Home Economics

https://w3id.org/jp-cos/UpperSecondaryDeptSNES-Intellectual/2019/家庭

Details

Course Of Study Revision
Upper Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2019-02 Notification
Listing order of the course of study
23
Disability Category
Intellectual Disability
Type of School
Upper Secondary Department of Special Needs Education School
Name
Home Economics
かてい
家庭
Source for the English name
Name for the source
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
Reference to a curriculum guideline
Elementary School Curriculum Guideline 2008-03 Notification
Elementary School Curriculum Guideline 2008-03 Notification
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http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1261037.htm
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Type
Referrence for English name
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3th Digit Code of Course of Study Item
F
Fcode Correspond to 3th Digit Code of Course of Study Item
UF
Code of Subject Area
8GF
Fcode of Subject Area
A8UGUF
Type
Subject Area

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Referred to as 'Related' from:
Home Economics
Referred to as 'has a subject area' from:
Upper Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2019-02 Notification
Referred to as 'Subject Area' from:
〔家庭〕
1 目標 生活の営みに係る見方・考え方を働かせ,衣食住などに関する実践的・体験的な学習活動を通して,よりよい生活の実現に向けて工夫する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 家族・家庭の機能について理解を深め,生活の自立に必要な家族・家庭, 衣食住,消費や環境等についての基礎的な理解を図るとともに,それらに係る技能を身に付けるようにする。
(2) 家庭や地域における生活の中から問題を見いだして課題を設定し,解決策を考え,実践を評価・改善し,考えたことを表現するなど,課題を解決する力を養う。
(3) 家族や地域の人々との関わりを考え,家族の一員として,よりよい生活の実現に向けて,生活を工夫し考えようとする実践的な態度を養う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
ア 家族・家庭の機能について理解し,生活の自立に必要な家族・家庭,衣食住,消費や環境等についての基礎的な理解を図るとともに,それらに係る技能を身に付けるようにする。
イ 家庭や地域における生活の中から問題を見いだして課題を設定し,解決策を考え,実践を評価・改善し,考えたことを表現するなど,課題を解決する力を養う。
ウ 家族や地域の人々との関わりを通して,よりよい生活の実現に向けて, 生活を工夫し考えようとする実践的な態度を養う。
(2) 内容
A 家族・家庭生活
ア 自分の成長と家族 自分の成長と家族や家庭生活などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分の成長と家族や家庭生活との関わりが分かり,家庭生活が家族の協力によって営まれていることに気付くこと。
(イ) 家族とのよりよい関わり方について考え,表現すること。
イ 家庭生活での役割と地域との関わり 家族との触れ合いや地域の人々と接することなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 家庭生活において,地域の人々との協力が大切であることに気付くこと。
(イ) 家族と地域の人々とのよりよい関わり方について考え,表現すること。
ウ 家庭生活における健康管理と余暇 家庭生活における健康管理や余暇に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 健康管理や余暇の有効な過ごし方について理解し,実践すること。
(イ) 健康管理や余暇の有効な過ごし方について考え,表現すること。
エ 乳幼児や高齢者などの生活 乳幼児や高齢者と接することなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 乳幼児や高齢者などの生活の特徴,乳幼児や高齢者などとの関わり方について気付くこと。
(イ) 乳幼児や高齢者などとのよりよい関わり方について考え,表現すること。
B 衣食住の生活
ア 食事の役割 食事の役割に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 生活の中で食事が果たす役割について理解すること。
(イ) 健康によい食習慣について考え,工夫すること。
イ 日常食の調理 日常食の調理に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活と関連付け,用途に応じた食品の選択,食品や調理用具等の安全と衛生に留意した管理,材料に適した加熱調理の仕方について知り,基礎的な日常食の調理ができること。
(イ) 基礎的な日常食の調理について,食品の選択や調理の仕方,調理計画を考え,表現すること。
ウ 衣服の選択 衣服の選択に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 衣服と社会生活との関わりが分かり,目的に応じた着用,個性を生かす着用及び衣服の適切な選択について理解すること。
