(3) 生物と環境

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1000252
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(3) 生物と環境
The target Course of Study item
(3) 生物と環境 生物と環境について,動物や植物の生活を観察したり資料を活用したりする中で,生物と環境との関わりに着目して,それらを多面的に調べる活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
Child
 生物と環境について,動物や植物の生活を観察したり資料を活用したりする中で,生物と環境との関わりに着目して,それらを多面的に調べる活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のことを理解するとともに,観察,実験などに関する技能を身に付けること。
 (ア) 生物は,水及び空気を通して周囲の環境と関わって生きていること。
 (イ) 生物の間には,食う食われるという関係があること。
 (ウ) 人は,環境と関わり,工夫して生活していること。
イ 生物と環境について追究する中で,生物と環境との関わりについて,より妥当な考えをつくりだし,表現すること。
(内容の取扱い)
(4) 内容の「B生命・地球」の(3) については,次のとおり取り扱うものとする。
ア アの(ア) については,水が循環していることにも触れること。
イ アの(イ) については,水中の小さな生物を観察し,それらが魚などの食べ物になっていることに触れること。
 本内容は,第4学年「B (2) 季節と生物」の学習を踏まえて,「生命」についての基本的な概念等を柱とした内容のうちの「生物と環境の関わり」に関わるものであり,中学校第2分野「(7) ア(ア) 生物と環境」の学習につながるものである。
 ここでは,児童が,生物と水,空気及び食べ物との関わりに着目して,それらを多面的に調べる活動を通して,生物と持続可能な環境との関わりについて理解を図り,観察,実験などに関する技能を身に付けるとともに,主により妥当な考えをつくりだす力や生命を尊重する態度,主体的に問題解決しようとする...
 (ア) 動物は,水及び空気がないと生きていくことができないことや,植物は水が不足すると枯れてしまうことなどから,生物と水及び空気との関わりに着目して,それらを多面的に調べる。これらの活動を通して,生物と周囲の環境との関わりについて,より妥当な考えをつくりだし,表現するとともに,生...
 (イ) 様々な動物の食べ物に着目して,生物同士の関わりを多面的に調べる。これらの活動を通して,生物同士の関わりについて,より妥当な考えをつくりだし,表現するとともに,植物を食べている動物がいることや,その動物も他の動物に食べられることがあること,生物には食う食われるという関係があ...
 (ウ) 人の生活について,環境との関わり方の工夫に着目して,持続可能な環境との関わり方を多面的に調べる。これらの活動を通して,人と環境との関わりについて,より妥当な考えをつくりだし,表現するとともに,人は,環境と関わり,工夫して生活していることを捉えるようにする。その際,人の生活...
 ここで扱う対象としては,(ア) については,例えば,植物が酸素を出しているかを調べるために,気体検知管や気体センサーなどを活用して,酸素や二酸化炭素の検出を行うことが考えられる。また,地球上の水や空気の存在を想起するなど,生物と環境との関わりについて考察することが考えられる。(イ...
 ここでの指導に当たっては,観察,実験が行いにくい活動については,児童の理解の充実を図るために,映像や模型,図書などの資料を活用することが考えられる。(ア) については,水の循環や酸素,二酸化炭素の出入りを図で表現するなど,生物と環境との関わりについて考えたり,説明したりする活動の...
Commentary Page
https://www.mext.go.jp/content/20211020-mxt_kyoiku02-100002607_05.pdf#page=92
Section Title
(3) 生物と環境
Abbreviated title
(3)
Listing order of the item
1000252
Type
Item of Commentary on the Course of Study

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Referred to as 'Child' from:
B 生命・地球