Music

https://w3id.org/jp-cos/LowerSecondaryDeptSNES-Intellectual/2017/音楽

Details

Course Of Study Revision
Elementary and Lower Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2017-04 Notification
Listing order of the course of study
16
Disability Category
Intellectual Disability
Type of School
Lower Secondary Department of Special Needs Education School
Name
Music
おんがく
音楽
Source for the English name
Name for the source
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
Elementary School Curriculum Guideline English Version (Tentative Translation) (2008-03)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
小学校学習指導要領英訳版(仮訳)(平成20年3月)
Reference to a curriculum guideline
Elementary School Curriculum Guideline 2008-03 Notification
Elementary School Curriculum Guideline 2008-03 Notification
Related links
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1261037.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/eiyaku/1261037.htm
Type
Referrence for English name
Referrence for English name
3th Digit Code of Course of Study Item
8
Fcode Correspond to 3th Digit Code of Course of Study Item
A8
Code of Subject Area
8A8
Fcode of Subject Area
A8UAA8
Type
Subject Area

Referred resources

Referred to as 'Related' from:
Music
Referred to as 'has a subject area' from:
Elementary and Lower Secondary Department of Special Needs Education School Curriculum Guideline 2017-04 Notification
Referred to as 'Subject Area' from:
〔音楽〕
1 目標 表現及び鑑賞の活動を通して,音楽的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の中の音や音楽,音楽文化と豊かに興味や関心をもって関わる資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1) 曲名や曲想と音楽の構造などとの関わりについて理解するとともに,表したい音楽表現をするために必要な技能を身に付けるようにする。
(2) 音楽表現を考えることや,曲や演奏のよさなどを見いだしながら,音や音楽を味わって聴くことができるようにする。
(3) 進んで音や音楽に関わり,協働して音楽活動をする楽しさを感じるとともに,様々な音楽に親しんでいく態度を養い,豊かな情操を培う。
2 各段階の目標及び内容
○1段階
(1) 目標
ア 曲名や曲の雰囲気と音楽の構造などとの関わりについて気付くとともに,音楽表現をするために必要な歌唱,器楽,音楽づくり,身体表現の技能を身に付けるようにする。
イ 音楽表現を考えて表したい思いや意図をもつことや,音や音楽を味わいながら聴くことができるようにする。
ウ 進んで音や音楽に関わり,協働して音楽活動をする楽しさを感じながら, 様々な音楽に触れるとともに,音楽経験を生かして生活を明るく潤いのあるものにしようとする態度を養う。
(2) 内容
A 表現
ア 歌唱の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 歌唱表現についての知識や技能を得たり生かしたりしながら,曲の雰囲気に合いそうな表現を工夫し,歌唱表現に対する思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑について気付くこと。
㋐ 曲名や曲の雰囲気と音楽の構造との関わり
㋑ 曲想と歌詞の表す情景やイメージとの関わり
(ウ) 思いや意図にふさわしい歌い方で歌うために必要な次の㋐から㋒までの技能を身に付けること。
㋐ 範唱を聴いて歌ったり,歌詞を見て歌ったりする技能
㋑ 発声の仕方に気を付けて歌う技能
㋒ 友達の歌声や伴奏を聴いて声を合わせて歌う技能
イ 器楽の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 器楽表現についての知識や技能を得たり生かしたりしながら,曲の雰囲気に合いそうな表現を工夫し,器楽表現に対する思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑について気付くこと。
㋐ 曲の雰囲気と音楽の構造との関わり
㋑ 楽器の音色と全体の響きとの関わり
(ウ) 思いや意図にふさわしい表現をするために必要な次の㋐から㋒までの技能を身に付けること。
㋐ 簡単な楽譜を見てリズムや速度を意識して演奏する技能
㋑ 音色や響きに気を付けて,打楽器や旋律楽器を使って演奏する技能
㋒ 友達の楽器の音や伴奏を聴いて,音を合わせて演奏する技能
ウ 音楽づくりの活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 音楽づくりについての知識や技能を得たり生かしたりしながら,次の㋐及び㋑をできるようにすること。
㋐ 音遊びを通して,どのように音楽をつくるのかについて発想を得ること。
㋑ 音を音楽へと構成することについて思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑について,それらが生み出す面白さなどと関わらせて気付くこと。
㋐ いろいろな音の響きの特徴