(イ) 衣服の選択について考え,工夫すること。
エ 布を用いた製作 布を用いた製作に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 目的に応じた縫い方及び用具の安全な取扱いについて理解し,適切にできること。
(イ) 目的に応じた縫い方について考え,工夫すること。
オ 住居の基本的な機能と快適で安全な住まい方 住居の基本的な機能や快適で安全な住まい方に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 家族の生活と住空間との関わりや住居の基本的な機能について知ること。
(イ) 家族の安全や快適さを考えた住空間について考え,表現すること。
C 消費生活・環境
ア 消費生活 消費生活に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 購入方法や支払方法の特徴が分かり,計画的な金銭管理の必要性に気付くこと。
㋑ 売買契約の仕組み,消費者被害の背景とその対応について理解し, 物資・サービスの選択に必要な情報の収集・整理ができること。
(イ) 物資・サービスの選択に必要な情報を活用して購入について考え, 表現すること。
イ 消費者の基本的な権利と責任 消費者の基本的な権利と責任に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 消費者の基本的な権利と責任,自分や家族の消費生活が環境や社会に及ぼす影響について気付くこと。
(イ) 身近な消費生活について,自立した消費者として責任ある消費行動を考え,表現すること。
○2段階
(1) 目標
ア 家族・家庭の機能について理解を深め,生活の自立に必要な家族・家庭, 衣食住,消費や環境等についての基礎的な理解を図るとともに,それらに係る技能を身に付けるようにする。
イ 家庭や地域における生活の中から問題を見いだして課題を設定し,解決策を考え,実践を評価・改善し,考えたことを表現するなど,課題を解決する力を養う。
ウ 家族や地域の人々との関わりを通して,よりよい生活の実現に向けて, 生活を工夫し考えようとする実践的な態度を養う。
(2) 内容
A 家族・家庭生活
ア 自分の成長と家族 自分の成長と家族や家庭生活などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分の成長と家族や家庭生活の関わりが分かり,家庭生活が家族の協力によって営まれていることを理解すること。
(イ) 家族とのよりよい関わり方について考え,工夫すること。
イ 家庭生活での役割と地域との関わり 家族や地域の人々などに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 家庭生活において,地域の人々との協力が大切であることを理解すること。
(イ) 家庭と地域の人々とのよりよい関わり方について考え,工夫すること。
ウ 家庭生活における健康管理と余暇 家庭生活における健康管理や余暇に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 健康管理や余暇の有効な過ごし方について理解を深め,実践すること。
(イ) 健康管理や余暇の有効な過ごし方について考え,工夫すること。
エ 乳幼児や高齢者などの生活 乳幼児や高齢者と接することなどに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 乳幼児や高齢者などの生活の特徴が分かり,乳幼児や高齢者などとの関わり方について理解すること。
(イ) 乳幼児や高齢者などとのよりよい関わり方について考え,工夫すること。
B 衣食住の生活
ア 必要な栄養を満たす食事 自分に必要な栄養を満たす食事に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 自分に必要な栄養素の種類と働きが分かり,食品の栄養的な特質について理解すること。
(イ) 一日分の献立について考え,工夫すること。
イ 日常食の調理 日常食の調理に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 日常生活と関連付け,用途に応じた食品の選択,食品や調理用具等の安全と衛生に留意した管理,材料に適した加熱調理の仕方について理解し,基礎的な日常食の調理が適切にできること。
(イ) 基礎的な日常食の調理について,食品の選択や調理の仕方,調理計画を考え,工夫すること。
ウ 衣服の手入れ 衣服の手入れに関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 衣服の材料や状態に応じた日常着の手入れについて理解し,適切にできること。
(イ) 衣服の材料や状態に応じた日常着の手入れについて考え,工夫すること。
エ 布を用いた製作 布を用いた製作に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 製作に必要な材料や手順が分かり,製作計画について理解すること。
(イ) 布を用いた簡単な物の製作計画を考え,製作を工夫すること。
オ 住居の基本的な機能と快適で安全な住まい方 住居の基本的な機能や快適で安全な住まい方に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 家族の生活と住空間との関わりが分かり,住居の基本的な機能について理解すること。
(イ) 家族の安全や快適さを考えた住空間の整え方について考え,工夫すること。
C 消費生活・環境
ア 消費生活 消費生活に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 次のような知識及び技能を身に付けること。
㋐ 購入方法や支払方法の特徴が分かり,計画的な金銭管理の必要性について理解すること。
㋑ 売買契約の仕組み,消費者被害の背景とその対応について理解し, 物資・サービスの選択に必要な情報の収集・整理が適切にできること。
(イ) 物資・サービスの選択に必要な情報を活用して購入について考え, 工夫すること。
イ 消費者の基本的な権利と責任 消費者の基本的な権利と責任に関わる学習活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 消費者の基本的な権利と責任,自分や家族の消費生活が環境や社会に及ぼす影響について理解すること。
(イ) 身近な消費生活について,自立した消費者として責任ある消費行動を考え,工夫すること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 題材など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,生活の営みに係る見方・考え方を働かせ,体験的な活動と知識とを相互に関連付けてより深く理解するとともに,生活の中から問題を見いだして解決...
