Job and Home Economics

https://w3id.org/jp-cos/LowerSecondaryDeptSNES-Intellectual/2017/職業・家庭

Details

Course Of Study Revision
Elementary and Lower Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2017-04 Notification
Listing order of the course of study
19
Disability Category
Intellectual Disability
Type of School
Lower Secondary Department of Special Needs Education School
Name
Job and Home Economics
しょくぎょう・かてい
職業・家庭
3th Digit Code of Course of Study Item
D
Fcode Correspond to 3th Digit Code of Course of Study Item
UD
Code of Subject Area
8AD
Fcode of Subject Area
A8UAUD
has a subject
Home Economics
Job Field
Type
Subject Area

Referred resources

Referred to as 'Related' from:
Job and Home Economics
Referred to as 'has a subject area' from:
Elementary and Lower Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2017-04 Notification
Referred to as 'Subject Area' from:
〔職業・家庭〕
1 目標 生活の営みに係る見方・考え方や職業の見方・考え方を働かせ,生活や職業に関する実践的・体験的な学習活動を通して,よりよい生活の実現に向けて工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 生活や職業に対する関心を高め,将来の家庭生活や職業生活に係る基礎的な知識や技能を身に付けるようにする。
(2) 将来の家庭生活や職業生活に必要な事柄を見いだして課題を設定し,解決策を考え,実践を評価・改善し,自分の考えを表現するなどして,課題を解決する力を養う。
(3) よりよい家庭生活や将来の職業生活の実現に向けて,生活を工夫し考えようとする実践的な態度を養う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
職業分野 職業に係る見方・考え方を働かせ,作業や実習に関する実践的・体験的な学習活動を通して,よりよい生活の実現に向けて工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
ア 職業について関心をもち,将来の職業生活に係る基礎的な知識や技能を身に付けるようにする。
イ 将来の職業生活に必要な事柄について触れ,課題や解決策に気付き,実践し,学習したことを伝えるなど,課題を解決する力の基礎を養う。
ウ 将来の職業生活の実現に向けて,生活を工夫しようとする態度を養う。
家庭分野 生活の営みに係る見方・考え方を働かせ,衣食住などに関する実践的・体験的な学習活動を通して,よりよい生活の実現に向けて工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
ア 家庭の中の自分の役割に気付き,生活の自立に必要な家族・家庭,衣食住,消費や環境等についての基礎的な理解を図るとともに,それらに係る技能を身に付けるようにする。
イ 家庭生活に必要な事柄について触れ,課題や解決策に気付き,実践し, 学習したことを伝えるなど,日常生活において課題を解決する力の基礎を養う。
ウ 家族や地域の人々とのやりとりを通して,よりよい生活の実現に向けて, 生活を工夫しようとする態度を養う。
(2) 内容
職業分野
A 職業生活
ア 働くことの意義 働くことに関心をもち,作業や実習等に関わる学習活動を通して, 次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 働くことの目的などを知ること。
(イ) 意欲や見通しをもって取り組み,自分の役割について気付くこと。
(ウ) 作業や実習等で達成感を得ること。
イ 職業 職業に関わる事柄について,考えたり,体験したりする学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 職業に関わる知識や技能について,次のとおりとする。
㋐ 職業生活に必要な知識や技能について知ること。
㋑ 職業生活を支える社会の仕組み等があることを知ること。
㋒ 材料や育成する生物等の扱い方及び生産や生育活動等に関わる基礎的な技術について知ること。
㋓ 作業課題が分かり,使用する道具等の扱い方に慣れること。
㋔ 作業の持続性や巧緻性などを身に付けること。
(イ) 職業生活に必要な思考力,判断力,表現力等について,次のとおりとする。
㋐ 職業に関わる事柄と作業や実習で取り組む内容との関連について気付くこと。
㋑ 作業に当たり安全や衛生について気付き,工夫すること。
㋒ 職業生活に必要な健康管理について気付くこと。
B 情報機器の活用 職業生活で使われるコンピュータ等の情報機器に触れることなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア コンピュータ等の情報機器の初歩的な操作の仕方を知ること。
イ コンピュータ等の情報機器に触れ,体験したことなどを他者に伝えること。
C 産業現場等における実習 実際的な学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 職業や進路に関わることについて関心をもったり,調べたりすること。
イ 職業や職業生活,進路に関わることについて,気付き,他者に伝えること。
家庭分野
A 家族・家庭生活
ア 自分の成長と家族 自分の成長に気付くことや家族のことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分の成長を振り返りながら,家庭生活の大切さを知ること。
(イ) 家族とのやりとりを通して,家族を大切にする気持ちを育み,よりよい関わり方について気付き,それらを他者に伝えること。
イ 家庭生活と役割 家庭の中での役割などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 家庭における役割や地域との関わりについて関心をもち,知ること。