㋑ リズム・パターンや短い旋律のつなげ方の特徴
(ウ) 発想を生かした表現,思いや意図に合った表現をするために必要な次の㋐及び㋑の技能を身に付けること。
㋐ 設定した条件に基づいて,音を選択したり組み合わせたりして表現する技能
㋑ 音楽の仕組みを生かして,簡単な音楽をつくる技能
エ 身体表現の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身体表現についての知識や技能を得たり生かしたりしながら,リズムの特徴や曲の雰囲気を感じ取り,体を動かすことについての思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑の関わりについて気付くこと。
㋐ 曲の雰囲気と音楽の構造との関わり
㋑ 曲名や歌詞と体の動きとの関わり
(ウ) 思いや意図にふさわしい動きで表現するために必要な次の㋐から㋒までの技能を身に付けること。
㋐ 示範を見て体を動かしたり,曲の速度やリズム,曲の雰囲気に合わせて身体表現したりする技能
㋑ 音や音楽を聴いて,様々な動きを組み合わせて身体表現をする技能
㋒ 友達と動きを合わせて表現する技能
B 鑑賞
ア 鑑賞の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 鑑賞についての知識を得たり生かしたりしながら,曲や演奏のよさなどを見いだして聴くこと。
(イ) 曲想とリズムや速度,旋律の特徴との関わりについて分かること。
○2段階
(1) 目標
ア 曲名や曲想と音楽の構造などとの関わりについて理解するとともに,表したい音楽表現をするために必要な歌唱,器楽,音楽づくり,身体表現の技能を身に付けるようにする。
イ 音楽表現を考えて表したい思いや意図をもつことや,曲や演奏のよさを見いだしながら,音や音楽を味わって聴くことができるようにする。
ウ 主体的に楽しく音や音楽に関わり,協働して音楽活動をする楽しさを味わいながら,様々な音楽に親しむとともに,音楽経験を生かして生活を明るく潤いのあるものにしようとする態度を養う。
(2) 内容
A 表現
ア 歌唱の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 歌唱表現についての知識や技能を得たり生かしたりしながら,曲の特徴にふさわしい表現を工夫し,歌唱表現に対する思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑について理解すること。
㋐ 曲名や曲想と音楽の構造との関わり
㋑ 曲想と歌詞の表す情景やイメージとの関わり
(ウ) 思いや意図にふさわしい歌い方で歌うために必要な次の㋐から㋒までの技能を身に付けること。
㋐ 歌詞やリズム,音の高さ等を意識して歌う技能
㋑ 呼吸及び発音の仕方に気を付けて歌う技能
㋒ 独唱と,斉唱及び簡単な輪唱などをする技能
イ 器楽の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 器楽表現についての知識や技能を得たり生かしたりしながら,曲想にふさわしい表現を工夫し,器楽表現に対する思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑について理解すること。
㋐ 曲想と音楽の構造との関わり
㋑ 多様な楽器の音色と全体の響きとの関わり
(ウ) 思いや意図にふさわしい表現をするために必要な次の㋐から㋒までの技能を身に付けること。
㋐ 簡単な楽譜を見てリズムや速度,音色などを意識して,演奏する技能
㋑ 打楽器や旋律楽器の基本的な扱いを意識して,音色や響きに気を付けて演奏する技能
㋒ 友達の楽器の音や伴奏を聴いて,リズムや速度を合わせて演奏する技能
ウ 音楽づくりの活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 音楽づくりについての知識や技能を得たり生かしたりしながら,次の㋐及び㋑をできるようにすること。
㋐ 即興的に表現することを通して,音楽づくりの発想を得ること。
㋑ 音を音楽へと構成することについて思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑について,それらが生み出す面白さなどと関わらせて理解すること。
㋐ いろいろな音の響きやその組み合わせの特徴
㋑ リズム・パターンや短い旋律のつなぎ方や重ね方の特徴
(ウ) 発想を生かした表現,思いや意図に合った表現をするために必要な次の㋐及び㋑の技能を身に付けること。
㋐ 設定した条件に基づいて,即興的に音を選択したり組み合わせたりして表現する技能
㋑ 音楽の仕組みを生かして,音楽をつくる技能
エ 身体表現の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 身体表現についての知識や技能を得たり生かしたりしながら,リズムの特徴や曲想を感じ取り,体を動かすことについて思いや意図をもつこと。
(イ) 次の㋐及び㋑の関わりについて理解すること。
㋐ 曲想と音楽の構造との関わり
㋑ 曲名や歌詞と体の動きとの関わり
(ウ) 思いや意図にふさわしい動きで表現するために必要な次の㋐から㋒までの技能を身に付けること。
㋐ 示範を見て表現したり,曲の速度やリズム,曲想に合わせて表現したりする技能
㋑ 音や音楽を聴いて,様々な動きを組み合わせてまとまりのある表現をする技能
㋒ 友達と動きを相談して,合わせて表現する技能
B 鑑賞
ア 鑑賞の活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
(ア) 鑑賞についての知識を得たり生かしたりしながら,曲や演奏のよさなどを見いだし,曲全体を味わって聴くこと。
(イ) 曲想と音楽の構造等との関わりについて理解すること。
〔共通事項〕
(1) 1段階と2段階の「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 音楽を形づくっている要素を聴き取り,それらの働きが生み出すよさや面白さ,美しさを感じ取りながら,聴き取ったことと感じ取ったこととの関わりについて考えること。
イ 音楽を形づくっている要素及びそれらに関わる音符,休符,記号や用語について,音楽における働きと関わらせて理解すること。
3 指導計画の作成と内容の取扱い
(1) 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
ア 題材など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育むべき資質・能力の育成に向けて,生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。その際,音楽的な見方・考え方を働かせ,他者と協働しながら, 音楽表現を生み出したり音楽を聴いてそのよさなどを見いだしたりするなど,思考,判...