イ 各段階における目標・内容については,3学年間を見通した全体的な指導計画に基づき,生徒の学習状況を踏まえながら系統的に指導ができるようにすること。その際,中学部の職業・家庭科をはじめとする各教科等とのつながりを重視すること。また,各項目及び各項目に示す事項については,相互に有機的...
ウ 「B衣食住の生活」の2段階の「ア必要な栄養を満たす食事」及び「ウ衣服の手入れ」については,それぞれ1段階の「ア食事の役割」及び「ウ衣服の選択」の内容を十分に踏まえるとともに,各段階に示された事項の関連を図りながら,総合的に指導するよう計画すること。
エ 家庭や地域との連携を図り,校内外での実践的・体験的な学習活動の充実を図り指導の効果を高めること。実践的・体験的な学習活動については, 校内での体験的な学習活動と関連させ,段階的・系統的に指導するよう配慮すること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 指導に当たっては,衣食住などに関する実習等の結果を整理し考察する学習活動や,生活や社会における課題を解決するために言葉や図表,概念などを用いて考えたり,説明したりするなどの学習活動の充実を図ること。
イ 指導に当たっては,コンピュータや情報通信ネットワークを積極的に活用して,実習等における情報の収集・整理や,実践結果の発表などを行うことができるように工夫すること。
ウ 資質・能力の育成を図り,一人一人の個性を生かし伸ばすよう,生徒の興味・関心を踏まえた学習課題の設定,技能の習得状況に応じた指導や教材・教具の工夫など個に応じた指導の充実に努めること。
エ 生徒が,学習した知識及び技能を生活に活用したり,生活や社会の変化に対応したりすることができるよう,生活や社会の中から問題を見いだして課題を設定し解決する学習活動を充実するとともに,家庭や地域社会, 企業などとの連携を図るように配慮すること。
オ 「B衣食住の生活」については,日本の伝統的な生活についても扱い, 生活文化を継承する大切さに気付くことができるよう配慮すること。また,「B衣食住の生活」の各段階の「イ日常食の調理」については,地域の食文化や和食についても取り上げること。
カ 「C消費生活・環境」のア及びイについては,「A家族・家庭生活」又は「B衣食住の生活」の学習との関連を図り,実践的に学習できるようにすること。また,アについては,身近な消費行動と関連を図った物資・サービスや消費者被害を扱うこと。(ア)の㋐については,クレジットなどの三者間契約につ...
(3) 実習などの指導については,次の事項に配慮するものとする。
ア 施設・設備の安全管理に配慮し,学習環境を整備するとともに,火気, 用具,材料などの取扱いに注意して事故防止の指導を徹底し,安全と衛生に十分留意するものとする。その際,服装を整え,衛生に留意して用具の手入れや保管を適切に行うこととする。
イ 食に関する指導については,家庭科の特質に応じて,食育の充実に資するようにすること。
ウ 乳幼児や高齢者などと関わるなど校外での学習について,事故の防止策及び事故発生時の対応策等を綿密に計画するとともに,相手に対する配慮にも十分留意すること。
エ 調理に用いる食品については,安全・衛生に留意すること。また,食物アレルギーについても配慮すること。