に絵本などを見て,時間の経過などの大体を捉えること。
ウ 日常生活でよく使われている表示などの特徴に気付き,読もうとしたり, 表された意味に応じた行動をしたりすること。
エ 絵本などを見て,好きな場面を伝えたり,言葉などを模倣したりすること。
○3段階
(1) 目標
ア 日常生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに,我が国の言語文化に触れ,親しむことができるようにする。
イ 出来事の順序を思い出す力や感じたり想像したりする力を養い,日常生活における人との関わりの中で伝え合う力を身に付け,思い付いたり考えたりすることができるようにする。
ウ 言葉がもつよさを感じるとともに,図書に親しみ,思いや考えを伝えたり受け止めたりしようとする態度を養う。
(2) 内容
〔知識及び技能〕
ア 言葉の特徴や使い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な人との会話や読み聞かせを通して,言葉には物事の内容を表す働きがあることに気付くこと。
(イ) 姿勢や口形に気を付けて話すこと。
(ウ) 日常生活でよく使う促音,長音などが含まれた語句,平仮名,片仮名,漢字の正しい読み方を知ること。
(エ) 言葉には,意味による語句のまとまりがあることに気付くこと。
(オ) 文の中における主語と述語との関係や助詞の使い方により,意味が変わることを知ること。
(カ) 正しい姿勢で音読すること。
イ 話や文章の中に含まれている情報の扱い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 物事の始めと終わりなど,情報と情報との関係について理解すること。
(イ) 図書を用いた調べ方を理解し使うこと。
ウ 我が国の言語文化に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 昔話や神話・伝承などの読み聞かせを聞き,言葉の響きやリズムに親しむこと。
(イ) 出来事や経験したことを伝え合う体験を通して,いろいろな語句や文の表現に触れること。
(ウ) 書くことに関する次の事項を理解し使うこと。
㋐ 目的に合った筆記具を選び,書くこと。
㋑ 姿勢や筆記具の持ち方を正しくし,平仮名や片仮名の文字の形に注意しながら丁寧に書くこと。
(エ) 読み聞かせなどに親しみ,いろいろな絵本や図鑑があることを知ること。
〔思考力,判断力,表現力等〕
A 聞くこと・話すこと 聞くこと・話すことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 絵本の読み聞かせなどを通して,出来事など話の大体を聞き取ること。
イ 経験したことを思い浮かべ,伝えたいことを考えること。
ウ 見聞きしたことなどのあらましや自分の気持ちなどについて思い付いたり,考えたりすること。
エ 挨拶や電話の受け答えなど,決まった言い方を使うこと。
オ 相手に伝わるよう,発音や声の大きさに気を付けること。
カ 相手の話に関心をもち,自分の思いや考えを相手に伝えたり,相手の思いや考えを受け止めたりすること。
B 書くこと 書くことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 身近で見聞きしたり,経験したりしたことについて書きたいことを見付け, その題材に必要な事柄を集めること。
イ 見聞きしたり,経験したりしたことから,伝えたい事柄の順序を考えること。
ウ 見聞きしたり,経験したりしたことについて,簡単な語句や短い文を書くこと。
エ 書いた語句や文を読み,間違いを正すこと。
オ 文などに対して感じたことを伝えること。
C 読むこと 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 絵本や易しい読み物などを読み,挿絵と結び付けて登場人物の行動や場面の様子などを想像すること。
イ 絵本や易しい読み物などを読み,時間的な順序など内容の大体を捉えること。
ウ 日常生活で必要な語句や文,看板などを読み,必要な物を選んだり行動したりすること。
エ 登場人物になったつもりで,音読したり演じたりすること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,児童の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,言葉の特徴や使い方などを身に付け自分の思いや考えを深める学習の充実を図ること。
イ 2の各段階の内容の〔知識及び技能〕に示す事項については,〔思考力, 判断力,表現力等〕に示す事項の指導を通して指導することを基本とすること。
ウ 2の各段階の内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「A聞くこと・話すこと」に関する指導に配当する授業時数は,児童の言語発達の状態を考慮し,適切に定めること。また,音声言語のための教材を積極的に活用するなどして,指導の効果を高めるよう工夫すること。
エ 2の各段階の内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「B書くこと」に関する指導に配当する授業時数は,児童の運動の能力や手先の器用さなどを考慮し,適切に定めること。また,書き表す内容や方法については,個に応じて適切に選択すること。
オ 2の各段階の内容の〔思考力,判断力,表現力等〕の「C読むこと」に関する指導に配当する授業時数は,児童の言語発達の状態を考慮し,適切に定めること。また,身近な題材を中心に段階的に様々な題材や文章に触れる機会を設けること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 2の各段階の内容のうち,文字に関する事項については,次のとおり取り扱うこと。
(ア) 平仮名及び片仮名を読み,書くとともに,片仮名で書く語の種類を知り,文や文章の中で使うことができるよう指導を工夫すること。
(イ) 日常生活や他教科等で必要な漢字を読み,文や文章の中で使うなど, 適切に指導内容を設定し,指導すること。
(ウ) 平仮名,片仮名の読み書きが身に付き,字形を取ることができるなどの児童の学習状況に応じて,ローマ字を取り扱うこともできること。
イ 2の内容の指導に当たっては,学校図書館などを目的をもって計画的に利用し,児童が図書に親しむことができるよう配慮すること。
ウ 教材については,次の事項に留意すること。
(ア) 児童の障害の状態や特性及び心身の発達の段階等に応じ,興味・関心のある題材や生活に関連する身近な題材を中心に扱いながら,徐々に様々な種類や形式の文,文章に触れる機会を設けること。その際,児童が自分の考えや気持ちを伝える活動を重視すること。
(イ) 読み物教材は,場面の切り替えや筋の移り変わりが捉えやすい題材を選ぶようにすること。