イ 2の目標及び内容の「A表現」のアからエまでの指導については,(ア),(イ)及び(ウ)の各事項を,「B鑑賞」のアの指導については,(ア)及び(イ)の各事項を,適切に関連させて指導すること。
ウ 2の目標及び内容の〔共通事項〕は,表現及び鑑賞の学習において共通に必要となる資質・能力であり,「A表現」及び「B鑑賞」の各事項の指導と併せて,十分な指導が行われるよう工夫すること。
エ 2の目標及び内容の「A表現」のアからエまで及び「B鑑賞」のアの指導については,適宜,〔共通事項〕を要として各領域や分野の関連を図るようにすること。
オ 国歌「君が代」は,時期に応じて適切に指導すること。
カ 各段階においては,生徒の発達の段階と生活年齢を考慮すること。
(2) 2の各段階の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
ア 各段階の指導に当たっては,音や音楽との一体感を味わえるようにするため,指導のねらいに即して体を動かす活動を取り入れるようにすること。
イ 各段階の指導に当たっては,音や音楽及び言葉によるコミュニケーションを図る指導を工夫すること。その際,生徒の言語理解や発声・発語の状況等を考慮し,必要に応じてコンピュータや教育機器も効果的に活用すること。
ウ 生徒が学校内及び公共施設などの学校外における音楽活動とのつながりを意識できるような機会をつくるなど,生徒や学校,地域の実態に応じて, 生活や社会の中の音や音楽,音楽文化と主体的に関わっていくことができるよう配慮すること。
エ 合奏や合唱などの活動を通して,和音のもつ表情を感じることができるようにすること。また,長調及び短調の曲においては,Ⅰ,Ⅳ,Ⅴ及び V7などの和音を中心に指導すること。
オ 我が国や郷土の音楽の指導に当たっては,そのよさなどを感じ取って表現したり鑑賞したりできるよう,楽譜や音源等の示し方,伴奏の仕方,曲 に合った歌い方や楽器の演奏の仕方など指導方法について工夫すること。
カ 各段階の「A表現」のアの歌唱の指導に当たっては,次のとおり取り扱うこと。
(ア) 生徒の実態や学習状況及び必要に応じて適宜,移動ド唱法を取り上げるようにすること。
(イ) 成長に伴う声の変化に気付くことができるよう,変声期の生徒に対して適切に配慮すること。
キ 各段階の「A表現」のイの楽器については,次のとおり取り扱うこと。
(ア) 各段階で取り上げる打楽器は,簡単に操作できる楽器,木琴,鉄琴,和楽器,諸外国に伝わる様々な楽器を含めて,生徒の実態や発達の段階を考慮して選択すること。
(イ) 1段階で取り上げる旋律楽器は,既習の楽器を含めて,鍵盤楽器などの中から生徒の実態や発達の段階を考慮して選択すること。
(ウ) 2段階で取り上げる旋律楽器は,既習の楽器を含めて,鍵盤楽器や和楽器,電子楽器などの中から生徒の実態や発達の段階を考慮して選択すること。
(エ) 合奏で扱う楽器については,リズム,旋律,和音などの各声部の演奏ができるよう,楽器の特性を生かして選択すること。
ク 各段階の「A表現」のウの音楽づくりの指導に当たっては,次のとおり取り扱うこと。
(ア) 音遊びや即興的な表現では,リズムや旋律を模倣したり,身近なものから多様な音を探したりして,音楽づくりのための発想を得ることができるよう指導すること。
(イ) どのような音楽を,どのようにしてつくるかなどについて,生徒の実態に応じて具体的な例を示しながら指導すること。
(ウ) つくった音楽については,指導のねらいに即し,必要に応じて記録できるようにすること。記録の仕方については,図や絵によるものなど,柔軟に指導すること。