(イ) 家庭生活に必要なことや自分の果たす役割に気付き,それらを他者に伝えること。
ウ 家庭生活における余暇 家庭における余暇の過ごし方などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 健康や様々な余暇の過ごし方について知り,実践しようとすること。
(イ) 望ましい生活環境や健康及び様々な余暇の過ごし方について気付き,工夫すること。
エ 幼児の生活と家族 幼児と接することなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 幼児の特徴や過ごし方について知ること。
(イ) 幼児への適切な関わり方について気付き,それらを他者に伝えること。
B 衣食住の生活
ア 食事の役割 食事の仕方や食事の大切さに気付くことなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 健康な生活と食事の役割について知ること。
(イ) 適切な量の食事を楽しくとることの大切さに気付き,それらを他者に伝えること。
イ 調理の基礎 必要な材料を使って食事の準備をすることなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 簡単な調理の仕方や手順について知り,できるようにすること。
(イ) 簡単な調理計画について考えること。
ウ 衣服の着用と手入れ 衣服の着方や手入れの仕方などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 場面に応じた日常着の着方や手入れの仕方などについて知り,実践しようとすること。
(イ) 日常着の着方や手入れの仕方に気付き,工夫すること。
エ 快適な住まい方 持ち物の整理や住まいの清掃などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 住まいの主な働きや,整理・整頓や清掃の仕方について知り,実践しようとすること。
(イ) 季節の変化に合わせた住まい方,整理・整頓や清掃の仕方に気付き,工夫すること。
C 消費生活・環境
ア 身近な消費生活 買物の仕組みや必要な物の選び方などに関わる学習活動を通して, 次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 生活に必要な物の選び方,買い方,計画的な使い方などについて知り,実践しようとすること。
(イ) 生活に必要な物を選んだり,物を大切に使おうとしたりすること。
イ 環境に配慮した生活 身近な生活の中で環境に配慮することに関わる学習活動を通して, 次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な生活の中で,環境に配慮した物の使い方などについて知り, 実践しようとすること。
(イ) 身近な生活の中で,環境に配慮した物の使い方などについて考え, 工夫すること。
〇2段階
(1) 目標
職業分野 職業に係る見方・考え方を働かせ,作業や実習に関する実践的・体験的な学習活動を通して,よりよい生活の実現に向けて工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
ア 働くことに対する関心を高め,将来の職業生活に係る基礎的な知識や技能を身に付けるようにする。
イ 将来の職業生活に必要な事柄を見いだして課題を設定し,解決策を考え, 実践し,学習したことを振り返り,考えたことを表現するなど,課題を解決する力を養う。
ウ 将来の職業生活の実現に向けて,生活を工夫し考えようとする実践的な態度を養う。
家庭分野 生活の営みに係る見方・考え方を働かせ,衣食住などに関する実践的・体験的な学習活動を通して,よりよい生活の実現に向けて工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
ア 家族や自分の役割について理解し,生活の自立に必要な家族・家庭,衣食住,消費や環境等についての基礎的な理解を図るとともに,それらに係る技能を身に付けるようにする。
イ 家庭生活に必要な事柄について考え,課題を設定し,解決策を考え,実践し,学習したことを振り返り,考えたことを表現するなど,日常生活において課題を解決する力を養う。
ウ 家族や地域の人々とのやりとりを通して,よりよい生活の実現に向けて, 生活を工夫し考えようとする実践的な態度を養う。
(2) 内容
職業分野
A 職業生活
ア 働くことの意義 働くことに対する意欲や関心を高め,他者と協力して取り組む作業や実習等に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 働くことの目的などを理解すること。
(イ) 意欲や見通しをもって取り組み,自分と他者との関係や役割について考えること。
(ウ) 作業や実習等に達成感を得て,進んで取り組むこと。
イ 職 業 職業に関わる事柄について,考えを深めたり,体験したりする学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 職業に関わる知識や技能について,次のとおりとする。
㋐ 職業生活に必要な知識や技能を理解すること。
㋑ 職業生活を支える社会の仕組み等があることを理解すること。
㋒ 材料や育成する生物等の特性や扱い方及び生産や生育活動等に関わる基礎的な技術について理解すること。
㋓ 作業課題が分かり,使用する道具や機械等の扱い方を理解すること。
㋔ 作業の確実性や持続性,巧緻性等を身に付けること。
(イ) 職業生活に必要な思考力,判断力,表現力等について,次のとおりとする。
㋐ 職業に関わる事柄と作業や実習で取り組む内容との関連について,考えて,発表すること。
㋑ 作業上の安全や衛生及び作業の効率について考えて,工夫すること。
㋒ 職業生活に必要な健康管理について考えること。
B 情報機器の活用 職業生活や社会生活で使われるコンピュータ等の情報機器を扱うことに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア コンピュータ等の情報機器の基礎的な操作の仕方を知り,扱いに慣れること。
イ コンピュータ等の情報機器を扱い,体験したことや自分の考えを表現すること。
C 産業現場等における実習 実際的な学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 職業や進路に関わることについて調べて,理解すること。
イ 職業や職業生活,進路に関わることと自己の成長などについて考えて,発表すること。
家庭分野
A 家族・家庭生活