(エ) 拍のないリズム,我が国の音楽に使われている音階や調性にとらわれない音階などを生徒の実態に応じて取り上げるようにすること。
ケ 各段階の「B鑑賞」の指導に当たっては,気付いたり感じたりしたことを体の動きで表現したり,絵にかいたり,言葉で表現したりできるよう指導を工夫すること。
コ 2の目標及び内容の〔共通事項〕の(1)のアに示す「音楽を形づくっている要素」については,生徒の発達の段階や指導のねらいに応じて,次の(ア)及び(イ)を適切に選択したり関連付けたりして必要に応じて適切に指導すること。
(ア) 音楽を特徴付けている要素
㋐ 音色,リズム,速度,旋律,強弱,音の重なり,和音の響き,音階, 調,拍,フレーズなど
(イ) 音楽の仕組み
㋐ 反復,呼びかけとこたえ,変化,音楽の縦と横との関係など
サ 〔共通事項〕の(1)のイに示す「音符,休符,記号や用語」については, 生徒の実態や学習状況を考慮して取り扱うこと。
シ 歌唱教材は,次に示すものを取り扱うこと。
(ア) 生徒の生活年齢及び発達の段階に応じた,日常の生活に関連した曲。
(イ) 主となる歌唱教材については,各段階とも(ウ)の共通教材を含めて,独唱,斉唱で歌う曲。
(ウ) 共通教材
㋐ 1段階の共通教材は,次に示すものとする。
「うさぎ」 (日本古謡)
「茶つみ」 (文部省唱歌)
「春の小川」 (文部省唱歌)高野辰之作詞 岡野貞一作曲
「ふじ山」 (文部省唱歌)巌谷小波作詞
「さくらさくら」 (日本古謡)
「とんび」 葛原しげる作詞 梁田貞作曲
「まきばの朝」 (文部省唱歌)船橋栄吉作曲
「もみじ」 (文部省唱歌)高野辰之作詞 岡野貞一作曲
㋑ 2段階の共通教材は,次に示すものとする。
「こいのぼり」 (文部省唱歌)
「子もり歌」 (日本古謡)
「スキーの歌」 (文部省唱歌) 林柳波作詞 橋本国彦作曲
「冬げしき」 (文部省唱歌)
「越天楽今様(歌詞は第2節まで)」(日本古謡) 慈鎮和尚作歌
「おぼろ月夜」 (文部省唱歌) 高野辰之作詞 岡野貞一作曲
「ふるさと」 (文部省唱歌) 高野辰之作詞 岡野貞一作曲
「われは海の子(歌詞は第3節まで)」(文部省唱歌)
ス 器楽教材は,次に示すものを取り扱うこと。
(ア) 生徒の生活年齢及び発達の段階に応じた,指導のねらいとの関係において適切であり,身近で親しみのもてるもの。
(イ) 主となる器楽教材については,既習の歌唱教材を含め,主旋律に簡単なリズム伴奏や低音部を加えた曲。
セ 音楽づくり教材は,次に示すものを取り扱うこと。
(ア) 生徒の生活年齢及び発達の段階に応じた指導のねらいとの関係において適切であり,身近で親しみのもてるもの。
ソ 音や音楽の特徴を身体表現するために適した教材は,次に示すものを取り扱うこと。
(ア) 主となる教材については,既習の歌唱教材や器楽教材を含め,音や音楽を聴いて体を動かすことができるものを中心に,生徒の生活年齢及び発達の段階に応じた指導のねらいとの関係において適切であり,親しみのもてるもの。
タ 鑑賞教材は,次に示すものを取り扱うこと。
(ア) 主となる鑑賞教材については,既習の歌唱教材や器楽教材を含め,生徒の生活年齢及び発達の段階に応じた,曲想を感じ取り,情景を思い浮かべやすい,いろいろな種類の曲。
(イ) 音楽を形づくっている要素の働きを感じ取りやすく,曲の雰囲気や音楽の構造に気付きやすい曲。
(ウ) 楽器の音色や人の声の表現の違いなどによる演奏の特徴が聴き取りやすい,いろいろな演奏形態による曲。