ア 自分の成長と家族 自分の成長と家族や家庭生活などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分の成長を振り返り,家庭生活の大切さを理解すること。
(イ) 家族とのやりとりを通して,家族を大切にする気持ちを育み,よりよい関わり方について考え,表現すること。
イ 家庭生活と役割 家庭生活での役割などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 家庭における役割や地域との関わりについて調べて,理解すること。
(イ) 家庭生活に必要なことに関して,家族の一員として,自分の果たす役割を考え,表現すること。
ウ 家庭生活における余暇 家庭生活における健康や余暇に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 健康管理や余暇の過ごし方について理解し,実践すること。
(イ) 望ましい生活環境や健康管理及び自分に合った余暇の過ごし方について考え,表現すること。
エ 家族や地域の人々との関わり 家族との触れ合いや地域の人々と接することなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 地域生活や地域の活動について調べて,理解すること。
(イ) 家族との触れ合いや地域生活に関心をもち,家族や地域の人々と地域活動への関わりについて気付き,表現すること。
B 衣食住の生活
ア 食事の役割 楽しく食事をするための工夫などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 健康な生活と食事の役割や日常の食事の大切さを理解すること。
(イ) 日常の食事の大切さや規則正しい食事の必要性を考え,表現すること。
イ 栄養を考えた食事 バランスのとれた食事について考えることに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身体に必要な栄養について関心をもち,理解し,実践すること。
(イ) バランスのとれた食事について気付き,献立などを工夫すること。
ウ 調理の基礎 食事の準備や調理の仕方などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 調理に必要な材料の分量や手順などについて理解し,適切にできること。
(イ) 調理計画に沿って,調理の手順や仕方を工夫すること。
エ 衣服の着用と手入れ 衣服の手入れや洗濯の仕方などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常着の使い分けや手入れの仕方などについて理解し,実践すること。
(イ) 日常着の快適な着方や手入れの仕方を考え,工夫すること。
オ 快適で安全な住まい方 住まいの整理・整頓や清掃などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 快適な住まい方や,安全について理解し,実践すること。
(イ) 季節の変化に合わせた快適な住まい方に気付き,工夫すること。
C 消費生活・環境
ア 身近な消費生活 身近な消費生活について考えることなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 生活に必要な物の選択や扱い方について理解し,実践すること。
(イ) 生活に必要な物について考えて選ぶことや,物を大切に使う工夫をすること。
イ 環境に配慮した生活 自分の生活と環境との関連などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身近な生活の中での環境との関わりや環境に配慮した物の使い方などについて理解し,実践すること。
(イ) 身近な生活の中で,環境との関わりや環境に配慮した生活について考えて,物の使い方などを工夫すること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 題材など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,作業や実習など体験的な活動と知識とを相互に関連付けてより深く理解できるようにすること。
イ 職業分野及び家庭分野に示された各段階の目標・内容については,分野相互の関連を図り,総合的に展開されるよう適切に計画すること。その際, 小学部の生活科をはじめとする各教科等とのつながりや,中学部における他教科等との関連を重視することや高等部における職業科,家庭科,情報科等の学習...
ウ 生徒一人一人のキャリア発達を促していくことを踏まえ,発達の段階に応じて望ましい勤労観や職業観を身に付け,自らの生き方を考えて進路を主体的に選択することができるよう,将来の生き方等についても扱うなど, 組織的かつ計画的に指導を行うこと。
エ 地域や産業界との連携を図り,実際的な学習活動や就業体験,実習等を計画的に取り入れること。産業現場等における実習については,校内での作業や就業体験等と関連させ,段階的・系統的に指導するよう配慮すること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 実習の指導に当たっては,施設・設備の安全・衛生管理に配慮し,学習環境を整備するとともに,火気,用具,材料などの取扱いと事故防止の指導を徹底するものとする。その際,適切な服装や防護眼鏡・防塵マスクの着用等による安全の確保に努めること。
イ 職業分野 職業分野の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
(ア) 基礎的な知識及び技能を習得し,その理解を深めることで概念が育まれるとともに,仕事の楽しさや完成の喜びを体得できるよう,実践的・体験的な学習活動を充実すること。
(イ) 生徒が習得した知識や技能を生活に活用できるよう,問題解決的な学習を充実するとともに,家庭や地域との連携を図ること。
(ウ) 職業生活や家庭生活に必要な生きて働く知識や技能及び態度の形成に重点を置いた指導が行われるように配慮すること。
(エ) 職業生活における余暇については,家庭生活における余暇と関連させて指導すること。
(オ) 「B情報機器の活用」については,家庭生活における情報機器の取扱いについても留意して指導すること。
ウ 家庭分野 家庭分野の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
(ア) 食に関する指導では,職業・家庭科の特質に応じて,食育の充実に資すること。
(イ) 幼児と関わるなどの校外での学習について,事故の防止策及び事故発生時の対応策等を綿密に計画するとともに,相手に対する配慮にも十分留意するものとする。
(ウ) 調理に用いる食品については,安全・衛生に留意すること。また,食物アレルギーについても配慮すること。